見ている時間が長い上に損する、最低時給マイナスパターン
先週はどちらに動くか予想が付かない相場と見ていたので、様子見の時間が結構長めでした。
ADP雇用統計結果を見てから買いを入れましたが、朝起きて左程上がっていなかったので1度決済しています。ここでは30pipsほど取れました。(橙丸部分)
もう1度取引したタイミングは青の平行チャネルを割り込んだタイミングで反発を想定して買いを1度入れています。
こちらは反発が無くズルズル下がったので、135.5円を見たタイミングで損切しています。(青丸部分)
久しぶりに冴えない結果になりました。
やはり予想がつかない時は取引をするべきではないかもしれません。
ですが分からないからと言って相場に参加していないと、それはそれで勘が鈍るのでよくありません。
ポジポジ病は良くありませんが、あまりブランクを作って相場に参加していないのも上手くいかないです。
合計すると微損といったところなので、大きなダメージはありませんが気を入れ替えて今週もやっていこうと思います。
3月6日週の株価の動きについて振り返りと、3月13日週の日米相場予想
日経平均株価の動きについて
3月6日週の日経平均株価は始値28,182円、終値は28,143円のマイナス38円で取引を終えています。0.14%減ですが、先週の終値が27,927円だったので、216円のプラスです。
先週はインジケーターがあまり強く無さそうだったので、26,500円から28,300円のレンジを想定していました。
ですが、結果的に2022年12月ぶりに青の平行チャネルを上抜ける場面がある強い展開でした。
安値が28,118円、高値が28,734円と高値圏での推移になりましたが、終わってみれば結局また青の平行チャネル内に戻って週の取引を終えています。
注目していた3月6日週の日本の経済指標は、3月8日の経常収支と、3月10日の日銀政策金利の発表です。結果は経常収支が予想-7,429億円、結果-19,766億円、貿易収支が予想‐29,180億円、結果-31,818億円と予想を下回る酷い結果でした。
3月10日の日銀政策金利の発表は市場予想どおりの結果でした。
金融緩和継続の判断となったので、恐れていたサプライズはなく円安に進みました。
3月13日週の日本の経済指標で特に注目しているものはありません。
インジケーターはMACDが上昇傾向、RSI、ストキャスティクスは下落傾向です。
ストキャスティクスはデッドクロスを伴う下落傾向になっています。
MACDは上昇傾向ですが週末にかけて少し垂れてきていますが、上昇角度は急なのでまだ強そうに見えます。RSIとストキャスティクスは弱い動きなので3月13日週の日経平均は弱そうです。
3月13日週は26,500円から28,500円のレンジを見ておこうと思います。
NYダウ平均株価の動きについて
3月6日週のNYダウ平均株価は始値33,430ドル、終値31,909ドルのマイナス1,521ドルで取引を終えています。4.55%の大暴落です。
先週は32,500ドルから34,000ドルのレンジを見ていましたが、週初からずっと下げ相場でした。
金融関連株が弱くて、警戒感からNYダウもダダ下がりでした。
注目していた3月6日週の経済指標は、7日の耐久財受注(予想-4.5%、結果-4.5%)、8日のADP雇用者数(予想21万人、結果24.2万人)、貿易収支(予想-688億ドル、結果-683億ドル)、10日の非農業部門雇用者数(予想22.3万人、結果31.1万人)、失業率(予想3.4%、結果3.6%)という結果になりました。
3月13日週の経済指標は3月14日に消費者物価指数、15日の小売売上高、17日の設備稼働率、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。
16日はユーロ圏でECR政策金利の発表があります。
何と言っても重要なのは14日の消費者物価指数ですね。FRBが3月の結果次第で今後の金利を決めると発言していたので結果次第では株価にもダイレクトに影響があるでしょう。
インジケーターはMACD、RSI、ストキャスティクス共に下落傾向です。
日足、週足共に弱いので3月13日週は弱そうです。
3月13日は30,800ドルから33,000ドルのレンジを見ておこうと思います。
ドル円(USD/JPY)の2023年3月13日週の取引方針について
アメリカ10年国債利回りは週初3.95%、週末は3.70%でした。
最も高かったのが9日22時台の4.01%、最も低かったのが11日1時台の3.67%です。
4%到達後すぐに一気に金利が急落して、3.7%で週の取引を終えています。
4%の節目で一進一退といった感じです。
直近の傾向では上昇中は上昇し続け、下落する時は下落し続ける傾向があります。
節目の3.5%で止まって反発するかどうかという展開になりそうですが、金融引き締めもまだまだ続くので、大きな流れは金利上昇の方向だと思います。
ドルインデックスは週初104.52、週末104.63でした。
104.73を挟んで一進一退の動きです。8日の14時台に105.88まで上昇しましたが、週末の円高株安で一気に104.73を割り込んで週の取引を終えています。
3月6日週は節目となる10年国債利回り4%と、ドルインデックス104.73のどちらも維持できませんでした。金利は4%から随分離れてきてしまいましたがドルインデックスは節目近辺での推移になっています。
来週はアメリカの消費者物価指数次第ですが、市場予想より高ければ更なる利上げを警戒して円安、株安に動くでしょう。市場予想より安い場合は株高に反応するでしょうが、為替は円高に動くかは相場を見てから動かないと危険そうです。
結果を見てから即売りを入れると、円高方向に動かなかった時が悲惨です。
いつもの結果を見てから注文を入れる取引をすると逆に大きく動くかもしれません。
青の平行チャネルを維持できなかったので、普通に考えるとここから円高方向に進みます。
134.5円で反発があるか、青の平行チャネルに戻ってくるかを確認する展開になりそうです。
インジケーターを見る限りMACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSI、ストキャスティクスも下落傾向です。日足レベルで見ると円高方向に進みそうです。
ただ、週足レベルで見るとMACDがゴールデンクロスして引けているので一気に円安方向に動く可能性もあります。
これは早々に動くと危険です。
そうなると、来週は様子見をしている時間が長くなりそうです。
年度末で結構忙しいので、ある程度指値をして放っておける相場なら良いのですが、放っておくとロスカットされるかもしれませんね。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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