【2023年5月1日週ドル円相場予想】お茶でも飲みながらチャート見てた方が、働くより儲かった気がする。

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日銀の信頼感の低さが光る1週間

先週は133.5円を割れたら様子を見つつ買いとしていたので、26日の耐久消費財の発表後に133.5円を割れた段階で買いを入れています。
その後、GDPと個人消費の発表前に決済しています。(赤丸部分)

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(Trading Viewから作成)

134.5円を超えても強い動きになれば買い方針としていたので、定時後に135.5円を超えた水準で再度買いを入れています。
136.5円にタッチする前に決済して眠りにつきました。(青丸部分)

一番おいしいところを食べ逃した感が強いですが、まぁ社畜の奴隷拘束時間中の出来事なのでしょうがなしというところでしょうか。
それにしても機関投資家たちの、日銀総裁への信頼感の低さが分かります。
緩和政策継続を発表した後、円安急伸でした。

4月24日週の株価の動きについて振り返りと、5月1日週の日米相場予想

日経平均株価の動きについて

4月24日週の日経平均株価は始値28,631円、終値は28,856円のプラス224円で取引を終えています。0.78%の上昇で引けました。

先週は堅調な動きを予想していたので、27,500円から28,900円のレンジを想定していました。
予想より堅調で値幅が狭く、週の最高値は4月28日の14時台の28,886円、最安値が4月27日9時台の28,241円で予想レンジ内の取引になりました。

24日週はもう一度程度青の平行チャネルの上限にチャレンジする場面があると見ていましたが、2度青の平行チャネルの上抜けにチャレンジして、金曜日の緩和継続で青の平行チャネルを上回った状況で週の取引を終えています。

日経225 1時間足チャート(TradingViewから作成)

4月24日週の日本の経済指標は、28日の完全失業率(予想2.6%、結果2.8%)、有効求人倍率(予想1.34倍、結果1.32倍)でした。
市場予想より多少奮いませんでしたが、失業率と求人倍率は堅調な結果です。

もう1つの重要な経済指標は日銀政策金利です。
市場予想どおり、現在の緩和を継続するという発言もあり、-0.1%の結果でドル円も円安方向に一気に動きました。

これまで黒田氏にサプライズを何度もされているので、市場ももしかしたらYCCの廃止があるんじゃないかとか、マイナス金利を止めるんじゃないかと疑心暗鬼になっていたので、とりあえず初回の会合では何もなかったことで、安心して上昇したようです。

5月1日週の経済指標は、特に注目しているものはありません。
あえて言えば、5月1日に前年比のマネタリーベースの発表がありドル円に影響するかもしれませんが、この結果で動くことはまず無いでしょう。

インジケーターは、MACDはやや下落傾向、RSIは横ばい、ストキャスティクスは下落傾向から週末にかけて上昇傾向です。
日足で見ると、MACDの上昇が止まってきました。週足ではまだまだ絶好調で上昇中ですが来週は、青の平行チャネルを上抜けたこともあり、上昇も一服伸び悩みがありそうです。
また、日本ではGWに入るので商いが薄くなる上、平日が2日しかないので急な仕掛けが起きやすいと考えられます。

5月1日週の日経平均株価は、27,800円から29,000円のレンジを見ておこうと思います。

NYダウ平均株価の動きについて

4月24日週のNYダウ平均株価は始値始値33,794ドル、終値34,098ドルのプラス302ドル、プラス0.89%の上昇で取引を終えています。

NYダウ平均株価1時間チャート(Trading Viewから作成)

先週は33,300ドルから34,300ドルのレンジを予想していました。
最安値が27日4時台の33,235ドル、最高値が29日の4時台の34,104ドルで予想レンジ内いっぱいを使った予想どおりな動きでした。

先週注目していた経済指標は、26日耐久財受注(予想0.8%、結果3.2%、コア予想-0.2%、コア結果0.3%)、27日の前年比の実質GDP(予想2.0%、結果1.1%)と個人消費(予想4.2%、結果3.7%)でした。
耐久財受注については市場予想より強かったですが、GDPと個人消費は市場予想より弱い結果になりました。27日は経済指標発表後に市場が開きましたが、ギャップアップでした。

5月1日週の経済指標は、1日の製造業PMI、ISM製造業景気指数、3日のADP雇用者数、ISM非製造業景気指数、4日のFRB政策金利、貿易収支、5日の非農業部門雇用者数、失業率の発表があり、盛り沢山の内容になっています。
また、ユーロ圏ですが4日にECBの政策金利の発表があります。

インジケーターはMACDは下落傾向、RSI、ストキャスティクスは急落から急上昇しV字型です。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向です。
MACDの週足ではゴールデンクロスからの上昇傾向が続いています。
インジケーターを見る限り、やや軟調な動きになりそうです。

4月24日週は33,500ドルから34,900ドルのレンジを見ておこうと思います。

ドル円(USD/JPY)の2023年5月1日週の取引方針について

アメリカ10年国債利回りは週初3.56%、週末は3.42%でした。
最も高かったのが24日9時台の3.57%、最も低かったのが26日23時台の3.37%です。
引き続き3.3%から3.6%のレンジは機能していますが、また3.5%を割り込んで弱含みです。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

ドルインデックスは週初101.72、週末101.67でした。
最も高かったのが28日21時台の102.17、最も低かったのが26日22時台の101.01です。
節目の101.29を一度割り込みましたが、すぐに101.29を回復して取引を終えています。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

4月24日週は10年国債利回りは下落、ドルインデックスは横ばいという結果になりました。
インジケーターを見る限り、10年国債利回りのMACDは下落傾向、ドルインデックスのMACDは上昇傾向です。

5月1日週のドル円の基本方針ですが、インジケーターはMACD、RSIは上昇傾向、ストキャスティクスは下落傾向から週末にかけての暴騰で急上昇しています。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(Trading Viewから作成)

また、新しい平行チャネルを引きました。
3月24日の安値と3月29日と4月3日の高値を基準にして引いています。
新しい平行チャネルでは4月28日の上昇で、殆ど平行チャネルの上限近くまで上昇してきているので、5月1日週はまずこの青の平行チャネルを上抜けるかを確認することにします。

大体136.8~136.9円辺りが一先ずの目安になります。
ここを上抜けるようなら買い、137.5円で決済するかを一度考慮することになります。
性格的に一旦決済しそうですが、その時の動きによってはステイするかもしれません。

135.5円を割り込むまでは買い目線でいこうと思います。
135.5円を割り込んだ場合は、一旦決済して青の平行チャネルの下限で買うか再度検討という形にします。

そろそろ売りを混ぜていきたい水準となってきたので、137.5円を超えるようなら売りで入ろうかと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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