働くことに盛りなど無い。

休日出勤をするサラリーマン セミリタイア
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「働き盛り」という用語が嫌い。

「働き盛り」という言葉が嫌いです。
ニュースや職場等でも当たり前のように使われています。
昨日も「おー○○子供生まれたのか。働き盛りだから頑張らないとなぁ。」とか当たり前のように使われていました。

私も丁度30代で働き盛りと言われる年代ですが、この言葉を聞くたびにモヤっとします。
個人的にはこの世に働く盛りなんて存在しないと思うんですが、「働き盛り」を辞書で確認すると以下のような意味になっていました。

働き盛り(はたらきざかり)とは、心身ともに健康であるならば、充分な職務経歴を積み、責任ある仕事をしていると考えられる年齢を指す。
どの時期を指すかは、時代や社会によって異なるが、現代では世界的に35歳から64歳にかけてを指すことが多い。

ウィキペディアから引用

・・35歳から64歳って30年間も盛りの訳ね~だろと思います。
働き盛りの「盛り」といえば心身ともに最も充実した状態を指していると考えますが、新卒から入社した場合、35歳から40代は10年~20年の社会人のキャリアがあり、仕事にも慣れてきて働くことに飽きが出てくる年代だと思います。
50代、60代になると、昇給も頭打ちでそろそろ定年が見えてくる年代です。
そのため、完全に流しに入る年齢で、とても盛りといえる働きぶりをする人は多くないです。
盛りどころか、消化試合感が強い年代だと思います。

盛りと言えるのは、就職から3年くらいたってある程度仕事を覚えてきた辺りの25~29歳くらいが、社畜が仕事が面白いと思えるピークの年代ではないでしょうか。
その後はある程度仕事の内容が変わっても、大きくやり方そのものは変化しないので、仕事はマンネリ化してくると思います。

そのため40歳を超えて「好きで社畜している人」は居ないというのが、私の持論です。
40歳を超えて仕事楽しいとか大好きという人は、残業し過ぎで頭がおかしくなってきているか、根っからのドMだと思います。
そんなに仕事大好きなら社畜じゃなくて起業するべきで、人に使われている状態が好きな人は只のマゾです。

それよりサッサと家に帰って好きなことをした方が、面白いし他人に影響されないので充実感があります。
「働き盛り」とか言っていますが、内面的な心身の充実の話しではなく、一般的に結婚や出産、家の購入等の人生で一番お金が必要な時期だから、馬車馬のように働く必要があるというだけでしょう。

だから私も聞いているとモヤっとするのでしょう。
「働き盛り」じゃなくて、「個人や家族を人質にした半強制労働期間」の方が正しい表現な気がします。
この強制労働からの脱出が、FIREやセミリタイアです。

半強制的な労働を「働き盛り」というマイルドな表現を使うのはあまり好ましい事態ではないと思います。「サービス残業」みたいなポジティブな感じがするのが良くありません。

ネガティブな内容はネガティブに表現するべきで、ネガティブな内容をポジティブに表現しようとするこの国で、労働からの上がりであるFIREが流行るのも当然かなという気がします。

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コメント

  1. deds より:

    まあうまいこと洗脳されてたのかもしれんな、今までのやつらは
    テレビを見なくなってきたのが影響してるのかな?
    洗脳効かなくなってきたよな

    • nekonabe より:

      dedsさん、コメントありがとうございます。
      別に働きたければ働けば良いと思いますが、自分の働き方を押し付けてくるタイプが有害です。

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