仕事を辞めるとボケるに物申した翌日に返り討ちにあう。
昨日仕事を辞めるとボケるという論調について物申す記事を書きました。
仕事を辞めても独身であればボケないのではないかという話をしましたが、私の意見に対するアンサーのような記事を見かけたので、それについて私見を書いていこうと思います。
ボケないどころかボケる前に死ぬという切ない結果になる。
私の独身なら仕事を辞めてもボケないというアンサーとして、男性で独身の場合は早死するという記事です。
女性と比べてちょっと早く死ぬ程度なら、平均寿命でも女性の方が男性より長いのでそういうこともあるだろうと考えられましたが、結果がちょっと極端でした。
男性が67.2歳、女性が81.6歳という結果になっていて14.4歳の差があります。
厚生労働省の簡易生命表に記載されている40歳時点での平均余命は男性42.57年、女性48.40年でした。つまり現在40歳の人は男性82.57歳、女性88.40歳まで生きることになります。
平均的な余命では82.57歳と88.40歳まで生きられるのに、独身になると67.2歳と81.6歳までしか生きられないということです。
差は男性15.37年、女性は6.8年で男性の方が女性の倍以上の差があります。
記事内では、食事の内容や孤独に耐性が無いのではないかと書いていました。
女性の方が孤独耐性が高いというのは疑問ですが、自炊しているひとは女性の方が多いでしょうね。
この調査は15歳以上の年齢の人を対象にした調査だったので、未婚の若くして死んだ人が平均を押し下げているだけかなと考えていましたが、50歳以上の場合でも結果は変動しなかったようです。
50歳以上の場合、未婚の男性の場合は68.5歳、女性が84.2歳でやはり女性の方が長生きです。
長生きなのは別に構いませんが、50歳以上の独身男性の死亡年齢が68.5歳が中央値であるというのは問題です。
ナゼ女性の方が長生きなのか疑問に思っていますが、どの国でも男性より女性の方が数が少ないので生物的に見れば女性の方が生命力が強いんでしょうね。
すぐ死ぬ生き物は子供をいっぱい生みますので、男性の方がいっぱい生まれて数が多いと言うことは男性の方が生命力が弱いんだと思います。
孤独への耐性に関しては疑問ですが、男性より女性の方がストレス解消が上手いように感じます。
男性はどちらかと言えばストレスを溜め込む人が多い印象です。
今後、年金支給年齢がどんどん後ろ倒しになっていくことが想定されます。
年金支給年齢は65歳からですが、65歳までの雇用義務が70歳までの努力義務に変更される等、70歳まで年金払わない方向で進んでいます。
今後定年が70歳になって年金も70歳から支給ということになると、独身男性は「年金を貰う前に死ぬ」ということです。
社畜の給料明細を見ると、毎月安くはない金額が天引きされていますが「一度」も支払われることなく死ぬということになり、到底許容できることではありません。
意地でも70歳以上まで生きたいところです。
仕事を辞めなくてもボケないどころか「ボケる前に死ぬ」というのがアンサーになってしまいます。
この記事確認する限りでは、70歳未満の認知症発生率は男性で約3%、女性で4%程度のようです。
長生きできれば、男性の方がボケにくいようですが、70歳未満で死んでしまうようではあまり関係がありません。
何とも切ない結果ですが、できるだけ自炊で栄養バランスの取れた食事を取って、規則正しい生活をするしか無いでしょうね。
というよりこの結果を見る限り、独身男性ならさっさと社畜を辞めてリタイアするべきです。
特に50歳以上で独身男性の場合は残された時間は20年もありません。
定年まで働くと、あなたたちに老後は無いですよ。
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