PlayStation5が買えないのに値上げだって
ソニーがPlayStation5を9月15日から5,500円も値上げするというニュースを見ました。
私は既に抽選販売で当選したので購入済みなんですが、まだ手に入っていない人は焦るでしょうね。
というより、発売から1年以上経つのに未だに品薄というのも中々不思議な状況です。
貧乏な日本人より海外市場を優先しているとか、半導体不足とか色々理由はあるでしょうが、ゲーマーにもインフレの嵐が吹き荒れていますね。
親がわざわざ外に出なくなる理由を作るとも思えないので、ニートでもゲーム機は自腹で買っているでしょう。
食事や光熱費を親に支払ってもらっているニートと言えども、インフレとは無関係にいられなくなってきているようです。
ライトユーザーが市場から消えていく
物価上昇と為替の影響を価格に転嫁したそうで、通常版は6万478円、メディアドライブ無し版が4万9478円だそうです。
ヘビーゲーマーだったら、既に何とかして抽選か、もしくは転売屋から購入していると思います。
5,500円の値上げも、値上げ前に手に入ってニヤニヤしているでしょう。
転売屋もニッコニコでしょうね。
転売屋がどれくらいPS5の在庫を抱えているか知りませんが、労せずして5,500円の利益増です。
100台売りさばけば、550,000万円利益が上乗せされることになるので、値上げまでに転売屋も在庫を増やそうとするでしょうね。
ヘビーゲーマーは既に購入していて問題ないとしても、ライトユーザーは困るでしょうね。
毎日ゲームをするという程、ゲーマーでも無く、好きなタイトルが出た時だけプレイするようなタイプです。
欲しいタイトルが出たら、PS5も一緒に買おうと考えて、タイトルが出た時にPS5本体が買えないというパターンが増えていそうです。
今は最新ゲームであってもコンシューマー向けだけでリリースされることは稀です。
普通はPC版かSTEAM版も同時にリリースされるので、どうしてもプレイしたければPC版をプレイすることになります。
そうなると、わざわざPS5を買ってまでプレイしようという層はどんどん減っていくと思いますが、ソニーはそこまで考えているんでしょうか。
ヘビーユーザーも市場から消えていくかも
ライトユーザーがコンシューマー向けのゲームを買わなくなれば、ヘビーユーザーにも影響が出てくるでしょう。
PS5も買えない、PC版も知識が無いとか、最新ゲームができる程高スペックのPCを持っていないという人は、「ゲームを卒業」して市場から居なくなってしまうでしょう。
ゲームじゃなくてもエンタメは色々ありますからね。
ゲームをしないで、別のエンタメを楽しむという人も増えるでしょう。
ゲームを買わない人が増えれば、開発費の回収のためにゲームソフトの値段が上がるはずです。
現在PS5のソフトは6,000~8,000円くらいのレンジ内に納まっていますが、10,000円、15,000円と値段がどんどん上がっていくかもしれませんね。
私が小・中学生の時はスーパーファミコンのソフトを良く買っていましたが、今より高かった記憶があります。
スーパーファミコンのFF6は定価11,400円で1万円を超えていました。
まだ日本の景気が良かったので、ソフトの値段も右肩上がりでしたが、今の日本でゲームソフトの値段が10,000円以上となってくると、クソゲー掴まされた時の怒りと落胆は計り知れないでしょうね。
ゲームソフトが高価になってきて、売れなくなってくると、ビッグタイトルでも売れないということになりかねません。
そうなると、市場も縮小して面白いゲームも開発されなくなるかもしれません。
リタイア後の娯楽の1つとして、ゲームをプレイしまくる予定なので、面白いゲームがいっぱいリリースされるような世の中であって欲しいものです。
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