ドル円がとうとう114円台に突入した。
前回、「押し目待ちに押し目無し」の相場格言どおり結局買えなかったという話をしました。
2018年と2019年時の113.7円からの暴落の経験から、1ドル113.70円まで待ったあとその後の動きに付いていこうという話で終わったと思います。
日足で見ると、1ドル114.2円まで上昇して越週しました。
緑色の平行線は、2021年4月から6月時の上昇時に引いた日足レベルの短期的な上昇ラインで、2021年10月時までこの短期ラインが効いてくるとは思えません。
そのまま引いたラインが、再度ぶつかってきたといった程度で考えています。
それよりも紫の113.7円のラインを来週死守できるかがポイントかなと思っています。
底堅く推移すれば、チキン買いしていこうと思っていますが、113.7円を割り込んでいくようなら即損切りするスタンスで臨もうと思います。
月足レベルで見るとまだまだ急落した水準辺りに居るので、油断なりません。
原油価格も上昇していて、輸入価格が上昇するだけの悪い円安になっている感がありますが、1ドル120円位まで行かないと、日本政府も介入してくるような水準ではないかと思います。
今の114円から2015年当時の120円超の水準を目指す相場が始まったかなぁと思っています。
私は日本円は他の国の通貨に比べて弱いと思っています。
アメリカ10年国債金利もまだ1.57%程度なので、2019年の3%の水準に比べればまだ上昇余地がありそうだと思っています。
円安方向にいきそうな予感はしているのですが、ここ数年のドル円の動きを見ていると103円から114円のレンジ内での動きをしているので、何時急落か分からないチキンレースは続くとも思っています。
投資家はショートポジション持っている人が多いですね。
これだと下がり辛いので買いで入っても暫く大丈夫かもしれません。
来週のドル円はチキン買い戦略を取ろうと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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