バイデン氏の勝利宣言でメキシコペソ円はどうなるのか予想する。

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私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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現状のメキシコペソ円はどんな感じか。

高金利通貨のメキシコペソ円ですが、アメリカ大統領選挙でバイデン氏が勝利宣言を行ったため今後どうなるか気になったので少々調べてみました。使用しているチャートは全てTrading View提供のチャートを使用しています。

メキシコペソ円月足( TradingView提供チャート)

まず、メキシコペソ円の月足ですが他の新興国通貨と同様に安値傾向です。
コロナショック前の1ペソ6円近辺から4.2円まで下げた後、直近5円まで戻してきています。
2008年頃は10円程度あったことからも分かりますが、新興国通貨は高金利ですが長期的に安値方向に動く傾向があるため、新興国通貨買いでエントリーすると、スワップ金利より評価損が増えがちになります。よく長期のスワップ金利を勧めるサイトがありますが、個人的にはお勧めしません。積立や長期での投資には向かない通貨ですね。
大きなイベントがあった際の大きく値が動くタイミングで、動く方向に乗って短期的に売り抜けるのに使うと良いと思います。
メキシコはアメリカの隣国であるため、アメリカ大統領選挙結果はメキシコペソ円に大きな影響を与えると考えています。


アメリカ大統領選の結果を受けてどちらに動くかを考える。

メキシコペソ円日足(TradingView提供チャート)

メキシコペソ円を日足で確認すると、2020年5月の下旬から11月現在まで1ペソ4.6円台から5.0円台のレンジ内で動いています。このレンジを上抜けるかどうかですが、テクニカル的にはMACDはFast線がSlow線を上抜けてきているため、短期的には上昇傾向にあると思います。

メキシコペソ円MACD(TradingView提供チャート)

ですが、1ペソ5.02円まで上昇してきているおりレンジ幅の上限に近く、ボリンジャーバンドの上限にも近く且つ、200日移動平均を上回っている状況であるため、テクニカル的にはメキシコペソ買いの判断は出し辛いところです。

ファンダメンタルズ的にはトランプ大統領はメキシコとの国境に壁を築き、費用はメキシコに負担させるということを公約の1つとしていました。それ以外にも米国製製品を買い、米国民を雇うという保護主義的な政策をとっていましたので、バイデン氏が大統領になればペソに関してはポジティブな影響があると思います。また、バイデン氏は4年間で2兆ドルの大型の公共投資を公約として掲げています。
公共投資を行うことでアメリカだけではなく、隣国のメキシコにも雇用や、資金の流入が発生することが考えられます。そのため、ファンダメンタルズ的にはペソは買いになると思います。


私の結論

ここまで確認した限りは、テクニカル的にはまだ買えない、ファンダメンタルズ的にはこのままバイデン氏が大統領になるのであれば買いになります。
とりあえず直近のレンジ上限の1ペソ5.0円を明確に超えた段階でペソ買い、決済売りは直近の抵抗線の1ペソ5.6円あたりにあるため、その手前あたりの5.5円台で決済するのが短期的な戦略になります。

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