レンジから動かな過ぎてペソ円ばかり見てました
先週は重要イベント前は取引を控えつつ、青の平行チャネルの下限から青の平行チャネルの中間線付近までは買い方針、青の平行チャネルの下限を明確に割り込んだ場合は売り方針としていました。
方針を出したは良いんですが、重要イベント前後を含めて青の平行チャネルの下限から青の平行チャネルの中間線の範囲での推移が続いたことに加えて、ドル円よりペソ円に気を取られていたので、ドル円は全く触りませんでした。
という訳で、今週のドル円の取引はありません。
ペソ円の下げ止まりを見ている時間が長い1週間でした。
ペソ円は8.5円で損切りして8.2円台で下げ止まった感がありますが、予断を許しません。
ここからまだ下がりそうにもみえますし、MACDはまだ下落傾向が続いているように見えます。
大きく下げたので、下げ止まったら半値戻しくらいはするはずです。
下げ止まったらまた買いで入りたいんですが、今はもう少し様子見ですね。
慣れないペソ円は横目で確認しつつ、今週もドル円を考えていきましょう。
2024年6月10日週の利回りとドル需要について
6月10日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.45%、週末4.22%でした。
最も高かったのが6月10日17時台の4.46%、最も低かったのが6月14日21時台の4.19%です。
先週は横ばいからやや上昇傾向を想定していましたが、想定より金利は下がりました。主な要因は12日のCPI発表後の金利低下ですね。
CPIの結果は前月比予想0.1%、結果は0%、前年比予想3.4%、結果が3.3%でCPIは低下傾向です。
MACDは週明けは緩やかな上昇傾向、12日以降は下落傾向でそのまま引けています。RSIとストキャスティクスは下落傾向です。
先週想定していたとおり金利は引き下げされなかったので、FOMC後に多少金利が上昇しましたが、FOMC通過後も金利はジリ下げ傾向でした。
利下げ時期は12月が想定されており、2024年は1回利下げがあるかどうかといった感じになりました。
2024年3月に付けた4.0%が直近の底値になるので、下がるとしたらその辺りが一旦の目安になります。
MACDやRSIを見る限り下落傾向が続きそうですが、週末時点で4.22%で下落余地が少ないです。
4月に4.2%割れの水準で反発したので、この辺りの水準以下まで下がれば戻しそうですが、チャート的には横ばいから弱い下落傾向を想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初1.01%、週末0.93%でした。
先週はチャートを見る限りは弱含みを想定していましたが、1%近辺での推移を想定していました。
水曜までは1%近辺での動きになりましたが、水曜日以降は1%割れのまま引けています。
14日の金融政策決定会合では利上げは見送りされたので、その影響もありそのまま0.9%台で引けています。
MACDは先週のデッドクロスから下落傾向が続いています。
RSIも下落傾向、ストキャスティクスはデッドクロスを伴う下落傾向です。
チャートを見る限りは下落傾向が続きそうです。
直近の安値が5月に付けた0.915%であるため、その辺りが目安になりそうです。
6月10日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初104.93で、週末105.51でした。
最も高かったのが6月14日22時台の105.80、最も低かったのが6月13日0時台の104.25です。
先週のドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向を想定していました。
結果的には先週末から上昇して引けましたが、目安の104.7を割り込む場面もあり動きの大きい週になりました。
ドルインデックスもCPI発表後に急落しましたが、その後は戻す展開で引けています。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIとストキャスティクスは12日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向です。
週足のMACDも先週デッドクロス直前までいきましたが、デッドクロスはせず上昇傾向になっています。
チャートを見る限り、来週は上昇する展開を想定しておこうと思います。
VIXは13日に11.88まで下落傾向が続き、それ以降は少し戻して12台で引けています。
先週に引き続き全体的には低い水準で安定して推移しており、恐怖感はありません。
週初13.09、週末12.65でほぼ横ばいです。
NYダウ平均株価は週初38,784ドル、週末38,589ドルのマイナス209ドル、0.54%の下落となりました。
株価のMACDは緩やかな下落傾向、RSIも下落傾向、ストキャスティクスはゴールデンクロスを伴う上昇傾向です。
週足ではMACDは先週と変わらず下落傾向、RSIとストキャスティクスは上向いていましたが、再度下落傾向に戻しています。
ドルインデックスとチャートを見る限り、来週は下落傾向が続きそうです。
2024年6月17日週のドル円取引について
6月17日週の10年物金利は横ばいから弱い下落傾向、ドルインデックスは上昇する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、6月18日の21時30分に小売売上高、22時15分に鉱工業生産指数と設備稼働率、6月20日の21時30分に経常収支とフィラデルフィア連銀景況指数、6月21日の22時45分にPMI、23時に中古住宅販売件数の発表があります。
重要なのは18日の小売売上高と21日のPMIです。
MACDは緩やかな上昇傾向で、RSIとストキャスティクスは12日までは下落傾向、それ以降は上昇傾向です。
週足のMACD、RSI、ストキャスティクスも共に緩やかな上昇傾向です。
チャートを見る限り円安傾向が続きそうです。
FOMCも日銀の政策決定会合も無事通過したので、円安傾向は続きそうです。
先週も青の平行チャネルの下限でストップしたので、青の平行チャネルは来週以降も有効に機能しそうです。
とりあえず青の平行チャネルの中間線までは買い継続、青の平行チャネルの中間線到達後は一度決済して動きを見てから方針を決めようと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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