お隣に振り回されてヤラレタ感がある

バールのようなものとうさぎ FX
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結構上下に動いて振り回された1週間

先週の取引方針は青の平行チャネルの中間線を基準としつつ、中間線到達までは買い継続、それ以降は一旦手放して様子を見る展開を想定していました。

素直に方針に従っておけば良いのに、直観でヤラレル
青の平行チャネルの中間線が活躍した1週間 先週は青の平行チャネルの中間線を重視して、買い方針を続ける方針としていました。 取引は寄り付きで買い、28日のコンファレンスボード消費者信頼感指数(予想96.6、結果102.0)の発表前に損切りして...

取引は3日の製造業PMI(予想50.9、結果51.3)、ISM製造業景気指数(予想49.7、結果48.7)が出た後、156円を割り込んだタイミングで一度買い、4日のJOLTS求人件数(予想831.5万人、結果805.9万人)の結果が発表される前に損切りしています。(青丸部分)

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(TradingViewから作成)

JOLTS求人件数の発表後、青の平行チャネルの下限付近で再度買いで入り、5日のADP雇用者数(予想17.7万人、結果15.2万人)の結果が出る前に決済しています。(橙丸部分)

最後は6日の貿易収支(予想-750億ドル、結果-746億ドル)の結果が発表された後に156円のタイミングで買いで入り、7日の雇用統計前(非農業部門27.2万人、失業率4.0%)の発表前に損切りしています。(紫丸部分)

売りを前提としていなかったので、常にドル買いで入りましたが、あまり上手い事いきませんでした。
マイナス50pipsくらい負けましたね。

お隣のメキシコの総選挙で与党が大勝したことでペソが下落したこともドル円に影響していたと思います。

2024年6月3日週の利回りとドル需要について

6月3日週のアメリカ10年国債利回りの動き

アメリカ10年国債利回りは週初4.49%、週末4.43%でした。
最も高かったのが6月3日9時台の4.50%、最も低かったのが6月6日5時台の4.27%です。

先週は横ばいからやや下落傾向を想定していたので、想定よりはかなり弱い結果になりました。
雇用統計まで金利引き下げの思惑でじり下げの展開が続きました。

MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、6日以降は少し戻す動きになっています。
RSIとストキャスティクスは5日までは下落傾向、それ以降は上昇傾向で引けています。

チャートを見る限りは弱そうですが、数カ月は金利を据え置かれそうなので来週は少し戻す動きが続きそうです。

米雇用統計、5月の非農業部門雇用者数27万2000人増-失業率は上昇
米国では5月、雇用者数が大幅に増加し、賃金の伸びも加速した。これを受け、市場では米利下げ開始時期に関する予想が後ずれした。

RSIとストキャスティクスは戻す動きに見えるため、6月10日週は横ばいから弱い上昇傾向を想定しておこうと思います。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

日本国債10年物の利回りは週初1.07%、週末0.96%でした。
先週はMACDの動きから横ばいから上昇傾向の推移を想定していましたが、下落傾向が続きました。

暫く1%台での動きになると思っていましたが、結構アッサリと1%を割り込んできました。
4日までは強含みだったんですが、アメリカの金利低下に伴って日本国債の金利も下がりました。

MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSIとストキャスティクスも下落傾向、6日以降は少し戻しています。

チャートを見る限りは弱含みになりそうです。
アメリカは少し戻しそうに見えるので、日本国債も少し戻して1%近辺での推移を想定しておこうと思います。

6月3日週のドルインデックスの動き

ドルインデックスは週初104.62で、週末104.93でした。
最も高かったのが6月8日5時台の104.94、最も低かったのが6月4日9時台の103.99です。

先週のドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向を想定していました。
結果的に先週末時点より上昇しましたが、週を通してやや弱い展開が続きました。
7日の非農業部門雇用者数が市場予想より強い結果になったことで、ドルインデックスも上昇して先週時点より上昇して節目の104.7を上回って引けています。

MACDは6日までは下落傾向、それ以降は上昇傾向です。
RSIとストキャスティクスは6日までは横ばい傾向、それ以降は上昇傾向です。

7日に一気に節目の104.7に戻す展開になったため、少し読み辛い展開になってしまいましたが、チャートだけ見るとMACD、RSI、ストキャスティクス共に週末にかけて上昇傾向です。

週足のMACDは下落傾向が続きデッドクロスしそうな水準です。
週足では下落傾向が続いていますが、直近の動きは横ばい傾向です。
このままデッドクロスせずに反発するようであれば戻す展開、割り込むようであれば下落傾向が続きそうです。
週足のRSIとストキャスティクスは上昇傾向が続いているので、割り込む世展開より反発する展開の方がありそうです。

日足、週足のチャートを総合して考えて、来週は横ばいから上昇する展開を想定しておこうと思います。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

VIXは4日に14.08まで上昇しましたが、それ以降は下落傾向が続き12台で引けています。全体的には低い水準で安定して推移していますので、恐怖感はありません。
週初13.08、週末12.21でほぼ横ばいです。

株価は38,000ドルを試す展開になる想定でした。
週明けは下落傾向が続き、4日に38,247ドルを付けた後はじり高展開で38,000ドル割れはせずに引けました。

NYダウ、ドルインデックス日足比較チャート(TradingViewで作成)※ローソク足DJI、オレンジDXY

NYダウ平均株価は週初38,709ドル、週末38,799ドルのプラス112ドル、0.29%の上昇となりました。

MACDは横ばい傾向、RSIとストキャスティクスは緩やかな上昇傾向、6日以降は少し垂れて引けています。
週足ではMACDは下落傾向ですが、RSIとストキャスティクスは上向き始めています。

FOMCとCPIの発表があるので、結果によって株価も大きく変動しそうですが、チャートを見る限りは横ばいから弱い上昇傾向になりそうです。

2024年6月10日週のドル円取引について

6月10日週の10年物金利とドルインデックスは共に横ばいから弱い上昇傾向になる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。

ドル円を動かしそうな経済指標は、6月12日の21時30分に消費者物価指数、6月13日の3時にFOMC、6月14日に日銀政策金利の発表があります。
6月10日週は全て重要イベントです。
特に13日から14日のFOMCと日銀政策決定会合が重要です。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(TradingViewから作成)

MACDは緩やかな下落傾向で、6日以降はほぼ横ばいの推移です。
RSIは4日までは下落傾向、それ以降は上昇傾向です。

MACDはほぼ横ばいの傾向で、青の平行チャネルの下限で反発していることから青の平行チャネルの中間線と青の平行チャネルの下限の間で推移するのが基本線だと思います。

6月10日週はFOMCやCPI、日銀政策金利の発表もあるため結果においてかなり影響されると思いますが、重要イベント前は取引を控えつつ、青の平行チャネルの下限から青の平行チャネルの中間線付近までは買い方針としようと思います。

明確に売りたいポイントはないのですが、重要イベントのは結果によっては売りにしようと思います。特に青の平行チャネルの下限を明確に割り込んだ場合は売りとしたいと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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