ドル円はほとんど動かない1週間でした。
先週は赤の平行チャネルの上限付近(148円後半~149円前半)では売り、146.2円台では買い方針として146.2円を割り込んで下がるようなら、ドテン売りという方針にしていました。
買うほど下がらず、売る程上がらずといった状況だったので、ほぼ静観しています。
147.6円~147.7円を底に動いているように見えたので、火曜の夜に一度買って寝る前に売るという取引をしています。(青丸部分)
20pipsも取れていませんが、FOMCから日銀決定会合まではずっと静観しています。
2023年9月25日週のドル円取引について
9月18日週のアメリカ10年国債利回りの動き
9月18日週のアメリカ10年国債利回りは週初4.31%、週末4.43%でした。
最も高かったのが9月22日10時台の4.50%、最も低かったのが9月19日6時台の4.30%です。
先週想定したとおり金利は堅調です。
FOMCは予想どおり金利の引き上げは行われませんでしたが、FOMC通過後から金利は上昇傾向です。
MACDは先週のギリギリゴールデンクロスから上昇傾向が続いています。
週末にかけて上昇の角度がやや鈍角になってきているでしょうか。
RSIとストキャスティクスは上昇傾向が続いていましたが、金曜日にかけて下落傾向で引けています。
9月25日週の金利は横ばいからやや上昇傾向程度の動きになると見ています。
日本国債10年物の利回りは週初0.70%、週末0.74%でした。
先週想定したとおり、金曜日の日銀政策金利決定会合ではマイナス金利の解除はありませんでした。
日米の爆弾はどちらも爆発しませんでしたが、日本国債10年利回りに関してもFOMC通過後から金利は上昇傾向です。
9月18日週のアメリカ10年国債利回り、日本国債10年物の利回り共に上昇という結果になりました。
9月18日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初105.29、週末105.58でした。
最も高かったのが9月22日16時台の105.78、最も低かったのが9月21日1時台の104.66です。
ドルインデックスは想定どおり堅調な動きになりました。
1週遅れで104.7を底に105台で推移する展開になりました。
FOMC直前に金利上昇を警戒して底がきて、FOMC通過後に急上昇という動きです。
MACDは横ばい、RSIは上昇傾向、ストキャスティクスは下落傾向です。
週末にVIXが上昇してきたのがちょっと気になります。
来週のドルインデックスは株価も下落傾向なので、横ばいからやや弱い動きになるのではないでしょうか。
2023年9月25日週のドル円取引について
9月25日週の金利は上昇、ドルインデックスは横ばいからやや弱めの動きになる前提で考えていきます。
そこを踏まえて9月25日週のドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、9月26日23時にコンファレンスボード消費者信頼感指数、9月27日21時30分に耐久財受注、9月28日21時30分に実質GDP、23時から中古住宅販売成約指数の発表があります。
NYダウが22日の終値でとうとう34,000ドルを割れました。
VIXも上昇して引けています。
直近のNYダウとドル円の連動は株安時にドル高になる傾向があるように見えるので、株価が下落すればドル高方向に動きそうです。
そして株価は値動きとインジケーターを見る限り、来週以降も下落しそうに見えます。
ドル円のインジケーターは横ばい気味の下落傾向、RSIは横ばい、ストキャスティクスも弱いです。
週足のMACDは相変わらず上昇傾向です。
ただ日足レベルではドル円のインジケーターを見る限りでは下がりそうに見えます。
こいつは結構悩ましい状況です。
ドル高になりそうだけと、ドル円のインジケーターでは下落しそうに見えます。
また、22日は赤の平行チャネルの真ん中あたりにいるのもよろしくないです。
平行チャネルを上抜け方向に動くのか、下抜けする方向に動くのか読み辛いです。
あまり積極的に取引するような相場には見えません。
こういう時は静観が一番良いでしょう。
とりあえず147.6円台まで下がるようなら買いを試してみて、148.8円台くらいまで伸びるようなら売りを試してみる方針にしようと思います。
ロットは小さめにしておきましょう。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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