これから独身&無職になる40代が恐れること

おっちゃん セミリタイア
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属性だけだとある意味最強に見える40代、独身、無職

このブログでも何度か取り上げていますが、私は40代で独身です。
恐らく今後も独身のままでしょう。
今後は50代独身、60代独身と進むことはまず確実です。

しかもあと1年程度で、無職も追加されるので40代、独身、無職という最強?の属性になります。

ポプテピピック 1巻 P74から引用

資産が無ければ、ド底辺も良い所です。
職質されたらお巡りさんに必要以上に絡まれることになるでしょう。

既婚が良いか、未婚が良いかという議論もありますが、リタイアするならまず未婚を選択することになるでしょう。

結婚はリタイアを目指す人には無理ゲー
学校を卒業すると時間の流れは加速する 学校を卒業して就職すると、日々の生活や仕事に追われる日々が始まります。就職して5年も経てば、社畜の生活にも大分慣れてきます。慣れた後、何となく日々の忙しさに追われて生活していると、時の流れはドンドン加速...

以前、リタイアするなら結婚は無理という話をしましたが、40代にもなって冷静に損得考えられるようになると、まず結婚は不可能です。

しかも社畜を辞めて自由を手にしてリタイアしようっていう人間が、不自由代表みたいな既婚になることなんてあり得ません。

結婚した後にリタイアを目指す人は居ますが、逆は見たことがありません。
配偶者が余程自立していて、かつリタイアすることを許してくれる度量がある必要がありますが、絶滅種と言っても良いくらいの超少数派でしょう。

最強のオッサンでも心配事は多い

40代以降もおひとりさまが確実な私ですが、一人暮らしをしていると心配なことが1つあります。

それは体調不良の場合どうするかという問題です。
今は健康なので、体調不良と言っても風邪をひいた時くらいです。
風邪をひいたら、病院に行って薬を貰ってきた後はひたすら寝るだけなので、同居人は不要です。

心細く思うなんてこともなく、休めてラッキー、ひたすら寝よう程度のものでしかありません。

今は良いですが、年を取っても風邪くらいしか引かずに生活できるかと言われると、そんなことも無いと思います。
できれば今の状態のまま老齢まで生活できることが理想ですが、そうそう上手い事いかないでしょう。

40代以降のオッサンに今後人生であるかもしれない事態として、体調を崩して入院するという場合もあるでしょう。

これは社畜を続けていようが、リタイアして無職だろうがあり得る事態です。
お金の面ではどちらも保険適用が受けられるので、社畜と無職に違いはありません。
せいぜい国保なのか、協会健保なのか程度の違いでしかないでしょう。

ですが独身のオッサンと既婚のオッサンでは手続き面で違いが出ます。

需要があれば便利なサービスができるだろうという希望的観測で生きる予定

“おひとりさま終活”の落とし穴!病院で困る「身元保証」「同意書」の対策とは?という記事を見ました。

“おひとりさま終活”の落とし穴!病院で困る「身元保証」「同意書」の対策とは?
未婚化などの進展により、単身世帯が珍しくない状況となっている現在。司法書士である岡信太郎氏のもとには「おひとりさま」からの終活の相談が増えているそうです。そこで今回は著書『「ひとり終活」は備えが9割』(青春出版社刊)から“おひとりさま終活”...

確かに独身の場合、入院時の身元保証と手術時の同意書の存在が重くなってきます。
何しろ独身だと誰も身元保証なんてしてくれません。
金はあるけど、身元保証してくれる人が居なくて入院できないなんて事態も考えられます。

両親が健在であれば問題ありませんが、50代、60代になってくると既に亡くなっている可能性も高いので、そうなると親戚くらいしかいないことになります。

年に1度会うかどうか程度の親戚に頼むのは気が引けます。
そもそも両親の親戚なので連絡先すら知らないという場合も多いでしょう。

日本の家族構成で人口の約4割が単身世帯で、独身、一人暮らしの高齢者の割合は今後も増えていくでしょう。

人口の約4割が単身世帯 - 日本経済新聞
未婚率の上昇により、人口に占める単身世帯の割合は高まっている。国勢調査によると、1980年には2割弱だったが2020年は38%を占めた。懸念事項のひとつが安定した住居の確保だ。住宅を購入する機会が得られなかった人は、借り続けることができるの...

高齢者白書でも65歳以上の一人暮らし者の動向予測も、2040年には4人に1人は単身世帯になるようです。
未婚率も上昇しているので、単身世帯と二人以上世帯の差は今後拡大することはあっても縮小することはないでしょう。

令和5年版 高齢者白書から引用

入院については身元保証人がいないだけで入院を拒否することがないよう、都道府県に通知を出しているようですし、提携する身元保証サービスがあるようです。
賃貸住宅を借りる時と同じですね。
保証会社を使えば独身でも問題なさそうです。
入院時に意識があればという但し書きが付きますけどね。

記事内では見守りサービスの利用を推奨していますが、健康なら不必要なサービスではあります。

今後必要にはなりそうだけど、今は要らない。
というか、いつ必要と判断すれば良いのか明確な判断ポイントがありません。

認知機能が落ちてきたら加入した方が良さそうですが、何を持って認知機能が落ちたと判断するのか。
独身無職だと判断ポイントが無い気がします。

かといって第三者に認知機能を判断してもらうために働くのも嫌です。

信用できて価格が安ければ、一定年齢になったら自分の状態によらず加入するという判断もできると思います。

今後この手のサービスは高齢者世帯の増加と共に発展してくると思いますので、今は65歳までは健康であるという前提で考えつつ、何か不味いなと思ったら見守りサービスの加入も検討するという感じになりそうです。

将来の福祉サービスに期待しつつ、今日は終わっておこうと思います。

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コメント

  1. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。ここのところ心の平安が保たれているはしQです。本日の記事は、当面社畜妻帯子ありの自分にはやや傍観者的立場なので大した情報はないのですが、昨日TVでおひとり様高齢者の住居問題を取り上げていました。引っ越しを考えても大家さんから入居拒否が多くみられ50代でも門前払いに近い状況らしいです。その理由が孤独死されると持ち物の処分や、後に来る、メンテナンスや家賃収入の減額等あまりメリットがないためだそうです。持ち家はよい対応策ですね。またこういったことに対応する動きがあるにはあるようですが、すべての人がうまくいくわけではないらしいです。仰せの通り今後おひとり様が増加することは自明ですので、そこに対して民間主導でニーズに合わせた保証ビジネスが出てくるのではと思います(そこそこの金持ち相手なら成り立つように思います)怖いのはお上主導で新たな天下り先として事業が始まると、結局税金の無駄遣いになりそうです。新規事業はだいたいは理屈はよいが、成り立たないビジネスになりがちですので。
    傍観者からのコメントでした

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      はしQさんは既婚なので、あまり関係のない話題かもしれませんね。
      私は都市部に住んでいるので、高齢になってから他の若いヤツに貸すわみたいな話になると厄介だと思ったので、家を買ってからリタイアすることにしました。
      とりあえずリタイア後に高齢無職のホームレスは避けられます。

      高齢者になったらなった時に考えれば良いかと思っています。
      今の段階でもAppleWatchで転倒検知とかできるし、SECOMにも見守りサービスがあるので別にこれでも良いかなという気もしています。
      ケースワーカーも居ますしね。

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