私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
ビットコインが上昇を続けている。
2020年11月23日に、金相場とビットコインとの乖離について記事を書きました。
その際、上昇は金融緩和の解除まで上がるのではと記載しましたが、心理的な節目になる20000ドルで一度上昇は止まるのではないかと予想していました。
12月17日現在確認したところ、一時23000ドルを超えていましたので再度記事を書きたいと思います。
ビットコインはどこまで上がるのか。
どこで20000ドルを超えてきたのかから確認しようと思います。
チャートで確認する限り、2020年12月16日の22時台に20000ドルを超えそこから特に押し目らしい押し目もなく23000ドルまで上昇しています。
12月16日の22時台に何かニュースがあったかと言うと特になかったかと思います。
アメリカの11月小売売上高が予想―0.3%に対して前月比―1.1%だったことと、スイスとベトナムを為替操作国に認定したことくらいでしょうか。
ダウ平均先物も下がってはいましたが、それほど大きく動いているわけではありませんでした。
以下12月16日22時台のダウ平均先物の1時間足チャートになります。
チャートはTradingView提供のチャートになります。
ビットコインがどこまで上昇するのかという話ですが、既に現在の価格水準が史上最高値であるため予想は難しいです。
そのため単純に買われ過ぎか、売られ過ぎかを判断する指標として使われるRSIを確認して、そこから金額を予想してみようと思います。
比較対象とするのは、前回の最高値を付けた2017年12月を比較対象として確認しようと思います。2017年12月のRSIは最大96.01まで上昇しています。
一般的に70%~80%で買われ過ぎと言われているため、かなり相場が過熱していることがわかります。
2020年の12月17日のRSIは確認した時点で75.70でした。
既に買われ過ぎのラインですが、2017年時はRSIが70以上あるのは3月からでそこから最高値を付けた12月まで常にRSI 70%以上を保った状態で推移していました。
以下、その時のチャートです。
そのことから、今回も既に買われ過ぎのラインですが、大きなニュースが無ければしばらく相場の過熱は続くのではないでしょうか。
同程度のRSIだった2017年4月のRSI 77.34から前回最高値を付けた12月のRSI 96.01までの上昇は約24%です。
2020年12月17日のRSI 75.70程度ですので、同様に買われ続ければ、2021年8月には32000ドル辺りまでは上昇の可能性があるのではないでしょうか。
ですが、前回の上昇時と比べて出来高が大きくないため、相場の過熱に乗るのは危険だと判断して私は今回も購入は見送ります。
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