何がなんでも会社に居ないと駄目なことにしたい人々

ヒゲの男性 座る 雑記
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フルリモート反対派の感想を見る

フルリモートや、1日4件以上のWeb会議が高ストレスであるという記事を見ました。
コロナも第7波が到来して、1日20万人近い感染者が出ているのにフルリモートに反対する記事とは・・

産業医が警告! 「フルリモート」や「1日4件のWeb会議」が危険なワケ
新型コロナウイルスをきっかけに浸透したリモートワークは、効率的な働き方だが、一歩間違えると大きな“副作用”を生む可能性があるという。「やりすぎ注意」なポイントとは? 産業医の志村哲祥氏が解説する。

そもそも出社やフルリモート、ハイブリット勤務に関わらず、働くと言うこと自体が高ストレス状態だと思います。
私は働き方がどうこう以前に「働くこと自体」が高ストレス状態だと思いますが、普通に出勤して働くことに比べて、著者的にはフルリモートや、Web会議が頻繁に行われることが高ストレス状態になるらしいです。

フルリモートが悪いという前提がおかしい

著者曰く、フルリモートだと、場合によっては1週間1度もお日さまを見ないということすら生じてしまい、食事の時間も不定期になると、完全に「それってあなたの感想ですよね。」感覚で書かれています。

そのあと、ストレスや睡眠について書かれていますが、前提条件がただの感想なので、フルリモートが駄目であるという結論ありきで書いているという気がします。

そもそもフルリモートであったとしても、勤務時間として日が一切でていない、例えば19時~翌朝4時までを勤務時間とするといった働き方はできません。
当たり前ですが、自分の会社がフルリモートだったとしても、取引先の企業もフルリモートであるわけではありませんし、取引先が居れば当然9時~17時の時間が基本的な労働時間になります。

そうなれば、当然フルリモートの会社の勤務時間も9時~17時がベースになります。
何が言いたいかというと、取引先が居る限り日が出ている時間帯に働かざるを得ないということです。
家でカーテンも開けずに仕事をするわけで無ければ、普通に日が当たらないということは無いでしょう。

また、Web会議が増えると食事の時間がまちまちになってしまうと語っていますが、これも想像の域を出ません。
なぜなら、フルリモートであったとしても昼食の時間は基本的に12時~13時で設定されていて、昼食の時間帯に打ち合わせの予定は入れないというのが、社畜の暗黙のルールになっているからです。

そんなの関係ない。と思っても取引先が居れば、当然取引先のルールに従う必要があります。
取引先に対して、「お昼なんて食べてないで、打ち合わせしましょう。」とは言えない訳です。
お昼に打ち合わせの予定を入れないということは、フルリモートであったとしても12時~13時の時間帯はお昼を食べることができます。

社内であっても12時~13時は通常ランチタイムなのでわざわざ仕事を入れたりしません。
もし、仕事を入れるようなら他の人にも嫌がられるでしょう。
あなたがお腹空いてなくても、他の人はランチを食べたいんですからそれは当然です。

リモートだろうと対面だろうと何回もやれば対して変わらない

1日に4回以上のWeb会議がストレスなのはまぁ分からなくもありません。
リモートで会議をしていると、会議中に無言の時間ができると気を使いますし、逆に議論が白熱していると、口を挟むタイミングを伺うのが対面での会議より難しいです。

そんな会議が1日に4回以上つづけば、まぁ疲れるでしょう。
疲れるでしょうが・・1日に4回も普通の対面の会議をしても同じように疲れます。
会議をする場所まで移動する時間や手間、そんなに好きでも無い人間と同じ空間に居るストレスを考えれば、対面だろうとリモートだろうと1日に何回もすれば、高ストレスでしょう。

睡眠時間については、リモートの方が出勤準備と通勤が無い分いっぱい寝れるので、むしろ出勤するよりリモートの方が良いということになります。

医師でもあり社畜でもある

医学的な話はまぁそのとおりなんでしょうけど、前提が変だなぁと思いました。
調査結果を元にしたそうですが、調査の前提とサンプルの取り方に恣意的なものが無いのかも気になります。
誰が書いたのかと思いましたが、著者は産業医なんですね。

「在宅勤務が体に悪い記事書いてくんね?」と企業から依頼でもされたんでしょうか。
フルリモートより出勤することが優れていることなぞ、出退勤時に歩くのでちょっと運動になることくらいでしょう。

出退勤時にかかる時間、出勤まで準備する時間、暇なら昼寝や家事、ゲーム、動画視聴もできますし、何よりそんなに好きでも無い人間と同じ空間で長時間一緒に居ることに比べれば、リモートで働く方が、出勤して働くより遥かに低ストレスでしょう。

こういった記事を見ると、産業医の診断には疑問符が残ります。
長時間労働が続いたり、ストレスチェックで高ストレスだと診断された場合等、産業医と面談することがありますが、彼らは基本的に「問題ない」という前提で話をしてきます。

彼らは会社から給料を貰っているので、雇い主の会社にできるだけ不利益を与えないように考えているからだと思います。
恐らく、本当に死にそうな場合以外は、基本的に問題ないという診断をするのでしょう。

もし、あなたがストレスで体調がオカシイと思ったら、産業医だけでは無く、普通の精神科医や心療内科医の受診も行うべきです。
ちゃんとした産業医もいるかもしれませんが、産業医は基本YESマンの社畜型医者ですので、会社に有利な判断をされる可能性が高いです。
そのため、セカンドオピニオンは必須でしょう。

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