社畜が体に悪いことが一目で分かる写真を見たオッサン

ガイコツサラリーマン 雑記
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日本の社畜も戦慄する中国の996

日本でフルタイムで働いていると、通常9時~17時30分(もしくは18時)が定時で働いている人が多いと思います。

フレックスタイムが導入されていれば10時始業というパターンもあると思いますし、スーパーフレックスが導入されていれば昼くらいに出社する人もいるかもしれませんが、ゲーム業界とか限られた業界だけでしょう。

で、ほとんどの日本の社畜は週5日、毎日9時~18時まで働いた上で、極々当然のように残業して帰るという生活を繰り返しているはずです。
週の労働時間は45時間~50時間くらい働いている人が多いでしょうか。

そんな生活にウンザリしている人がFIREを目指し始める訳ですが、お隣の中国では日本の社畜も真っ青な労働条件が存在します。

それが「996」って制度です。
今日は996の中国で働いている人の話です。

騙し撃ちじゃない分、日本の労働条件よりマシな気がする

中国の996はどんな制度かというと、簡単に言えば週休2日制が導入される前の日本のような労働形態です。

午前9時から午後9時まで、週6日間も働きます。
9時から21時(9時)まで週6日働くから「996」って訳です。

1日12時間、週72時間という地獄の労働形態ですが、アリババ等、中国のIT業界で広く見られる働き方です。
中国の法定労働時間は1日8時間、週44時間以内なので、一般的な労働時間からは外れている例外的な働き方ってことですね。

今の日本の労働市場でも建設業なんかは土曜日も働く会社が多いので、日本の建設業が996に近いように思えます。
建設業以外でも意外と完全週休2日制じゃない会社も多いので、日本でも996の会社は結構あるかもしれませんね。

そんな悪名高い996ですが、そんな996で働くイギリス人の記事を見ました。

28歳のイギリス人が中国の過酷な「996」で働いてみたら… レイオフされてほっとした
中国でゲームを作りたいと夢見ていた男性ですが…。

イギリス人のジャック氏は2年間、中国の広州市にある大手ゲーム開発会社で働いていたそうですが、通訳から開発に異動になったそうでそこで10時~22時の労働時間の996になったそうです。

わざわざ地獄へ足を踏み入れるのはどうかと思いますが、日本の会社よりは良心的だと思いました。
何故なら、契約時にちゃんと10時~22時の週6日勤務であることを説明しているからです。

日本の場合は9時~18時で週5日勤務ですよと契約させて、当然のように残業させますからね。週40時間労働くらいなと思って入社したのに、入社後に実は週72時間労働でしたとやられる位なら、最初から説明してくれた方が良心的です。

このイギリス人は、このアホみたいな労働条件で2年間働いた後、解雇されてしまったようです。

このBefore、Afterは他人事じゃなくて恐怖を感じる

家に寝に帰るような生活というのは、日本でも結構あるあるな状況だとは思いますが、この記事を見て戦慄したのは写真ですね。

私はイギリス出身のジャックです。と紹介している写真の横に死んだ目をしたジャック氏が写った写真があります。

「28歳のイギリス人が中国の過酷な「996」で働いてみたら… レイオフされてほっとした」から引用

2年で老い過ぎじゃない?
人ってこんなに直ぐに老化するものなの?
996を体験する前と体験した後の写真だと思いますが、2年で急速に老化しましたね。
肌の明るさは周りの明るさによる影響だと思いますが、急に肌に張り艶が無くなってます。

これが労働の悪影響か。
やっぱり長時間働くのは、人間に深刻なダメージを与えるってことなんでしょうね。

ジャック氏もここまでダメージを受けただけの価値があったのか?と聞かれるとかなり疑問ですが、まだ同じ業界で働きたいって言っているくらいなのでそれなりの価値はあったと思っているのかもしれません。

ですが、それも20代のうちだけでしょう。
社畜の最大の問題点は、1日の労働時間が長いこともありますが、それ以上に社畜として働く期間がトンでもなく長いことです。

一度社畜になった後、ずっとそれで良いやと継続を選択してしまうと、30代、40代、50代、60代と延々と地獄の連鎖が続きます。

2年でこんなに老いちゃうのに、この後40年も行けますかって話です。
是非とも途中で目を覚ましてもらって、社畜から逃げ出して欲しいものです。

長時間労働は悪ってことが、目で見て分かって戦慄しました。

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雑記
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コメント

  1. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。はしQです。当方も社畜時代は、19時から会議なんてざらにありました、しかもそのあと飲み会で午前2時まで付き合わされ、翌朝はマジで飲酒運転状態で朝から営業車に乗ってました。朝一でお茶を出してもらっていたのですが(これも今やなくなっているんだろうなあ)お茶を飲んだとたんに酔いが回って顔が赤くなり逆に慌てて外に出かけるなんてこともありました。
    そういえば昨日「note」にFIREではなくフィンファイを目指すという記事がありました。FI後「自分の本当にしたいことをする」だそうで、社畜の言葉とは思えません。ではまた・・・

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      私が20代の頃は19時に飲み会に行って、21時に会社に戻るという謎行動を取っていたころがあります。
      今は参加することもないんですが、不可思議なことをしていたものです。

      FI後にREはしないでやりたいことをやるって人は、Z世代で流行りつつあるみたいですね。
      そこまでするならREすれば良いと思いますが、20代だと先が長いですからね。
      確信が得られるまで社畜で居ようってことなのかもしれませんね。

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