優秀じゃないと大学に行く意味がないと思う派閥のオッサン
「お金だけじゃない日本の家庭を蝕む「時間貧困」とは」という記事を見ました。
貧困には所得の貧困、教育の貧困、健康の貧困、そして時間の貧困があるよってお話です。

4つの貧困の話がありますが、教育の貧困について思う所はあります。
オッサン的は高等教育というのは、そもそも誰でも受けて当たり前という類のものではないと思っています。
優秀なら学ぶ意味があると思いますが、阿呆でも何でもとりあえず皆大学に行って勉強すべきとは思いません。
優秀云々っていう話は、所詮は同い年内での相対的な話なので、同年代で上から2~3割くらいが優秀ってことでしょう。
偏差値60以下は必ずしも大学に行く必要はありません。
ただ多くの学生が「まだ働きたくない」からモラトリアム期間の延長として4年間大学に行っているというのが実情なのでは?とも思います。
勉強したいってよりは、社会に出たくないから大学に行くって人が多い。
もしくは惰性、みんな進学するから自分も進学するって話です。
だから、金持ちの方が教育にお金をかけているというのはその通りだとは思いますが、金かけた家の子は賢いって訳でもないと思います。
自分が学びたいことを学ぶために進学するのであれば、親が金出してくれなくても自分で金借りて進学するでしょう。
それに、学生時代ちゃんと優秀なら返済不要の奨学金を借りられるはずです。
ただで借りられないし、自分で借りる気もないならサッサと働いた方が良いです。
この家計に余裕がないとスタートラインに立てないという話は、親が金出してくれなかったからできなかったみたいな話で、あまり好きではありません。
親も自分の子どもに投資価値がないと判断したのかもしれないですしw
無能には金は出さん、優秀なら金出そうって親もいるはずです。
こういう「親が金かけてくれれば何か違った」的なことを言う人は、金かけて貰っても何だかんだ言って大して変わらんのでしょうね。
高給取りでも病院行かない人は結構おるでと思った
健康の貧困についても思う所はあります。
ここに「静かな病人」という言葉がありますが、これは社畜あるあるなんじゃないかなと思います。
健康診断でも、BとかCで半年後に要再検査してくださいって言われて「はい、行きます」って社畜は少ない気がします。
体重、腹囲とか、血圧が高いとか、中性脂肪がとか、肝臓の値がとか、血糖値がといった今すぐどうにもならんし、半年後に再検査をって言われても・・・
行っても同じ状態で変わらんだろうって場合は、わざわざ仕事を休んで行かないでしょう。
C以上だと、ちゃんと行く人が多いですが
これも忙しいと言って、要精密検査でも行かない社畜も居ます。
ただ言えるのは、低所得だからってことでは無いと思います。
私の会社にも今は特に痛くも痒くもないから、来年も引っかかったら病院に行くよと言っていた人は居ます。
所得云々は置いておいて、社畜で毎日バタバタ働いている人は大体、自己判断して病院に行くか、行かないか決めていることが多い。
やばくなさそうだったら行かないという人も多いです。
日本は医療費が3割負担なので、所得のせいで病院に行かないってよりは別の理由でしょう。
特に時間的制約が大きいと思います。
病院の予約が取りにくいのもあって、仕事のスケジュールが合わせ辛いってのは大きいでしょう。
この辺りはFIRE後に思い知ります。
FIRE後の病院の予約は、病院のスケジュールが空いている時間を聞いて、その時間に予約することができますからね。
時間的な余裕が、健康への感度にも繋がっているというのは間違いありません。
タイムイズマネーであることはFIRE後に痛感する
最後の時間的貧困に関しては、FIREの理由にもなっていると思います。
社畜の忙しさで、平日に真っ先に削られるのは睡眠時間です。
22時頃帰ってきた後、ダラダラしてたら気付いたら深夜なんてのは良くあることです。
若い時は気にならなくても、年を取ればシンドイ
この不満がFIREへの原動力の1つになると思います。
横浜市立大学(YCU)で行われた研究、日本語版「主観的時間貧困尺度」ですが以下の6つの質問で構成されていました。
| 1=全く同意しない 7=強く同意する | ||||||||
| 1 | 人付き合いの時間がないとよく感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 2 | 個人的な娯楽を楽しむ時間がないとよく感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 3 | 旅行に行く時間がないとよく感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 4 | 運動する時間がないとよく感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 5 | 自分の好きなことをする時間がないとよく感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 6 | 私生活で計画していたことをする時間がないとよく感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
私のようにFIREしているとオール1なので6点になりますが、最大でも42点です。
3と5と7の違いって何?とか、これって個人の感想じゃないの?といった疑問はあります。
社畜だっとしても、この質問は非常に主観的な評価なので個々人の感覚で大分幅ができそうです。
例え同じ42点の人でも、他人から見た時に全然時間ないじゃんって人と、お前は普通に時間あるだろって人に分かれる気がします。
結果も労働時間や通勤時間とほぼ無関係という結果になったようです。
ほら、個人の感想だから。
通勤徒歩5分で、残業ナシだったとしても、その人が時間が無いと思えば、時間はないんですw
ただ、ちゃんと傾向はあるようで、睡眠が7時間を下回った瞬間にスコアが急上昇して、更に余暇時間が3時間を切ると更にスコアが跳ね上がるという結果になったようです。
仕事が忙しいからというよりは、自分で判断して使える時間が削られていると時間的な貧困を感じるようです。
時間的余裕の無さが幸福感の減少に繋がっている。
だからこそ資産がある程度できると、人はFIREしたくなるのかもしれません。
金があるから、働かない。
ごく自然な考え方です。
元々社会不適合者だったからFIREするんだって人も居ますが、普通の人も無意識に幸福感を最大化するためにFIREするって考え方もあると思います。
お金、健康、時間全て重要ですが、時間が何より貴重

そして研究結果でも時間と幸福感の間には明らかな相関関係があります。
時間があれば幸福っていう感覚は個人の感想ですが、そういう傾向があるってのは間違いないようです。
FIREするのは時間のために達成するのかも?
この研究結果どおりなら、金儲けで余計な時間を取られるサイドFIREより、フルFIREの方が幸福ってことになりますが、サイドFIRE民から異論が出そうな話ですね。



コメント
こんばんは仙堂です。
自分で使える時間が少なければ少ないほど不幸せに感じる、全くその通りだと思います。
時間の余裕がなくなると幸福感が失われる、そうでしょうね。
眠たいときに寝ることができる、おなかがすいたら食べることができる、行きたいと思ったら誰に気兼ねすることなく行くことができる、そういう生活を送るための資金的裏付けがある。
これが幸せでなかったら、何が幸せなんでしょう?
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
時間があってもお金がないニートや無職は不幸そうなので、お金+時間+健康が幸福の三要素なんでしょうね。
人生で3つすべてが揃うって時は少ないので、そういう意味でもFIRE生活は幸福を感じやすい生活だと思います。