10年前から成長していない。
10月7日の22時過ぎに最大震度5強の地震がありました。
首都圏に住んでいた方は結構な揺れを感じたんじゃないかと思います。
地震より、地震発生前のアラートが携帯から大音量で流れたのにビックリしました。
私の住んでいる地域もかなり揺れがあり、これだけ大きな地震があったのは2011年の東日本大震災以来でしょうか。
東日本大震災の際は徒歩で自宅まで帰宅する羽目になったので、次に大きな地震があったら絶対次の日は休もうと思っていました。
恐らく明日も朝から列車のダイヤは大混乱していて、職場に行くだけで一苦労だと思いました。
私は不良リーマンですので、翌日の状況を確認する前に有給の申請をしました。
何も無くても行きたくないのに、行くことすら困難な状況なんて「休むしかない」といったところです。
有休の申請後に停電した品川駅と、駅前のタクシー待ちの列の中継を見るていると、この国は何年経っても、全然成長してないなぁとガッカリします。
帰宅できない人が何時間もずっと駅で足止めされている状況は、10年前の東日本大震災の時から全く変わっていません。
10年前も何時まで待っても電車が運行再開しないし、タクシーも捕まらず、バスも無理で結局待った挙句に歩いて帰ることになりました。
列車の運行は、線路の状況や施設の状況を確認する必要があるのかもしれませんが、別に人力チェックである必要は無いと思います。
システム的にチェックして、問題なければ地震が収まった後に即運行再開できるようにも出来そうです。結局今も人力で設備状況を確認するので、夜中に駅で待ちぼうけさせられる人が大量に出ています。確認する職員もうんざりすると思いますが、待たされる人もうんざりでしょう。
京王線はすぐに運転再開したようですが、湘南新宿ラインは翌日の午後まで復旧しないなど再開までに幅があり過ぎるのも問題です。
人力チェックのせいで、路線の長さや人員の問題で幅が出てくるようですが、DXするならこういった部分で対応して欲しいものです。
ドローンを飛ばすでも、線路にIOT組み込むでも何でも良いと思いますが、対面大好き、人力大好きなチェック体制を、鉄道のような公共交通機関のシステムにいつまでも組み込んでいて欲しくないものです。
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