成人の定義が変わったけど、今年19歳の人の成人式は一体どうなるんだろう。

成人式 時事ネタ
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2022年4月1日から18歳から成人になり、146年ぶりに成人の定義が変わった。

2022年4月1日から18歳が新成人になることになりました。
成人になったからと言っても、これまで生きてきた延長線上にしか無いので20歳から18歳になったところで、新成人になる本人にとっては大した違いが無いと思います。
20歳になろうが、40歳になろうが、60歳になろうが「こいつは大人としてどうなんだ?」という人はいるので、個人の考え方ひとつな気がします。

私ももうすぐリタイアしようとしているので、人によっては「大人としてどうなんだ。」と考える人も居るでしょうが、それも人によって考え方は違うということでご容赦いただければと思います。
私は働きたくないんです。「大人=労働」なら大人じゃなくても良いです。

成人してから20年経っていてもはや記憶は朧気ですが、20歳になった時は、特に何の感慨も感じなった記憶があります。

今回は成人について気になったことがあったので、確認していこうと思います。

新成人が18歳からできることと、できないこと

最初に成人が18歳になったということで、18歳から成人になってできることと、できないことを確認しようと思います。

政府広報では18歳成人となって、以下のような仕切りになっています。

18歳になったらオッケーなこと。18歳ではダメなこと。(20歳からオッケー)
〇 親の同意なしで契約できる。
  (携帯電話、ローン、クレジットカード、
  賃貸住宅の契約)
〇 10年有効のパスポートが作れる。
  (変更前まで5年有効)
〇 公認会計士、司法書士、医師免許、薬剤師免許
  などの国家資格が取れる。
〇 結婚(男女共に)
〇 性同一性障害の人が性別の取り扱いの変更審判を
  受けられる。
× 飲酒
× 喫煙
× 競馬、競輪、オートレース、競艇の投票券を買う
× 養子を迎える
× 大型、中型自動車運転免許の取得
政府広報「成年年齢の引き下げで変わるもの・変わらないもの」から引用

飲酒、喫煙、博打は別に18歳から成人になろうが、20歳から成人になろうが、どちらにしてもやらなくても良いことです。

何なら一生やらなくても良いことです。
今していないなら、できるだけ近づかない方が良いと思いますが、1度くらい試しみたい人は人生経験として試しても良いかもしれません。
私は飲酒、喫煙、競馬は一通り1度はやってみました。
習慣化しなければ良いと思います。

大型・中型免許は普通自動車免許の取得から2年経過してからといった要件があるので、成人云々はあまり関係ない気がします。

変更点で見る限り大きく変わったのは、クレジットカードやローンが組めるようになるのが、大きな変更点ですね。
私も学生時代はお金が無かったので、学生からすると惹かれるものがありそうです。

お金が無いからと言え、下手にクレジットカードを作ってカード決済やカードローンを使用してしまうのは下策だと思います。
支払い能力を超えた買い物や、カードローンの借金の泥沼にはまることになります。

特にクレジットカードは翌月支払いなので、自分の欲求をコントロールできない人は作らない方が良いでしょう。
学生時代はクレジットカードは作成せずに、支払い後にすぐに銀行口座から引き落とされるデビットカードで支払いを済ませておいた無難だと思います。

なぜなら、クレジットカードで支払い不能ということになると、ブラックリストに載ることになります。
ブラックリストに載ると、警察や銀行等のお堅い職業に就職する時に確認される可能性が高いので、なりたい職につけなくなるかもしれません。
就職以外でもローン契約を組むときは100%確認されるので、クレジットカードの支払いができなかったせいでローンが組めないといった事態になる可能性があります。

学生時代にお金が無くても死ぬことは無いので、無理にクレジットカードは作らなくても良いでしょう。
私がクレジットカードを初めて作ったのは就職して2年くらい経ってからだったので、別に無くてもそこまで困らないと思います。口座引き落としでも問題ないです。

19歳の人成人式どうなるんだ問題

4月1日から成人が18歳からになりましたが、18歳でも20歳でもない19歳の人はどうなるんでしょう。
成人の定義は18歳からになったので、18歳の人と同様に19歳の人も成人として扱われることになります。

成人として扱われる年齢はそれでも良いんですが、成人式はどうするんでしょう。
ちょっと気になったので、確認してみました。

成人式の時期や在り方に関しては、法律による決まりはありません。各自治体の判断で成人式は実施されており、多くの自治体では、1月の「成人の日」前後に開催し、その年度に20歳になる方を対象にしています。

成年年齢が18歳に引き下げられた後、対象は18歳の方に変わるのか、変わった場合は高校3年生の1月という受験シーズンに実施していくのか、施行後初となる2022年度(2023年1月)の成人式は、18歳、19歳、20歳の3世代同時に実施するのかといった課題があると指摘されています。

政府広報 コラム1「成人式はどうなる?」から引用

18歳~20歳の人で成人式をやる方針もあるようです。
それならば19歳の人も含まれるので、今19歳の人も安心です。

成人式は1月にやるものだと思っていましたが、日程は自治体によって異なるようで、8月や4月に成人式を行う自治体もあるようです。

文部科学省「成年の引下げに伴う成人式の時期や在り方等について」から引用

法務省の成年年齢引き下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議「成人式の時期や在り方等に関する分科会」の情報を確認する限り、成人式をいつ実施するか、何歳を対象にするかの結論は自治体ごとに任されているようです。

自治体の回答は、20歳になる年度に成人式を行う方針の自治体が多いようです。

法務省「令和4年1月 成年年齢引下げ後の成人式の実施に関するフォローアップ調査」から引用

9割がたの自治体は20歳になる年の人が成人式の対象年齢になるようです。
主に18歳の時に成人式を行うと、大学受験のシーズンに重なるので参加者が減ることを理由にしています。
確かに受験直前に「成人式やります。」と言われても参加しないかもしれません。
「そんな暇があったら勉強するわ」といった所でしょうか。

2自治体だけ19歳になる年に成人式を行うようなので、もしかしたら今19歳の人は「成人式難民」になるかもしれません。
回答があった成人式難民になる可能性がある2自治体は、北海道の別海町と、三重県の伊賀市です。

法務省「令和4年1月 成年年齢引下げ後の成人式の実施に関するフォローアップ調査」から引用、内容抜粋

恐らく18歳を成人式の対象としている2自治体も、対象年齢を拡大して19歳の人と20歳の人が参加できるようにすることになるとは思いますが・・もし成人式ができない人が居ればニュースになるでしょうから、来年の成人の日を楽しみにしておくことにしましょう。

学生時代に成人と言われても、特に感慨はありませんが成人式に出ると、「成人になった」という感覚をちょっとだけ味わうことができます。
実際に成人したという感覚は就職して、初任給を貰った時が一番大きい気がします。
「おぉ私も大人になった。」という感覚は初任給でしょうね。
給料自体は学生時代のバイトでも貰っていましたが、ある程度まとまった額が貰えるので初任給には「大人になった感」があります。

成人式はどちらかと言えば、儀式的な意味合いでしょうね。
私も成人式は同窓会的な意味合いが大きくて、久々に会う人が居るくらいのイベントでしたけど、成人式を大切に考える人も居るでしょう。

というわけで、19歳の人の成人式はどうなるんだという話について確認してみました。

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