そろそろ何にも考えずに買いの展開からの転換が必要かも?

馬と鹿 FX
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上昇力が弱くなってきたことを実感する展開でした

先週は経済指標の発表前後を避けつつ、162円くらいまでは恐る恐る買っていく展開を想定していました。

介入詐欺にまんまとやられた1週間でした
右往左往した割に実入りのない1週間でした 先週は買い方針継続、青の平行チャネルの中間線付近では立ち止まる方針としていました。 ドル円の取引は月曜朝1に買いを入れましたが、19時台に急落する場面があり、そこで損切りしています。(青丸部分)理由...

今週も高値が続いて、特に青の平行チャネルの中間線付近(青の点線)での取引が多くなったので、頭が痛い展開でした。

青の平行チャネルの中間線を超えたかなと思って買いを入れても、また中間線を割り込む展開になったため、上手くいかない感がありました。

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(TradingViewから作成)

取引に関しては、7月1日の製造業PMI(予想51.7、結果51.6)とISM製造業景気指数(予想49.0、結果48.5)の結果を見た後に買いを入れています。(青丸部分)
上昇傾向で青の平行チャネルの中間線を明確に超えたと思って、買いを入れましたが、それ程伸びずに再度青の平行チャネルの中間線に戻ってきてしまいました。
結局、翌日のJOLTS求人件数の発表前に損切りしています。

次は青の平行チャネルの中間線にタッチするまで待ってから買いを入れ、7月3日のADP雇用者数(予想15.9万人、結果15万人)の発表前に決済しています。(橙丸部分)

翌日は日中の間に青の平行チャネルの中間線から乖離してきてしまったので、買いポイントに迷いましたが、4日の22時頃に下げ止まったかなと見て、買いを入れています。
結局そのまま伸びずに7月5日の非農業部門雇用者数(予想19.0万人、結果20.6万人)と失業率(予想4.0%、結果4.1%)の発表前に損切りしています。(紫丸部分)

結局1勝2敗で10数pipsのマイナスという結果になったので、微損で終わりました。

2024年7月1日週の利回りとドル需要について

7月1日週のアメリカ10年国債利回りの動き

アメリカ10年国債利回りは週初4.41%、週末4.28%でした。
最も高かったのが7月2日3時台の4.49%、最も低かったのが7月6日0時台の4.27%です。

先週は弱い上昇傾向を想定していましたが、7月1日は上昇傾向でしたが、2日以降は緩やかに下落傾向で4.2%台まで下落してそのまま引けています。

MACDは4日までは緩やかな上昇傾向で、それ以降は下落傾向に転じて引けています。
RSIとストキャスティクスは綺麗な下落傾向です。
ストキャスティクスに関しては2日以降はデッドクロスを伴う下落傾向でそのまま引けています。

チャートを見る限りは下落傾向が続きそうですが、4.2%の節目も近づいているため、4.2%を底に横ばいから緩やかな下落傾向が続くと想定しておこうと思います。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

日本国債10年物の利回りは週初1.07%、週末1.06%でした。
先週は横ばいからやや上昇傾向を想定していたので、ほぼ想定どおりの動きになりました。

今週は1%を1度も割り込むことなく引けていますが、1.1%にタッチすると反落する動きになっているため、しばらくは1.1%を天井にした動きになりそうです。

MACDは上昇傾向で、4日以降は緩やかな下落傾向で引けています。
RSIとストキャスティクスは2日以降は下落傾向が続いてます。
ストキャスティクスは3日にデッドクロスを伴い下落傾向のまま引けています。

チャートを見る限りは下落傾向となりそうに見えます。
月末までは1%から1.1%のレンジが続くと思いますので、来週は横ばいから緩やかな下落傾向となると思います。

7月1日週のドルインデックスの動き

ドルインデックスは週初105.84で、週末104.87でした。
最も高かったのが7月2日16時台の106.05、最も低かったのが7月5日21時台の104.82です。

先週は横ばいからやや下落傾向を想定していましたが、想定以上にドルインデックスは下落しました。
節目の104.7に大分近づいて104.87で引けています。

MACDは下落傾向で、3日にデッドクロスが発生してそれ以降は下落傾向のまま引けています。
RSIとストキャスティクスも鋭角な下落傾向のまま引けています。
チャートを見る限りは来週も下落傾向が続きそうです。

ドルインデックスの節目である104.7が機能するか試される展開になりそうですが、節目はまだ有効に機能すると想定して、やや下落傾向、節目到達後に少し反発する展開を想定しておこうと思います。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

VIXは先週末時点とほぼ同値の12.47で引けています。
3日の3時台に付けた11.85が最も低く、1日の23時台に付けた13.26が最も高い水準です。
今週も11台から13台の恐怖感の低い相場が続いています。

NYダウ平均株価は週初39,236ドル、週末39,375ドル
先週末比プラス257ドル、0.66%の上昇となりました。

NYダウ、ドルインデックス日足比較チャート(TradingViewで作成)※ローソク足DJI、オレンジDXY

株価のMACDは上昇傾向が継続しています。
RSIとストキャスティクスも緩やかな上昇傾向です。

MACDも上昇傾向が続きましたし、ドルインデックスも下落したため、これまでの傾向どおりなら株価は上昇傾向が続くのではないでしょうか。

2024年7月8日週のドル円取引について

7月8日週の10年物金利は横ばいから弱い下落傾向、ドルインデックスはやや下落、節目で少し反発して節目付近で動く前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。

ドル円を動かしそうな経済指標は、7月8日の8時50分に日本の経常収支と貿易収支、7月11日の21時30分に消費者物価指数、7月12日の23時にミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。

注目は11日の消費者物価指数です。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(TradingViewから作成)

MACDは3日まで上昇傾向、3日以降は緩やかな下落傾向に転じてそのまま引けています。
RSIとストキャスティクスも3日までは横ばいで、3日以降は鋭角の下落傾向に転じて引けています。
週足のMACDは上昇傾向が続いていますが、RSIは横ばい、ストキャスティクスは下落傾向に転じています。

チャートを見る限りは短期的な下落トレンド入りしたように見えますが、明確な売りサインは見られないです。
とは言え、何にも考えずに買い継続って訳でもないので来週は少々待ちの展開になりそうですね。

160円台前半で買いを入れつつ、青の平行チャネルの中間線付近で決済するという方針になろうかと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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