今さら上がってもやる気が復活することは無い。
40歳も過ぎると色々と億劫になってくることは多いです。
私が40歳を過ぎて一番億劫だと感じているのは、朝仕事に行くことです。
特にもうすぐFIREというところまで来てしまうと、仕事に対しての熱量なんてありません。
長い社畜生活で「仕事=給料」の公式が完成してしまったのも原因ですが、FIRE目前ともなると、仕事の目的である給料自体に大した価値を感じなくなります。
毎日、投資した資産が月給分以上に上下しているのに、月に何十万程度の仕事に熱を感じるわけもありません。
最近、賃上げだ!賃上げだ!とアホみたいにニュースで報道されています。
33年ぶりにベアと定昇を合わせて5%を超えたそうで、社畜達は浮かれモードですね。
新橋のオッサンにもインタビューしていました。
例によって親方日の丸に弱いうちの会社も賃上げするようで、賃上げしまぁすという発表がありました。
FIRE目前の私からすると、今さら賃上げされたところでね?といった感じですね。
今さら月に数千円~1万円程度変動したところで、FIREの予定を止めるつもりもありませんし、特にモチベーションが上がったりもしません。
社畜生活が残り何十年もある社畜からすれば賃上げムードは良いニュースでしょうが、リタイア目前の60歳直前の社畜や、リタイア済みの高齢者は冷めた目で見ているでしょうね。
やる気は死んだんですよ。今さら生き返ったりしません。
給料上げるのは多分今年だけ。
こんな景気が良い話が聞けるのも、今年だけでしょうね。
今年はゼロ金利解除とか金融政策の変更をしたいから、無理矢理でも良いから給料上げろと号令をかけていて、その号令に企業が従っているに過ぎません。
日銀がETF買い過ぎて、殆どの上場企業の大株主になっちゃいましたからね。
株主の言うことには逆らえねーってだけです。
来年以降も継続的に昇給させるほど日本の経営者は良い人達ではないでしょうね。
儲けは株主と経営者で山分けして社畜には出し渋るのが、日本のスタンダードです。
本当にこの国は資本主義じゃないですよね。
日銀がETFを手放す時に、中国みたいに「お前ら一般投資家は空売り禁止な。」と言い始めても驚きませんよ。
国が号令かけて、会社が従う正に社会主義そのものです。
世界で成功した唯一の社会主義国家なんて揶揄されるのも分かります。
気付いて悶々とするより、気付かないのが幸せか?
賃上げムードですが、普通の社畜はそこまでは考えていないでしょうね。
給料上がった嬉しい、何買おうかなとワクワクしているでしょう。
楽しいことを考えて生活するのも、それはそれで幸せです。
給料が上がると、取られる税金や社会保険料も上がるので間接的には増税されていますが、そんなことを気にする社畜はいないんでしょうね。
そのための源泉徴収。
増税には気づかせないために、社畜からは天引きで税金抜いているから当然ですね。
お母さんの財布からお金を抜き取る悪ガキみたいな連中です。
昇給でウキウキしている社畜の懐からコッソリ金を抜く。
今後も社畜の給料は増税ターゲットになり続けるんでしょうね。
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