色々言っているが、社畜のメリットは薄味

ゲス顔をする セミリタイア
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10億稼いだら仕事辞めりゃ良いのに。

「資産10億円築いた会社員がFIREしない3つの理由」という記事を見ました。
タイトルだけ見るとFIREする気の無い人が書いた煽り記事かな~という印象です。

資産10億円築いた会社員がFIREしない3つの理由
サラリーマンと不動産投資家の二足のわらじを履き続けるほうがFIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期リタイア)よりも賢明な選択だ、と私は考えています。理由は3つあります。…

経済的自立であるFI(Financial Independence)をしているにも関わらず、会社員を続けるという人も居ることは居ます。
株で2億円儲けたけど、まだ社畜しているといったパターンですね。

経済的自立を達成しているなら、リタイアすれば良いのにと思いますが、仕事が大好きだったり、生活スタイルを変えたくなかったりと、何らかの理由で「経済的に自立しつつも社畜を続ける」FIのみ達成した人が一定数居るようです。

とは言え、10億円は行き過ぎだと思います。
私なら100%辞めますね。

FIは達成しても、社畜は続ける「なんちゃって社畜」

以前記事にしたように私も一応、FI自体は成立していると思います。

仮面社畜は3分以上戦い続けられる。
FIREを達成してもすぐには仕事を辞め辛いということか。 FIRE成功者1005人にアンケートを取った結果、実はFIRE達成しているにも関わらずに社畜を続けている人が7割も居るというニュースを見ました。 社畜1000人にアンケートを取ったの...

私の場合は、経済的自立を達成したと言っても、まだまだギリギリの水準です。
LEAN FIREならできるかな?といった水準です。

今すぐセミリタイアした場合、相場の急落等の不確定要素があって資産が減少した場合に、また働く羽目になるかもしれません。
まかり間違ってもフルタイム社畜に舞い戻ることが無いように準備しているため、FIはしているけど、REはしていないと言う中途半端な状況で社畜を続けています。
会社に対してアレコレ言っていますが、実は既に会社には興味が無いのかもしれません。
なんちゃって社畜ですね。

私の周りでは、あまり見たことがありませんが、「別にこの人働いてなくてももう生活出来るんじゃないの?」と思う人は居ます。
私の同僚に独身で、それなりに収入が高く、確定申告シーズンに確定申告について話をする人が居ます。
普段は会話しないのに、この時期だけ確定申告ネタを振ってくるので、相手も「こいつも自分と同類だな」と思って話を振ってきている感があります。

彼も恐らく、別に働かなくても生活できると思いますが、まだ社畜を辞める気は無いようです。

以前、FIRE達成後でも労働から収入を得ているかという質問に対して、全体の71.3%が会社員であると回答があったように、FIを達成しているけどまだ社畜を続けているという人は意外と多いのかもしれません。

まだ社畜なのにFIREしているというのも変ですけどね。
リタイアしてねーじゃん。

全部ビジネス関係やんけと思う社畜を続ける理由

10億円稼いだけど、まだ社畜な人曰く、以下の理由でまだ社畜を続けているそうです。

  1. 社畜は規則正しい生活をしている。
  2. 社畜は会社のリソースで学習できる。
  3. 社畜は会社の看板で信用を得られる。

1番目は人によるとしか言えません。
私は平日と休日で生活リズムが異なるので、規則正しい生活をしているかと言われると疑問です。
平日用のリズムと休日用のリズムで規則正しいとも言えるかもしれませんが、リタイア後でも同じ時間に寝れば、大体同じ時間に起きると思うので、規則正しい生活は可能でしょう。
ただ・・リタイア後は、同じ時間に就寝するようにしないとアッと言う間に体内時計が崩壊しそうです。

人脈云々の話は、リタイアする人間からするとそこまで重要ではない気がします。
著者は、他に自分でビジネスをしているようなので、重要性を感じているようです。

2番目も自分でビジネスをしているので重要性を感じているようですが、仕事を辞めて何もしないにしようと思っている人には不要な話でしょう。
暇に飽きて、何か自分でビジネスを始める場合は、社畜時代の経験が活きてくるのかもしれませんが、「仕事という単語も言葉も聞きたくない。」と思っている段階では必要なさそうな話です。

3番目もビジネス関連ですね。
既に不動産投資で10億円稼いだなら、何度か売買を経験して金融機関からある程度信頼を得ているはずです。その状態でまだ社畜の看板要りますかね?

確かに、不動産投資の最初の段階では金融機関にお金を借りる際に、ある程度の社会的信用が必要になります。
その社会的信用の部分は「〇〇株式会社の社畜である。」という事実だけで代替することができます。
私も最近、セミリタイア後も住む不動産を購入したので実感しましたが、自分の会社の看板で融資がすぐに通ったという感覚があります。

私個人の信用では、金融機関からお金を借りるのはなかなか難しいでしょう。
借金歴はありませんが、40代のただの個人にあっさり大金を貸してくれるかというと中々厳しいのではないかと思います。
既に10億も稼ぎ出せるだけの不動産投資家なら、金融機関もお金を貸してくれそうです。
そこまで行けば、○○株式会社の人ではなく、不動産投資家の人と見られているはずです。

結局1~3は全部、自分のビジネスに関係していますね。
というわけで、記事の人は自分のビジネスで必要だからまだ社畜をしているようです。

ビジネスをしていなかったら社畜を続ける理由があるか。

この人は自分のビジネスでまだ会社が必要だから利用するために社畜を続けているようです。
ですが、通常リタイアをしたい場合、「仕事なんてしたくねぇ」と思ってリタイアするはずなので、この3つの理由は全て、不要な理由ということになります。

3については、リタイア後に必要になってくるケースも出てくるかもしれませんが、クレジットカードの審査くらいのものであれば、リタイアする前にクレジットカードを作っておけば良いので、多分に問題にはならないと思います。

不動産の購入は難しそうです。
私の場合と同様に、社畜時代に買っておくという方法で回避できそうですが、今後リフォームする際にローンを組みたいとなったら、苦労しそうです。
リタイア後は、ローン審査はほぼ通らないでしょうから、自分の資産を取り崩すしか無いでしょうね。

というわけで、FI後に社畜を続ける必要は、自分のビジネスに必要な場合や、ローンを組む場合を除いて、無いということになります。

社畜と一括りに言っても、色々なパターンがあるのは面白いです。

会社を良いように利用する人も居れば、クビにならないようにしがみ付く人も居る、私のように波風立たないように、後数年ぶら下がろうという人も居る、会社も中々カオスな組織ですね。

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コメント

  1. あかいろ より:

    社畜の人は土日休みじゃなかったり終電帰りだったりする人もいるわけで
    全然規則正しい生活じゃないと思うんだけどw
    そういったブラック的な話は一切ない理想郷の話ししてるだけだからね

    • nekonabe より:

      あかいろさん、コメントありがとうございます。
      シフト勤務でも無ければ、前日何時まで働いていても、強制的に朝起きることになりますからね~
      そういった意味では起きる時間は規則正しい気がします。
      その代わり休日は死んでるけど

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