関税、関税と大暴れした割に、為替は穏やかな展開だったね

温泉の猫 FX
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トランプが大暴れした割には為替は平坦な動きでした

先週は156円を基準にしてこの基準を割り込んでいくか、156円をキープするかを見極めたいという方針でした。
基本売り、買いはしない方針で156円を基準に売りをかける方針でした。

就任直後のトランプには大人しくして欲しいオッサン
トランプ大統領就任前に156円割れたのが嫌な感じ先週は円高想定をしており、156円から158円のレンジで動く前提で、157円後半から158円台では売り、156円台では買いの方針としていました。取引は方針どおり、14日の生産者物価指数(前年比...

先週の取引は1度だけです。
火曜日の帰宅後に売り、金曜日の起床後にほぼ同値で撤退しました。(紫丸部分)

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(TradingViewから作成)

ほぼ同値で撤退しましたが、ギリギリプラス、スワップでマイナスでした。

トランプ大統領就任でバイデン前大統領の政策を否定する政策を始めて、初週から大暴れでした。

大暴れした割には為替は穏やかなもので、156円を挟んで一進一退、24日の日銀政策決定会合で0.25%の利上げが決定しました。
これも織り込み済みだったので、一時155円を割れる場面もありましたが結局ほぼ156円の155.9円台で引けています。

見ている時間帯にほとんど動かなった上に、損切り、利確のタイミングもなかったのでアメリカの動きとは裏腹に穏やかな1週間でした。

2025年1月20日週の10年国債利回りとドル需要について

1月20日週のアメリカ10年国債利回りの動き

アメリカ10年国債利回りは週初4.55%、週末4.61%でした。
最も高かったのが1月23日23時台の4.66%、最も低かったのが1月21日12時台の4.53%です。

先週はチャートの動きと株価軟調の予想から、横ばいからやや下落傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりの動きになりました。
株価も予想どおり堅調でした。

MACDは下落傾向、RSIとストキャスティクスは23日までは上昇傾向、それ以降は週末にかけては下落して引けています。
チャート的には下落しそうです。

ただ、株価は青の平行チャネルの下限付近を推移していますが、青の平行チャネル到達後に反落しそうです。
総合して10年国債利回りは横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

日本国債10年物の利回りは、週初1.20%、週末1.22%でした。
日本の10年国債利回りは、株価の軟調とチャートの動きから横ばいからやや下落傾向になる想定をしていました。
株価は反発して週末にかけて下げる動きになったので、先週の想定どおりの動きになりましたが、金利は想定外にやや上昇気味の推移になりました。

MACDは下落傾向で、デッドクロス後は横ばい気味の推移のまま引けています。
RSIとストキャスティクスは緩やかな上昇傾向です。
株価はチャート的には上昇傾向が続きそうですが、これまでの38,000円~40,000円のレンジの上限付近に近づいてきたので反落がありそうです。

株価とチャートの動きから横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。

1月20日週のドルインデックスの動き

ドルインデックスは週初107.98で、週末107.46でした。
最も高かったのが1月21日20時台の108.79、最も低かったのが1月25日2時台の107.21です。

先週は横ばいからやや上昇傾向を想定していましたが、逆に下落傾向でした。
株価の逆相関とチャートの動きから素直に下落傾向を想定しておけば良かったです。

MACDは下落傾向、RSI、ストキャスティクスも下落傾向です。
株価は反落を想定しているので、来週は節目の109.6に近づいていく動きを想定します。
横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

VIXは15近辺で低めで安定した推移になりました。
週初16.29、週末14.84で引けています。
25日の2時台に付けた14.58が最も低く、21日の17時台に付けた16.29が最も高い水準です。

NYダウ平均株価は週初43,700ドル、週末44,424ドル、先週末比プラス936ドル、先週から引き続き2.15%の大幅上昇でした。

先週の想定では株価は堅調、青の平行チャネルの下限を目指した動きを想定していたので、想定どおりの動きになりました。

NYダウ、ドルインデックス日足比較チャート(TradingViewで作成)※ローソク足DJI、紫DXY

MACDは上昇傾向、RSIとストキャスティクスは23日までは上昇傾向、それ以降は週末にかけて下落して引けています。

来週は青の平行チャネルの下限の攻防になりそうですが、ここ2週の動きが急激なので青の平行チャネルの下限到達の一服感から、来週は反落する想定で考えておこうと思います。

2025年1月27日週のドル円取引について

1月27日週の10年物国債金利とドルインデックスは、共に横ばいからやや上昇傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。

ドル円を動かしそうな経済指標は、1月28日の0時に新築住宅販売件数、22時30分に耐久財受注、1月29日の0時にコンファレンスボード消費者信頼感指数、1月30日の4時にFOMC、22時30分に実質GDPと個人消費、1月31日の0時に中古住宅販売成約指数、22時30分に雇用コスト指数、PCEデフレータ、PCEコアデフレータの発表があります。

重要なのは30日のFOMCです。
利下げに関しては、早くても5月までは行われない予想になっていますが、予想外に利下げという展開になると、円高方向に急伸しそうです。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(TradingViewから作成)

MACDは緩やかな下落傾向、RSIとストキャスティクスは22日までは上昇傾向、それ以降は緩やかな下落傾向です。

チャートだけ見ると下落しそうです。
ここ2週株価が堅調だったので、156円近辺での推移が続いてきましたが、株価も青の平行チャネルの下限到達してから崩れ始めているように見えます。

156円付近の推移が続くか、このレンジが崩れるかといった展開を想定しますが、FOMCで利下げが行われなければ円安方向よりは、円高方向に動きやすい相場だと思います。

売りを基本に考えて、154円付近では一度立ち止まりって買い戻すか再度検討したいと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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