2月21週のドル円(USD/JPY)は有事のドル買いで50pips程度上昇
先週は週の途中で満足して投稿しちゃいましたけど、ロシアのウクライナ侵攻で株価は大荒れでした。
包囲はしても武力による侵攻なんて早々無いと高をくくっていましたが、あっさり侵攻しましたね。
とは言え、ドル円相場はそこまで大荒れという訳では無かったです。
ドルも円も有事には買われるので、どちらの通貨が強いかという話になりますが、最近は円自体が弱いので、ドル優勢で先週の取引は終了しました。
結局2月21日の始値114.99円、2月25日の終値115.51円で差額は52pipsです。
先週の2月14日週の取引方針であった1ドル114.5円で買いの戦略がハマり、2回ほど利益を取ることができました。
予想がハマった時は気持ちが良いですが、FXは上がるか下がるかの丁半博打ではないので、チャートを確認して予想どおりの動きになれば利益確定を淡々と行い、予想が外れても即時損切を行うことを心掛けないといけません。
脳をギャンブルに焼かれても碌なことにならないので、トレード時は常に冷静でいないといけませんね。
負けた時ほど冷静でないといけません。
特に「負けを取り返す」という謎の発想を持ってはいけません。
負けている時は予想と相場の動きが噛み合っていないので、そのまま取引を続けてもどんどん負けます。
負けた場合は、「取引しない」のが正解です。
さっさとパソコンの前から離れて別のことをするのをお勧めします。
2月21日週の株価の動きについて
日経平均株価の動きについて
2月21日の日経平均株価は酷いものでした。
2月21日始値26,771円から2月25日終値26,476円の295円マイナスという結果に終わりました。
終わってみればマイナス1%程度の下落で済みました。
ウクライナ侵攻があっても無くても27,000円を割り込むかなと考えていましたが、ウクライナ侵攻が実際怒ってしまったので、2月24日に一時25,775円まで暴落しました。
下落幅はそれ程大きくなかったですが、これで2021年から1年以上キープし続けていたレンジである27,000円から30,800円を下抜けてしまいました。
週足でも確定的に割り込んでしまったので、今後は27,000円が上値抵抗線として機能する可能性があります。
余程のポジティブニュースか、世界経済が絶好調で日本もついでに買われるといった事態にならない限りは23,000円から27,000円のレンジ内の動きに移行してしまうかもしれません。
MACDは弱く、ストキャスティクスは上向きになってきましたので、週明けは上がるかもしれませんが、その後が続かないでしょうね。
日経平均株価は長期的に右肩上がりの上昇をしていないので、積立向きでは無いですし今後も様子を見る程度になると思います。
NYダウ平均株価の動きについて
アメリカ市場は2月21日はプレジデント・デーで祝日だったため、2月22日から25日までの取引になりました。
ロシアのウクライナ侵攻があったため日経平均株価と似たような動きですが、日経平均株価とは明確に異なる点があります。
それは、レンジ下限の34,000ドルを上回った状態で25日の取引を終えていることです。
レンジ下限27,000円を上回れずに終わった日経平均株価とはここが異なります。
これでアメリカ市場はまだ34,000ドルから36,000ドルのレンジ内に留まれたことになります。
ウクライナ情勢が安定するまで弱い動きになるかもしれませんが、アメリカ市場には上昇余地があるので、押し目買いの戦略を続行することになりそうです。
MACD,ストキャスティクスは上向きなので、ネガティブニュースが無ければ来週も上昇しそうです。
ドル円(USD/JPY)の2022年2月28日週の取引方針について
2月21日週はロシアのウクライナ侵攻というビッグニュースがありましたが、日本からもアメリカからも遠いところで起きた武力衝突だったので、チャート上ではあくまでレンジ内の動きに終始しました。
週足で見るとレンジ上限の1ドル115.5円で止まったのが悩ましいです。
これまでと同様の動きになれば、ここからは下げるはずです。
MACDは上向きでもうすぐゴールデンクロスしそうです。
ストキャスティクスは平行に近くなっています。Slowは上向きです。
RSIも平行に近い動きなので、週初は多少上げそうですがその後は相場次第で動きが変わりそうです。
日本の相場が開いている時間は弱くて、アメリカ相場が開いている時間は強いといった感じでしょうか。
116円台は売りの方針は変わりませんが、来週は114.7円辺りから買ってみようと思います。
すでに機能しているかは怪しいですが、青の平行チャネルのレンジ上限辺りまで下げると買いが入るかなと予想します。
国際情勢については正直予想するだけ無駄です。
このままウクライナ侵攻を続けるかもしれませんし、優勢な状態で侵攻を止めるかもしれません。
北方領土でも同じことが無いとも言えませんし、ロシアが上手くいった場合は、中国も台湾進攻しようとするという可能性もあります。
未来は誰にも分からないのでそういった不確定な要素で予想するのではなく、今後もあくまでチャートを中心に考えていこうと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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