メールの送信ミスは大事になりがち。
メールを送ったはずなのに届いていないというケースがあるようです。
メールのシステム的な問題では無く、送信した人がメールアドレスを間違えて入力しているため相手に届いてないという只の人為的なミスです。
通常、メールアドレスが間違えているとエラーが出力されます。今回の場合の様に宛先のメールアドレスが間違えている場合は、550 UserUnknown/HostUnknownエラーが出力されると思います。
エラー出力があると送信先のアドレスの間違えが送信した人にも送信されるため、送信した人も気付くことができますが、今回のケースは普通にメールが送信できてしまうことが問題になっています。
原因の1つとなっているのが、ドッペルゲンガードメインで、有名なドメインとよく似たドメインを指すそうです。
gmail.comのドッペルゲンガードメインにgmai.comがあり、gmail.com宛の送信メールが誤送信され続けているようです。
重要な内容を全然別の人に送っていることになるので、仕事の場合は大事になりますし、プライベートのメールでも気持ちが悪いので、避けたいものです。
メール誤送信の対策
仕事で使用する場合は誤送信対策が取られている場合が多く、gmail宛にビジネスメールを送付することもまず無いので、問題ないと思います。
今回は、自宅で使用しているメーラーのThunderbirdで誤送信対策をしてみようと思います。
1.アドオン導入
「ツール」⇒「アドオン」を選択します。
2.Confirm Address導入
検索内にConfirm Addressと入力し検索すると、一番上にConfirm-Addressが表示されるので、Thunderbirdへ追加をクリックする。
確認メッセージが表示されるのでそれぞれ、「追加」、「OK」をクリックします。
3.Confirm Addressの設定
アドオンマネージャーからConfirm Addressの・・・ボタンをクリックして「管理」をクリックします。
「オプション」をクリックします。
今回はGmailドメインへの送信間違いを確認することを目的とするため、gmail.comを組織のメールアドレスのドメイン名として追加します。
ドメイン名の下の「追加」ボタンをクリックし、gmail.comを入力して「OK」をクリックします。
送信テストを行います。
テストとして、gmail.com宛とgmai.com宛のアドレスを宛先に入力して送信します。
送信ボタンをクリックすると、宛先確認のメッセージが出力されます。
組織のドメインとして設定したgmail.comは組織内へのメールに表示され、設定していないgmai.comは組織外へのメールに表示されています。
ここで、メール送信先にgmai.comが含まれていることが確認できるので、送信をキャンセルして宛先を修正することが可能です。
終わりに
メールの送信ミスは結局はヒューマンエラーのため、メール送信前に確認することである程度防ぐことが可能です。
今回はドメイン名をチェックして、送信前に確認するアドオンを紹介しました。
宛先を良く間違えてしまうというウッカリさんは、アドオンの導入等で送信エラーを減らすための試みをしてみてはいかがでしょうか。
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