GoogleのAIと機械学習によるコロナ感染予測
11月17日にGoogleからAIと機械学習を組み合わせたコロナ感染者予測がリリースされたので、さっそく確認してみようと思う。
元は米国向けに開発したものを日本にも拡張してリリースしたものらしい。
予測開始日から将来 28 日間のあいだに予測される国内の陽性者数や死亡者数等の予測値を表示するとのことなので、Googleの感染者数と実際の感染者数でどの程度差異があるか確認してみようと思う。
確認方法
ダッシュボードから確認可能です。
2020年11月17日から28日間、2020年12月14日までの予測が表示されています。
陽性者数が51,605人とかなり多いような気がしますが、1日当たりに直すと約1843人なので大体妥当な数かなと思います。
陽性者数のワーストは東京で12,074人になっています。2位は北海道の10,521人です。東京より新規感染者数が少ないですが、北海道の死亡者、入院患者数の予測の方が、東京の死亡者、入院患者数の予測より多いのが気にかかります。
ちなみに北海道の死者数予測が122人、東京が42人、入院患者数予測が北海道7,317人、東京4,968人になっています。
11月18日の予想結果はどの程度だったか。
11月18日の新規感染者数は2,200人でしたが、Googleの感染予測では何人だったのでしょうか。
確認した結果1,369人でした。Googleの予測より831人、約60%も多いですね。
今日のデータを踏まえて再度予測したら、現在の予測より大きく上昇しそうです。
結論
という訳で、Google先生の予想を大きく上回るペースで増加していますが、結局個人で出来ることは今と変わりません。マスク、手洗いをきちんとして、人ごみに行かない等のいつも通りの対策をするしかないですね。
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