5月は何故か孤独・孤立対策強化月間らしいですよ?
「お金」が孤独感の根源?という記事を見ました。
最初タイトルを見た時は多く持っているほど実は孤独感を感じやすいのかと思っていましたが、記事を見る限り、どうやら全くの逆でお金・・・と言うより年収が少ない方が孤独だそうです。
参照元になっている内閣官房のホームページも見てみましたが、5月は孤独・孤立対策強化月間だそうです。
福祉法人やNPOが相談を受けてくれるようですが、そもそもお金の問題で孤独になるなら彼らではどうにもならないのでは?とも思います。
相談したらお金振り込んでくれるわけでもないでしょうし・・
振込んでくれるなら相談しに行くんですが、とりあえず誰かに話しを聞いてもらいたいとかそういう人向けなんでしょうかね。
国の取り組みはさておき、この記事を見ていて少し気になることがあったので、今日はお金と孤独についてお話をしようと思います。
身も蓋もないお金が無いと孤独問題
記事では男女とも年収が高くなるほど孤独を感じる割合が減少していると語っています。
特に私と同じ40代が顕著で2人以上の世帯では綺麗な右肩下がりになっています。
年代によってかなりバラつきがあって、若いほどバラつきが大きいですが男性でも女性でも年収が多いほど孤独を感じつ割合が小さいという傾向は見て取れます。
よく孤独への対策として人とのつながりが云々という話が持ち上がりますし、内閣官房の孤独・孤立対策でも人とのつながりとやらを前面に押し出しています。
でも何のことはなく、お金がないから孤独なようです。
孤独だからお金がないのかもしれませんが、しょっぱい会社でも働いていれば生活できるくらいのお金は貰えるので、並みの社畜(400万円程度)の収入があれば男女ともに20%くらいで安定しています。
700万円くらいあれば10%くらいまで下がっているので、これだけ見ると確かにお金が無いと孤独を感じやすいんでしょう。
1人で生活するにしても、大分節約が必要な年収200万円以下だと孤独感が一番高い年代が多いことを見ても分かります。
確かにお金が無いと、誰かとどこかに出かけるという余裕は皆無でしょう。
余程親しければ、公園で散歩するといった0円のお出かけでも楽しいかもしれませんが、普通の友人関係なら、食事やレジャーが伴うでしょうからお金が必要です。
誰かと遊びに行くだけのお金がないから、連絡もしなくなって結果孤独といった状況になるんでしょうね。
41歳独身オッサンのアーリーリタイア後はどうなる?
金が無いと人間関係もなくなるなんて、何とも身も蓋も無い話です。
人とのつながりとやらも結局金が必要ということでしょうね。
金は殆どの問題を解決するということでしょう。
国中の人間が、給与収入が無くなった後の老後のお金を心配するのも分かります。
今は社畜で孤独を感じる割合が超低い状況に居ますが、気になるの問題が1つあります。
アーリーリタイア後は、孤独感を最も感じる低年収エリア(~200万円)で生活することになるだろうということです。
資産は数千万円~億あっても配当収入は200万程度になるでしょう。
この中でやりくりするとなると、友人とレジャーなんてのは早々できないでしょう。
40代で独身ともなると、友人ともすっかり疎遠になるので年に数回会うくらいなので、200万円以下でもどうとでもなりそうな気はしますし、そんなに頻繁な話でも無いだろうから資産から取り崩すでも問題ないようにも思えます。
残る問題は「お金があっても、リタイア後の私に積極的に資産を取り崩しに行く勇気があるか?」という問題です。
恐らく問題はないと思いつつ、「あーでも70歳くらいになったら物価もどうなっているか分からないし、病気になるかもしれないからな。」とか色々考えて取り崩しを躊躇しそうです。
誘われれば金が無いから断るということはまず無いでしょうが、レジャー費用のために資産を取り崩しに行けるかは未知数です。
意外と何でもないように取り崩しに行けそうな気もしますし、使いたくないと頑なに考える可能性もあります。
どちらに転ぶかは、アーリーリタイア後に判明しますが、何となく取り崩しを嫌がって単発バイトで小銭をゲットしに行ってサイドFIREとなっていくのが、性格的には一番ありそうな気がします。
グラフは転載禁止でしたが、元ネタはここ(内閣官房 孤独・孤立の実態把握に関する全国調査)にあります。
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