非常に買いやすい1週間でした。
先週は青の平行チャネルの中間線までは買い継続の方針としていました。
株価が想定に反して強かったので、比較的買いやすかったですね。
買ったら指標発表前まで持って決済という動きを繰り返すだけの1週間でした。
17日の夜に買いで入り、18日の小売売上高(予想0.3%、結果0.1%)の発表前に決済(青丸部分)、18日の鉱工業生産指数(前月比予想0.2%、結果-0.1%)と設備稼働率(予想78.6%、結果78.7%)の結果発表後に再度買いで入り20日の経常収支の発表前に決済しています。(橙丸部分)
経常収支(予想-2,061億ドル、結果-2,376億ドル)の結果を確認後、21日のPMI発表前に決済しています。(紫丸部分)
PMIの結果が市場予想より強く、円安が更に進んでしまい青の平行チャネルの中間線近くまで上昇したため、これ以降の買いは入れずに今週の取引は終了しています。
こつこつ100pips程度は取れましたが、先週の損切りロットに比べて小ロットなのでまだまだマイナスです。
ドル円の取引ロットを上げるつもりはないので、今月中にマイナスが解消されることはないでしょうね。
2024年6月17日週の利回りとドル需要について
6月17日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.24%、週末4.25%でした。
最も高かったのが6月18日18時台の4.30%、最も低かったのが6月19日2時台の4.20%です。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していましたので、想定どおりの動きとなりました。最も高い時間と、低い時間の差が0.1%以内でした。
MACDは19日まで下落傾向、19日以降は上昇傾向で少し戻して引けています。
RSIとストキャスティクスも同様に19日まで下落傾向、19日以降は戻しています。
4月に4.2%割れの水準が一旦の底になる動きになっており、チャート的には弱い戻し傾向になりそうですので、横ばいから弱い上昇傾向を想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初0.92%、週末0.97%でした。
先週はチャートの動きから下落傾向を想定していましたが想定より強く1%に近づいていく動きとなりました。
先週の金融政策決定会合での利上げは見送られましたが、底値は限定的のようです。
何のニュースも無ければしばらくは1%を挟んでウロウロする動きになりそうです。
MACDは19日までは下落傾向、それ以降は緩やかな上昇傾向で戻しています。
RSIとストキャスティクスも同様で19日までは下落傾向で、それ以降は上昇傾向で引けています。
チャート的には上昇傾向となりそうですが、MACDの上昇力は弱いです。
横ばいから緩やかな上昇傾向を想定しておこうと思います。
6月17日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初105.50で、週末105.83でした。
最も高かったのが6月21日23時台の105.91、最も低かったのが6月18日23時台の105.12です。
先週は上昇を想定していたので、一応想定どおり上昇しました。
MACDは先週のゴールデンクロスから続いて上昇傾向、RSIとストキャスティクスは19日までは下落傾向で、それ以降は上昇傾向で引けています。
週足でも反転が確認できるので、チャートを見る限り、来週も上昇する展開を想定しておこうと思います。
106.1くらいまでは上昇傾向でしょうか。
VIXは先週に比べて少し上昇し13.19で引けています。
多少上昇したとは言え、まだ全然低い水準なので恐怖感はありません。
20日の21時台に付けた12.18が最も低く、21日の22時台に付けた13.78が最も高い水準です。
NYダウ平均株価は週初38,565ドル、週末39,150ドルのプラス561ドル、1.45%の上昇となりました。
最近の傾向に反してドルインデックスは上昇しましたが、株価は下がらず上昇となりました。
20日のフィラデルフィア連銀景況指数の結果が予想4.5に対して1.3と大きく下回りましたが、PMIは市場予想より強かったため週末にかけて株価は強かったです。
株価のMACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIとストキャスティクスも上昇傾向で推移しています。
週足ではMACDは緩やかにはなってきましたが、先週と変わらず下落傾向が続いています、RSIとストキャスティクスは上昇傾向に戻しています。
短期的には上昇傾向になりそうです。
2024年6月24日週のドル円取引について
6月24日週の10年物金利は横ばいから弱い上昇傾向、ドルインデックスは上昇する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、6月25日の23時にコンファレンスボード消費者信頼感指数、6月26日の23時に新築住宅販売件数、6月27日の21時30分に実質GDPと耐久財受注、23時に中古住宅販売成約指数、6月28日の21時30分にPCEデフレータとPCEコアデフレータの発表があります。
ドル円以外では28日の4時にメキシコ中銀の金利が決定されます。
恐らくまだ利下げはないでしょうが、下がるようならまたペソ円が荒れそうなので注目しています。
MACDは上昇傾向で、RSIとストキャスティクスも上昇傾向です。
週足のMACD、RSI、ストキャスティクスも共に上昇傾向が続いています。
チャートだけ見ると来週も上昇傾向が続きそうなんですが、160円が近づいてきたため、介入警戒の水準に入ってきましたし、もう1つの節目の青の平行チャネルの中間線付近に近づいています。
アメリカが日本を再度為替操作の監視リストに追加したので、直接的な介入には多少慎重姿勢になりそうではありますし、そもそも介入する実弾も限りがあります。
もし介入するなら利上げタイミングに合わせてくると思いますが、このまま160円を超えて165円が近づいてくるようだと介入もあるでしょうね。
来週も買い方針を基本方針としたいと思います。
青の平行チャネルの中間線では様子見ですね。
ここをアッサリ超えるか、超えるようなら買い継続、反落するようなら買いポイントを探る展開になると思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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