社畜の雑談でお金の話をするのは気まずいオッサン

青ざめるウサギ 時事ネタ
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社畜の雑談で投資が話題になると対応に困る。

社畜をしていると、雑談で投資が話題になることがあります。
日経平均株価が4万円超えといった景気の良いニュースがあるとこういった話題になりがちです。

逆に日経平均株価がマイナス1,000円とか、下がった時も話題になったりしますが、社畜でも投資が話題になることは結構あります。

投資の話題になった時、投資をしないとなぁという話になるんですが、結局投資をしないという人が結構な割合で存在します。
というより、あまり「私も投資を始めたよ。」と言う話を聞くことは稀な気がします。

大体の場合、「投資したいんだけど、先立つものが無い。」といった話をして投資をしません。
そして大体聞かれるのが、「お前は投資してる?」という質問です。

私は「ボチボチやってるよ。」と回答します。
実際は毎月月給以上ぶち込んでますが、資産全体から見れば然したる額ではないのでボチボチで合っているでしょう。

そして投資をしていると回答すると、「で?幾らくらい儲かってるの。」という質問が続きますが、こちらものらりくらりの回答になります。

直近数年は年10%以上は儲かっているよと回答しても良いのですが、急にやる気になった挙句、投資を教えてくれとか、金預けるから代わりに運用してくれとか、損したら私のせいにされる可能性があるので、面倒事には近づかないためにも適当な回答をすることになります。

恐らく社畜でFIREを目指している人は似たような対応をしていることでしょう。
まさか職場で投資セミナー開講している人は居ないと思います。

話題になり易い悲観的なニュース

何でまた投資が雑談のテーマになったかと言うと、国民年金の保険料納付期間を現行の60歳までの40年から65歳になるまでの45年に延長したというニュースがあったからですね。

年金65歳まで納付、効果試算へ 自営業ら保険料5年延長、厚労省:東京新聞 TOKYO Web
厚生労働省は年金の将来の給付水準を点検する今年の「財政検証」で、自営業者らが加入する国民年金の保険料納付期間を現行の「60歳になるまで...

検討と言っていますが、委員は賛成多数なようのでまず決まりと言って良いでしょうね。

65歳まで納付へ議論加速 国民年金保険料、期間延長 賛成多数、厚労省審議会|WEB労政時報

5年おきに財政検証していますが、この財政検証って公的年金の財政の健全性を定期的にチェックするために行っているんですよね。
財政検証は100年にわたって年金財政の均衡を図ることを目的にしているんですが、5年ごとに毎回毎回改悪されるので、お前ら本当に100年も先の財政均衡図れるように検討しているのか?という疑問を感じます。

100年どころか5年先も碌に見通せてないんじゃないって感じです。
そもそもいつも予測が楽観的過ぎるんです。
一番悲観的な予測が、一番楽観的予測でも良いくらいです。

予測が楽観的過ぎるから、5年経つとまた改悪しないと対応できないんでしょうね。
きっと勉強はできるけど、頭は良くないんでしょう。

社畜にはあまり影響がない、年金期間の延長

65歳まで社畜をする人にとっては、このニュースは左程影響はないと思います。

何しろ社畜が給料を貰う際に、厚生年金は強制的に徴収されますからね。
厚生年金のついでに国民年金も取られているので、社畜の場合はあまり気にならないと思います。

問題なのは早期退職している場合ですね。
早期退職後も給与所得があれば、延々65歳まで国民年金保険料を取られることになります。

今年の増税メガネの増税メニューを見つつFIREを考える。
FIREを目指すと税金とFIREについては感度が高くなる。 FIREを目指して生活していると、FIRE関連の情報に関してはアンテナが高くなります。特に税金のような自分の懐に無理やり手を突っ込まれるような話や、実際FIREしている人の暮らしや...

私は国民年金の支払いが65歳まで延長されたとしても、免除一択の予定です。
これはFIRE後は働かない予定だから取れる手段ですね。
収入が無いなら免除を選択肢にできます。

60歳未満については今は払うつもりもありますが、これも結構悩みどころなんですよね。

払っても貰える額は少ないので、年金保険料を払うよりその分投資に回しておいた方が良いような気もします。

免除でも国庫から半分支払われるため、免除申請しても丸損ってわけじゃありません。

FIREした人も免除申請している人が多いです。
年金支払うより支出を圧縮して投資運用した方がメリットが大きいと考える人が多いんでしょう。

FIRE後は最初の1年は失業で免除申請して、FIRE2年目以降はその時になってからまた考えようと思います。
少なくとも60歳から65歳の間は免除申請しますよ。
だから今後70歳まで国民年金支払えって言われても、ずっと免除することになります。

ということは、FIREする人も特にノーダメージということになりますね。
免除申請が却下されなければ・・・

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コメント

  1. はしQ より:

    こんばんはnekonabeさん。ちょっと立て込んでいたので、1日遅れのレスしているはしQです。確かに職場で資産の話ははっきりとは言えませんね。当方もごまかしていますし、変に話すと「相談に乗って」といわれるのは想像できますし、損をしたらこちらのせいになってしまいますので絶対言いません。実は嫁にも資産運用のことは何もおすすめはしていません。ところで年金は、はしQはもうしばらくで到来するので今から楽しみです。毎年定期収入があるのは切り崩し生活に入ってからは貴重です。配当金と年金と切り崩しで生活をしていくこととなります。
    40代でFIREすると年金保険料を払って年金を積み増すか、そのお金で運用に回すかは、実績と経験と勝ち目の投資先の見極め力かと。どうせリスクをとるので、ここは運用ですかね。(と他人事です・・すみません。ではまた

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      やっぱり誤魔化しますよね。
      1億持ってるとか言ったらエライことになりそうです。
      金貸してくれとか奢ってくれとか、碌なことにはならなさそうですね。

      1億持っていて、60過ぎまで働いていればまず生活費の問題は無さそうですね。
      逃げ切り確定です。
      私はまだ20年以上あるので(伸びて30年近くになる可能性が高そうですけど)
      年金を生活費の当てにするわけにはいきません。

      そう考えると運用をメインに据えて考える必要があるんですが、この辺りの不確定要素の多さがFIREに踏み出すのを邪魔しているのかもしれませんね。

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