過去のトラウマから行こうという気にならない相場
為替介入来るか、来るかと思いつつ、ずっとチャートを見ていましたが、未だに為替介入はありません。145円到達まで介入は無いかもしれませんが、先週予想したとおり145円に到達する前に円高方向に急進する可能性もあるので、予断を許さない状況が続いています。
得てしてこういう時ほど、自分がドルを買ったタイミングで円高方向に一気に動いて含み損地獄が始まることが多い気がします。
どうも過去のトラウマから、バカになってとりあえずドル買ってずっとホールドしようとは思えないのが私の資産が急増できない理由な気がします。
とうとう149円台に到達
今週の始値が1ドル148.52円で、現在149円半ばまで上昇しています。
149円は32年ぶりです。私が小学生の時以来の水準です。
ジリジリ150円に向けて動いているので、じれったいと言えばじれったいですが、最近の急変動から比べると動きは緩やかといえど、19日も1円程度は円安方向に動いています。
急激な変動があれば、為替介入されると市場も考えているからなのか、これまでのように1日で2円、3円と変動しなくなりました。
18日の夕方に148.1円まで急落したので、為替介入があったのかと思いましたが、為替介入ではなかったようです。
ユーロ圏の景況感指数の発表が18時にあったので、その影響でしょう。
日本の金利が0.25%を超えた状態に・・
アメリカ10年国債利回りは相変わらず高止まりです。
19日現在でも4.073%で、今週は4%台で動いている時間が長くなってきました。
日本国債10年利回りも確認してみましたが、イールドカーブコントロールの0.25%を超えた水準で推移しています。
日本の国債は金利が0.25%以上に上がれば、買いオペで0.25%に下がるまで国債を買うので、市場原理で国債金利が決定しているわけではありません。
あまり指標としては信用ならないものですが、また指値オペや買いオペで金利が0.25%まで抑制されるような事態になれば、また円安に動きそうです。
ドルの人気も凄いけど、円の人気の無さも凄いな
最近、金利と一緒にチェックしているドルインデックスと、円インデックスですが、ドルインデックスは17日の21時頃から下がりはじめ、18日に111.77まで下がった後は再度上昇を始めています。
19日現在は112.80まで戻してきています。
先週末時点で113.29だったので、先週よりは低いですが相変わらず高い水準で推移しています。
現在の112~113の水準は2002年以来の高さです。
逆に円インデックスは歴史的に小さいです。
とうとう66台をつけ始めました。
Trading Viewでは円インデックス(JXY)は2007年までしか確認できませんでしたが、確認できる中では一番低い水準です。
今のドル円の水準は金利差もあると思いますが、ドル需要と円需要の差も大きいと思います。
円人気なさ過ぎ。
入国制限も緩和されたので、円需要が大きくなれば円高方向に動くかもしれませんが、現状の円需要ではそんなことも無さそうですね。
もうしばらく、ジリジリとした150円近辺のドル円の動きを観察することになりそうです。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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