2週間じゃ短いと思っていたらやっぱり緊急事態宣言延長
4月23日の投稿で、緊急事態宣言の再発令でまたリモートワーク(引き籠り生活)が戻ってくるという記事を書いています。その中で2週間と言う短い期間で発令する意味は無いのではないかという趣旨で書きましたが、案の定5月11日の緊急事態宣言の期限前に、緊急事態宣言延長を行うと発表があったようです。
言わんこっちゃないといった感じです。
カレンダーと感染者数の推移で確認してみると良く分かりますが、刻む意味がないことが良く分かります。
ここ3カ月で解除されていたのは3月22日から4月24日の約1カ月間で、それ以外は緊急事態宣言が出っぱなしです。(1月8日から緊急事態宣言発令)
色を変えているのは発出した期間、延長した期間で色を変えています。
緊急事態宣言を出したり引っ込めたりした結果がこれです。
休日は検査数が減るので感染者数が減少しているように見えますが、基本的に右肩上がりの推移です。
株価だったら、買いに行きますね。
1月からずっと出しておけばもうちょっとマシだったと思いますが、緊急事態宣言を解除したり、出したりしたので結果的に全然減りません。
出したり止めたりと何度も行った結果、緊張感が無くなって既に誰も言うことを聞いていない気がします。
今日も列車の運行本数を減らしたけど、逆に混雑したので7日の列車の運行本数は通常の平日ダイヤに戻すというニュースがありました。
誰も自粛してないですね。仕事で外出しましたが人ごみが凄かったです。
緊急事態宣言中ですよね?
緊急事態宣言の延長期間(5月12日以降)は、百貨店など大規模商業施設への休業要請を原則止めて、スポーツなど大規模イベントの制限も一部緩和して、原則無観客から参加人数を上限5千人、定員で50%以内まで認めるそうです。
絞めるならそのまま絞めておいた方が結果的には良いと思うけど。
経済がどうこうとかは感染症の対策と関係無いので、このままだと何時まで経っても現状から好転しない気がします。
オーストラリアとかニュージーランドとかはワクチン接種が進んでないけど、感染者の増加は完全に止まっているので、完全に外出を制限した方が緊張感のない緊急事態宣言続けるより有効だと思います。
ですが、完全に外出を制限することは日本では憲法に国家緊急権が規定されていないので難しいみたいです。
国家緊急権(こっかきんきゅうけん)とは、戦争・災害・疫病など国家の平和・独立・公衆衛生を脅かす緊急事態に際して、平常の統治秩序では対応できない際に、憲法秩序を一時停止し、一部の機関に大幅な権限を与える非常措置をとることによって秩序の回復を図る権限のことをいう。当該権限の根拠となる憲法の条項を緊急事態条項(きんきゅうじたいじょうこう)という。諸外国のロックダウンの法的根拠になっている。
wikipedia「国家緊急権」から引用
国家緊急権を規定するように憲法改正することで、完全に外出を制限するロックダウンが使用可能になりますが、憲法改正するとコロナ以外の碌でもない理由で国家緊急権が使われそうなので、憲法に国家緊急権が無い方が、将来的には幸せな気がします。
増えたといってもまだまだ世界的には感染者数は少ないので、2021年も日本はこんな感じがずっと続くんだろうなと思っています。
コメント
日本人がなぜ緊急事態法をろくでもないものに使うと思うのかよくわからないのだが
世界の人はできて日本人だけできないとなるとそれは差別になるが
dedsさん、コメントありがとうございます。
単純に日本人がと言うよりは政治家が信用できないというだけです。
一度憲法を改正すると早々再変更できない状態になります。
政治家に都合が良ければ改正の発議もないでしょうし、憲法改正後に政治家が何を緊急として国民の権利を制限するかがかなり信用なりません。差別と言うより私の感覚的なものです。