古すぎてカビの生えた制度が未だに残る国

増税と書かれたメガネ(青) 雑記
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一般人はサインをしない生活が当たり前

普段生活していて、日常的にサインをする人はどれくらいいるのでしょう。
芸能人であれば、ファンサービスの一環で日常的にサインを書く人もいるでしょうが、私のような一般人がサインをすることは非常に稀です。

せいぜい、クレジットカードの支払い時にサインを求められたり、宅配便の受け取りにハンコの代わりにサインをするくらいでしょう。

ですが、芸能人以外でもサインをする人が居ます。
今日はそんなサインについてのお話です。

サインを日常的にする人たち

芸能人以外で日常的にサインをする人は政治家です。
彼ら(彼女ら)は署名の代わりに花押というサインを書くのです。

花押って何さというと、wikipediaでは以下のように定義されています。

花押(かおう)は、自署の代わりに用いられる記号もしくは符合であって、その起源は直筆の草書体にある。草書体の自署を草名(そうみょう)とよび、草名の筆順、形状がとうてい普通の文字とは見なしえない特殊性を帯びたものを花押という。

wikipedia 花押から引用

草書の崩し字で自分の名前を書くのが花押です。
つまりサインと同じですが、そのルーツはご多分に漏れず中国にあります。
中国から入ってきた花押が、日本でも使われるようになったわけです。

歴史が好きな人は花押というと、戦国時代を思い浮かべるかもしれません。
実際、戦国時代の武将たちも花押を自分の署名として使ってきました。

wikipedia 花押から引用

今の人が見てもなんでこれで徳川家康や豊臣秀吉って読むのか分からないくらい崩されていますが、これが花押です。

で・・・
この花押、21世紀にもなって未だに使っているのが政治家というわけです。
好きで使っている人がいるという訳ではなく、慣例として使っています。

閣議決定の際に、首相や大臣が筆で花押を書くことが慣例になっているんです。
選挙で5、6回当選すると、そろそろ大臣ポストが見えてくるので、議員はいそいそ花押を作るようです。

【本郷和人の日本史ナナメ読み】「花押」いまだ現役!?(上) 大物政治家の「必修技能」(1/3ページ)
今年の6月3日、最高裁判所第2小法廷(小貫芳信裁判長)は、「花押(かおう)は押印とは認めることができない」との初めての判断を示しました。

アホな仕組みですね。
電子化されれば花押なんて使わなくなるでしょうし、押印を廃止する流れになっているのに、それより以前の花押が残っているのが驚きです。

令和になっても武士ごっこがしたいのか理解に苦しみます。

そんなに武士ごっこがしたいなら、花押なんて残すより切腹の制度を残した方が余程良いです。
責任を取る際は、腹を切る。
国民にとっては、責任を取って辞職しますと言われるより、責任取って切腹しますの方が余程信頼感が持てます。
何しろ命がけです。
バレたら不味い下手なことは、一切できなくなるでしょう。

かのニーチェも「偉大な人間が苦痛の叫びをあげると、小さな人間がたちまちよりあつまってくる。そして快感にうずうずして、舌なめずりする。しかもそれをみずから「同情」と称する。」と言っています。

民衆からすれば、いつも偉そうにしている政治家が腹を切るのは超一級のエンタメになるでしょうし、丁度よいガス抜きにもなりそうです。

残酷かもしれませんが、切腹なんて文化は日本にしかないので、日本の文化であると押し切ることもできそうです。
案外、海外からも「Oh~HARAKIRI!」と言われるだけで受け入れられそうな気がします。

まぁ命がけで政治家している人なんてまず居ないでしょうから、切腹が制度化されることはないでしょうが、花押なんて作っている暇があったらもっと楽に生活できる国にしろと思ってしまいますね。

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