恐れているのか、恐れていないのか?どっちなんだい
中国でゼロコロナ政策に反対する抗議活動が活発になっているというニュースを見ました。
白い紙を掲げてデモをしているようです。
何か政権を批判するようなことを書くと、当局の取り締まりが厳しいためのようです。
ロシアといい、中国といいデモの鎮圧は拳骨で止めに来るので、自分だったら参加しないでしょうね。これで怪我したらアホ臭いです。
ゼロコロナ政策を批判するのが、目的みたいですが、習近平は辞めろと抗議しているようなので、政策を批判したいのか、共産党自体を批判したいのか分かりません。
また、白紙を掲げていますけど参加者は「共産党、退陣!」「習近平、退陣!」と声を上げて抗議しているので、当局の取り締まりを恐れているのか、恐れていないのかも良く分からないカオスな状況みたいです。
ゼロコロナ政策はもう何カ月も続けられますが、急に暴発した感があります。
一応、24日に発生した新疆ウイグル自治区ウルムチの高層住宅の火災が原因と言われていますが、どうでしょうね?
切欠にはなったんでしょうが、個人的には別の理由なのではと思ってしまいます。
習近平が辞めると思っていたらまさかの続投で、続投に合わせてゼロコロナ政策も継続になってしまったので、「いい加減にしろ!」といった感じでしょうか。
抗議活動の行く末も気になるけど、それより株価が気になる
中国国内の問題なので日本国民の大多数に影響するのは、中国の生産力の低下による供給不足くらいでしょう。
私は、分散目的で西側諸国と東側諸国、西でも東でもないインドに投資しているため、東側諸国の中国市場にも投資をしています。
ちなみにロシアには投資していません。
幾ら安いと言ってもクリミア併合から、ずっと死んだ犬状態だったので、とても投資する気になりませんでした。
そのため、投資している身として一番気になるのは中国の株価です。
ここ最近は回復してきていましたが、それまでずっと暴落していたので気が気じゃありません。
ちょっと見てみましょう。
上海総合指数は11月1日の始値2899ポイントから、上昇して11月29日時点で3149ポイントです。
香港ハンセン指数は11月1日の始値14,859ポイントから、上昇して11月29日時点で18,204ポイントです。
上海、香港共に月初より上昇しています。
7月から10月までで15%も暴落したので、これまでの下落が強烈過ぎた反発もあるでしょうが、習近平が抗議活動によってゼロコロナ政策を転換するかもしれないという期待感があるから上昇しているんでしょうね。
鎮圧のために抗議活動している人々に対して軍隊投入といったことをやらかせば、天安門事件の二の舞ですが、流石にそこまでする程おバカではないでしょう。
もしそうなれば、易姓革命のお国柄なので全く別の政権が発足する可能性もありますが、国が荒れると相場も荒れるので、習近平さんにはサッサとゼロコロナ政策を諦めて欲しいところです。
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