FIREを途中で諦める人は嗜好が向いてないパターンもありそう
FIREしたいと1度でも考えたことがある人は、日本中に一体何人くらい居るんでしょうね?
「あぁ~今日仕事行きたくねぇなぁ」とか学校行きたくねぇなというレベルまで含めてしまうと、日本人のほぼ全ての人が1度はFIREしたいと思ったことがあると言ってしまっても良いと思います。
ただ、これだとちょっと当たり前っていうか、範囲を広く取りすぎている気がするので、もう少し具体的な行動をしたことがあって、はじめてFIREしたいと考えていると言って良い気がします。
会社行きたくないから仮病で仕事バックれたとか、FIREについてググったとか、そういったレベルではなく、実際に支出を減らして投資を始めるといった具体的な行動を取り始めた人が、FIREしたい人でしょう。
行動に移さずに口で言うだけなら、ほとんど誰しもが働きたくないはずです。
お金が無いから無理とか、老後の資金がと言い訳しつつも、社畜というラットレースに留まり続けます。
ここからはみ出して節約+投資に動き始めて、はじめてFIREしたい人です。
恐らく実際動くところまで行く人はそれほど多くないでしょう。
FIREに向けて動き始めた人も少数だと思いますが、その中から実際にFIREできる人は更に少数になると思います。
FIREできる人と、途中で諦める人に違いがあるのか?
今日はFIRE向きの嗜好について考えていこうと思います。
趣味嗜好にもFIREの向き不向きがある
以前、FIREに向いている人とFIREできる人は別の人種だという話をしましたが、FIREする際に向いている嗜好というものもあると思います。

色々なことに手を出す飽きっぽい人より、1つのことを深く掘り下げるのが好きっていう人の方がFIREには向いていると思いますし、趣味にしても多くの道具を揃える必要がある趣味や、収集要素のあるような趣味より、道具を必要としない体1つでできる趣味の方が、お金がかからないという意味ではFIRE向きの嗜好でしょう。
私はゲームをするのが趣味ですが、これはゲームハードとソフトの購入が必要になります。
ただ1度買ってしまえばゲームハードなら5年程度、ソフトも長ければ100時間以上遊べます。
ゲームハードが5万円で5年使えて、ゲームソフトも7,000円で100時間も遊べれば、1日辺りの金額はゲームハード27.3円、ソフトが1時間70円程度のコストで遊べることになります。
そう考えれば、なかなか高コスパな趣味だと言えるでしょう。
図書館で本を借りて1日中読むという趣味なら0円で楽しめますし、走るのが趣味ならウェアと靴くらいで楽しめるでしょう。
逆に、死ぬほど競馬や競輪、競艇、パチンコが好きなんて人はFIRE向きの嗜好ではありません。
推し活で投げ銭大好きっていう人もFIRE向きではないでしょう。
FIREしたい云々の前に、自分が何が好きかということを考え、あまりにもお金がかかるなら、その趣味を止めてでもFIREしたいのかを考えてみた方が良いでしょうね。
止めたくないなら、諦めて働き続けることを検討した方がよいでしょう。
鶏肉大好きな方がFIREしやすい?
趣味以外にも食の嗜好というのもあると思います。
お寿司大好きとか、和牛大好きって人よりは鶏肉大好きって人の方がFIREしやすいでしょう。
実際私も牛肉より豚肉、豚肉より鶏肉が好きです。
鶏胸肉はあんまり好きじゃありませんが、もも肉や手羽元や手羽中は良く食べます。
牛肉は本当に食べないですね。
吉野家の株主優待で牛丼を食べる時と、ビーフシチューが食べたくなって鍋いっぱい作る時くらいでしょうか。
寿司や刺身もあまり好きじゃありませんね。
というより生魚があまり好きではないです。
それというのも、私の父が刺身が好きで毎日晩酌で刺身を食べていましたが、子供の頃に好きじゃないのに毎日勧められて食べさせられていたので、スッカリ生魚が嫌いになりました。
今考えてみると、これはFIREするには悪くなかったと思います。
子供の頃に毎日食べさせられて嫌になっていなければ、今頃、寿司や刺身が大好きだったかもしれません。
大好きだったら年に何十食も生魚を食べていたでしょう。
食費も今より高くなっていたはずです。
要するに舌が肥えていなくて、金のかからない趣味を持っている方がFIREしやすいでしょうっていう当たり前の話ですが、無理に嗜好を変えなくてもFIRE自体はできると思います。
ただ、そっちの方が無理なくFIREしやすいってだけですね。
牛肉食べたいのに、鶏肉食べるくらいならFIREしないとか、毎日牛肉食べれるくらいの資産額でFIREするっていうのもその人の選択でしょう。

