ただ飯に釣られて集まる無職たちのイベントがあったらしい。
無職の人が集まってイベントを開いたニュースを見ました。
無職だと飲食がタダになるイベントだったそうですが、どうやって無職判定するんでしょうね。
働いていると在職証明を職場で発行してもらえますが、無職ってどうやって証明するんでしょう。
ちょっと調べてみると、意外に「無職証明」が欲しいという人が多いようです。
無職を証明したいというよりは、無収入を証明したいという理由からのようですが、働いて無いんだから無収入だろうということなのかなと思います。
結構、自分が無職だと証明するのは難しいような気がします。
毎日、家に居てもフルリモートの可能性もありますし、保険証も零細企業やフリーランスなら国保の可能性もあります。
住民税の課税(非課税)証明書及び納税証明書ならマイナンバーカードでコンビニから出力できますが、収入ゼロを証明する正式な書類を持ち歩いている無職とか嫌ですね。
無職になるかは、他人と話をして決める類の話ではない。
無職の証明をどうするかは、住民税の課税証明書か納税証明書を持ち歩くことで証明できるとして、その無職がわざわざ集まって何をしていたんでしょう。
現在無職の人や、今の仕事にやりがいが見いだせず、悩んでいる人などが参加していて、様々な考えを学びあえる場として「むしょく大学」と名づけられています。
リンク先記事から引用
無職に悩んでいる人や、仕事がつまらない人が話合う場らしいです。
仕事がつまらない人が、無職の人と話をしたら自分も無職になりたくなりそうな気がしますが、良いんでしょうか。
「こうはなりたくない」と反面教師にしたいのか、無職になる背中を押して欲しいのか良く分かりませんが、キャリアブレイクと言う言葉で無職に意味を持たせようとしているようです。
無職になるか悩むくらいなら、とりあえず働いておいた方が良いような気がします。
私はリタイアして、積極的に無職になろうとしていますが、無職になろうとしているのは、働きたくないという確固たる意志で自分で決めたことなので、他人と話をしたくらいで考えを変えるような類のものではありません。
「誰が何と言おうと無職になる。」くらいの強い意志が無いと、辞めた後に後悔しそうです。
一度無職を味わったら、恐らく抜け出せない。
無職はお金の問題を除けば、楽しい生活でしょう。
どんな人であっても、仕事のように強制的に予定を決められることが無ければ、自分が好きなことをして過ごすはずだからです。
つまり、この集まりに参加した無職はきっと楽しく生活しているでしょうね。
その無職エンジョイ勢と、仕事がつまらないと思っている人が話合う・・
どう考えても、「無職楽しそう~私も無職になりたい。」と思ってしまいそうです。
お金の問題をクリアしないで、軽々に無職になると大変です。
キャリアブレイクとか言っても、無職は無職なので、この国ではキャリアの空白期間は転職の難易度が上がるだけでしょう。
こういった場で無職同士が話をして、無職仲間がいるから「別に無職でもいいや」と思うと、ズルズル無職期間が伸びそうです。
何しろ無職は自由ですからね。一旦無職の自由を味わった後に決めごとの多い社畜に戻れるかは疑問です。
甘美過ぎる無職が、仲間を見つけて更に居心地を良くしてしまうと、無職から社畜への出戻りは更に厳しくなりそうです。
私は一度無職になったら絶対に社畜には戻りたくないです。(職があるとか無いとかに関わらず、恐らく戻れない・・というか戻る気が一切起きないはずです。)
辞めた後に、仕事のやりがいを思い出すということもまず無いでしょう。
自分でも一度無職になったら、社畜には戻れないと思っているので、資金の準備をしているわけです。ここまで計画的に無職になろうとしている人は、こういった何となく無職になった人からはどう見られるんでしょうね。
仲間扱いにはならなさそうな気がします。
似て非なる生き物みたいに見られそうです。
コメント
俺は無職を目指したわけでなくやむを得ず無職になったが快適すぎて戻れないよ
みきるさん、コメントありがとうございます。
やっぱりそうですよね。金が尽きるまでは快適な生活を継続しそうです。