普段の買い物が変わる。
普段日常的に買い物する際に、以下のようなことを考えて買い物する方も多いのではないでしょうか。
商品Aが800円で、商品Bが1000円、商品Cが1500円で、全部買うと3300円で消費税が10%かかるから全部で3630円だな。
こんな感じで、消費税が大体いくらくらいかかるかというのを頭の中で簡単に計算しながら買い物することがあるのではないかと思います。
4月から価格表示が変わる。
昨年の4月には既に出ていましたが、税制改正の影響で2021年3月31日まで延長されていた項目として値札やチラシの価格の表示が税抜き額の表示から税込額の表示へ義務化されます。
〇〇〇〇円(税抜き)といった表示が義務違反になります。
最近、よくある表示違反になりそうな価格表示としては、ahamo等の携帯料金プランでしょうか。
2月23日現在確認したところ、まだ表示は税抜き表示になっていました。
こういった表示は総額表示の義務違反になります。
上の例では3,278円と表示しないといけません。
お得感を出すために3000円を割る価格設定していると思いますが、実際に支払う場合は消費税10%が加算されて3278円になるので、消費者の行動には影響しそうです。
総額表示になると曖昧になりそう。
買い物するだけの一般消費者には、買い物する際に消費税が後から追加されることを考えずに買い物できるので、便利そうに感じます。
ですが、私は税込み価格の表示が義務化されるのは将来の消費税の増税を予感させるので、気味が悪いです。
買い物の際に、こんなに消費税がかかっているのか。と感じるのは実際に商品を購入する際だと思います。
先の例だと2980円だと思っていたものが、レジに持って行った際には消費税が追加されて3278円になり300円程度余分に支払うことになります。
通常この時に消費税高ぇわと感じると思います。
総額表示に変わると、3278円と表示されていて3278円を支払うことになるので、消費税高ぇわの感覚が鈍くなりそうです。
それが目的なんじゃないのかと邪推したくなったので、今回記事にしてみました。
大手のネットショッピングサイトでは既に税込額表示に変更されているところが多いので、変更がありそうなのは通常店舗がある小売店とかが多いでしょうか。
スーパー等で買い物する際に、総額表示で消費税高ぇわの感覚が鈍らされそうです。
この感覚を鈍らせない様に、4月以降もレシートはしっかり確認していこうと思います。
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