趣味についても自分が好きなことを止めてまでFIREしなくても良いですし、その趣味にかかる金額を考慮してFIREに必要な資産額を見積もれば良いと思います。
ただ、どちらもFIREの難易度は上がるでしょうね。
元々あんまり金がかからない物が大好きっていう人の方が、FIREしやすいのは間違いないでしょう。
鶏胸肉が好きで、筋トレが趣味のボディービルダーはFIRE向きかもしれませんね。



コメント
一番はやっぱりみんなとわいわいしたい、いつも誰かと一緒にいたいというタイプの人ではないかな
このような人はまずつきあいで資産はたまらないだろうしFIRE後の孤独に耐えられないだろうことから確実に向いてないと思う。
おいおさん、コメントありがとうございます。
付き合い系は飲みが混ざると貯まらなさそうですね。
集まってタコパするくらいなら貯まるかもw
あとは下半身に支配されているタイプも貯まらないでしょうね。
こういう人は会社では昇進するタイプなので、FIREにはあんまり興味がないかもしれませんが
自分は模型を趣味にして久しいのですが、基本的に自分と向き合う時間ばかりかかるので退屈もせずお金もかからず、作ったものを売ればお金になることもあるのでリタイア者向きだよな…と思っています。まあ毎度うまく売れるとも限りませんが(゚∀゚;
時代はもうデジタル造形(PCを使った3Dモデリング)にシフトしてますので、これも追々習得していくつもりです。
カフェNさん、コメントありがとうございます。
模型は時間潰せそうですね。
パーツがやたら細かいので、最近老眼気味の私にはしんどいかもw
子供の頃はBB戦士とかガンプラとか作ってましたが、何かいつの間にかやらなくなりましたね。
この辺は自分の周囲の流行廃りに大きく影響されていたような気がします。
こんばんは仙堂です。
なるほど、日々の出費をどれぐらい抑えた生活ができるか、という視点からの考察ですね。
大前提として、投資で自分の資産を運用できる人ですね。FIREの「FI」の部分ができる人。そして予算管理も必要だな。
病気とか事故とかで、「え、こんなことにこんなにお金がかかるの?」って言ってる人は早々に破綻しそうです。そういうときのために生命保険や損害保険があるから適切に加入していないと、まさかのときにしんどいでしょうね。
そして、FIREの「RE」の部分。
早期退職して、有り余る時間を予算内で消化できるか、というところがポイントのひとつに思います。
特に、人とつながってないと生きていけない、ここまで大げさでなくても、一人で過ごすと退屈を持て余す、という人は向いてないと思います。地域活動やボランティアに精を出すって聞いたことがありますが、なんでお金にもならない、しんどいことをするのか不思議です。
あと、世間体を気にする人、「あの人働かないでぶらぶらしてる」と言われて耐えられない人も向いてないだろうな。
みんなと違うことをしているのは居心地が悪い、という人もむりでしょうね。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
抑えているつもりはあんまり無くても、好きな物が安いってパターンもありますね。
私の食の嗜好は安上がりですよ。
食べたいものが鶏料理とかひき肉使った料理になりがちですからw
最近仕事を辞めてボランティアしていたけど、収入が無いので辞めちゃった人の話を読んだ記憶があります。
やる前から分かってたでしょって思いますが、収入に変わる満足感がボランティアで得られると思う人も多いのかも。
nekonabeさん おはようございます はしQです。嗜好ではないですが FIREできる人は 多少の不安要素があっても挑戦できる人 さらに 資産がある程度形成された(される目途が付いた)人 さらに まあ50代前半までの人 でしょうか。できるできないは資産に目が行きがちですが、サイドFIREの人たちは、ある意味危険な賭けに出ていますのでこれができる人でしょう。結局のところFIREは達成した人だけが、経過途中の方も含めてSNS発信するケースが多いと思うので、大半は踏み出せずに終わる声なき社畜で終わっているのでしょう。・・・ではまた・・
はしQさん、コメントありがとうございます。
博打好きな嗜好なんですかねw
500万とか1000万くらいで会社を辞めるのは博打的だと思いますが、ある程度資産ができると今度は時間が欲しくなります。
FIREしたがる人は根っこが怠惰なのかもしれませんね。