予想どおりとは行かなかったが、微益で終わった6月6日週の取引
先週は、131円の壁は厚いと考え売りを前提に考えていました。
ですが、これまで何度も壁と思われるラインをアッサリ上抜ける動きを続けていたので、売りに関してはそれ程積極的な形では考えていませんでした。
先週の方針どおり、一度131円でお試し売り(赤丸)を仕掛けましたが、全く下げないので131.3円辺りで損切して、132円辺りで恐る恐る買いを仕掛けました。(青丸)
あれよあれよと上昇していったので、133円くらいで「さすがにもう限界だろう。」と思い利食いしました。
その後、134円まで上昇しましたが、買いでも売りでも入り辛く見ているだけの展開で先週の取引を終えています。
終わってみればプラスでしたが、売りにしても買いにしても確信が得られない状態での取引でしたので、70pipsほど取れましたが、数量は少なく微益で終わっています。
6月6日週の株価の動きについて振り返り
日経平均株価の動きについて
6月6日週の日経平均株価は始値27,549円、終値27,824円のプラス274円で取引を終えています。
プラス1.00%の上昇で終わりました。
木曜日まで28,000円を超える上昇で、先週考えていた一段高の予想どおりでした。
このまま、上昇基調で終わるかと思いきや、金曜日にアメリカ市場の下落を見て日本市場も急落して、28,000円を割り込んで終わるという1週間でした。
インジケーターはMACDは横ばい、RSI、ストキャスティクスは下落傾向です。
これを見る限り、6月13日週は下がりそうです。
先週、直近高値30,795円から引いたトレンドラインを上抜けた状況で定着できるかをポイントとして見ていました。
6月6日週は、このトレンドラインは1度も下回ることなく取引を終えたので、週足レベルでは一旦定着したと考えています。
6月10日のアメリカ市場の弱さを見た上で、6月13日週の動きがどうなるか気になるところですが、最近の日経平均株価の動きは意外と底堅い動きなので、27,000円は維持するのではないかと考えています。
NYダウ平均株価の動きについて
6月6日週のNYダウ平均株価は始値33,114ドル、終値31,392ドルのマイナス1721ドルで取引を終えています。マイナス5.2%で取引を終えました。
1715ドルの大幅増で持ち直してきたと思っていましたが、上昇分を相殺するほどの強烈な下落で31,000ドル台まで戻ってきてしまいました。
インジケーターはMACD、RSI、ストキャスティクス共に下落傾向です。
金融引き締めの影響でどこまで下がるか探る展開が続くと思いますが、新たな材料がなければ30,000ドルは底堅いのではないかと思っています。
ドル円(USD/JPY)の2022年6月13日週の取引方針について
6月6日週にアッサリ131円の壁を超えて、134円まで上昇してしまいました。
あまりに異常な状況なので、日本政府と日銀もとうとう口先介入に入りました。
声明文の公表から一時的に円高方向に動きましたが、その後結局134円まで上昇しているので、効果は限定的っぽいですね。
アメリカ10年国債金利も2022年5月につけた3.2%に迫る3.17%まで上昇しています。
材料無しで金利がここから一段高という状況にはならないと思います。
インジケーターはMACDは上昇傾向、RSI、ストキャスティクスは横ばいという状態です。
ストキャスティクスに関しては6月に入ってから、90以上の高い水準で推移していますので、そろそろ調整が入ってもおかしくない状況だと思います。
ユーロ円、ポンド円等のドル以外のクロス円は下落してきていますので、ドル円もそろそろ下がりそうな気配ですが、ここ数週間は大した材料が無くても急上昇、131円と言った大きな節目もアッサリ上抜けて、毎日1円以上上昇するといった状況なので、売り取引はかなり恐ろしい状況です。
恐らく機関投資家が日本円売りを仕掛けているんだと思いますが・・
非情に売りたいんですが、最近の値動きを見る限り売り辛いといった状況です。
売りを基本スタンスにしつつ、今の134.3円から更に上昇と言う状況になれば買いに付いていく6月6日週の取引のような取引になるのではないかと思います。
つまり・・大きくは動かせないですね。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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