社畜は辞めたい瞬間が多すぎる。
社畜になってしまうと誰もが一度は「あー仕事辞めたい。」と考えるのではないでしょうか。
月曜日の朝とか、満員電車の中でとか、職場で自分の仕事と関係ないことで理不尽に怒られたりとか、無茶なスケジュールで残業が続いて帰れなかったり等々・・・
社畜を辞めたいと感じる瞬間には事欠きません。
10年以上社畜をしていれば、一度も仕事を辞めたいと感じたことがない社畜の方が少数派でしょう。
私もほぼ毎日感じています。
特に平日の朝ですね。
起きた瞬間は基本的に「あー行きたくねぇ」がデフォルトです。
何なら平日は家に帰った後も「早く家に帰りてぇ」と思っています。
ここまで嫌がっている社畜は少数派かもしれませんが、多かれ少なかれ社畜は仕事を辞めたい瞬間があるのは共感していただけるでしょう。
働く前から労働の闇に気付いているのは幸せなのか?
仕事は「生活のため」と回答する高校生が日本は突出しているというニュースを見ました。
調査はアメリカ、中国、日本、韓国の4カ国で各約1,800~4,800人を対象に実施したそうです。
仕事が「生活のため」かどうか問う質問に、「とてもそう思う」と回答したのは、日本がダントツに高く68.6%でした。(以下、韓国32.4%、中国17.7%、米国16.3%)
仕事が「楽しい」と回答したのは米国が34.5%も居たのに対して、日本は18.8%と半分程度しか居なかったようです。
「収入があればのんびり暮らしたい」との質問に対しては、日本は4カ国中最多の49.4%がとてもそう思うと回答しています。
この結果だけ見ると、日本人の大多数は仕事がツマらんと思っていて、半分がセミリタイアしたくて、7割がたは仕事はライスワークと考えているようです。
ただ、この結果って社畜歴10年以上のベテランに聞きましたって訳ではなく、「高校生」に聞いた結果なんですよね。
まだ社畜になってすらいません。
社畜になる前から、日本人は社畜に対して絶望的な気持ちになっているということです。
社畜になってみて暫くすれば、どんなに鈍い人でも気付くので社畜がライスワークになりがちになるのは分かります。
ですが、社畜になる前からこんなに絶望的な感想を持っているのは何ででしょうね。
私は最初から働きたくなかったですが、全体から見ると少数派だと思っていました。
高校生の時は進学予定だったので、将来の仕事のことなんぞ考えたことも無かったですがこんな社畜10年目のような社畜ほど、仕事に絶望感を持っていなかったように思います。
イメージ先行なのか、通学時に一緒に電車に乗っている社畜の目が死んでいるからなのか、両親が嫌々仕事をしているのを見ているからなのか、インターネットで仕事したくねーという叫びを見ているからなのか・・
なぜかは分かりませんが、若者は働く前から既にリタイアしたいようです。
税や社会保障の仕組み的に、若い人には盲目的に働いてもらった方が良いんですが、私が若い時より情報へのアクセスが簡単なので、知恵を付けている若者が多いのかもしれません。
まぁ~気付いたところで、空手ではお金は増やせないので、元手になる種銭は社畜として働いて稼ぐしかないんですが、社会の仕組みに気付いた状態で社畜として働くのはあまり幸せではないでしょうね。
低資金セミリタイアしましたという20代Youtuberが結構多いのも分かる気がします。
分かった上で続けるのは辛いんでしょうね。
そう考えると、暫く気付かず社畜をしていた私はまだ幸せかもしれませんね。
そう思ったけど、気付いた状態で社畜をしているのは、今の私も同じですね。
確かにこれは辛いわ。
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