IPOの当選がハズレに見えてきた。
12月10日にネットプロテクションズホールディングスのIPOに当選したという記事を書きました。
当選しましたが、記事を書いた時点の方針としては上場初日に売る予定でした。
今回は、上場初日の様子を書いていきたいと思います。
ネットプロテクションズホールディングス (7383)の上場初日の動きについて
12月15日がネットプロテクションズホールディングスの上場初日です。
社畜の悲しい定めとして出勤しなければならなかったのですが、通勤中にスマホで寄付き前の気配値を見ていました。
見ていましたが、寄付き前の板情報は発行価格の1450円に全然届かず、1300円台をずっとウロウロしてたまに一瞬1100円台に落ちてまた1300円台に戻るみたいな動きをしていました。
板情報を見た感想は一言「アカンわ、これ。」です。
公募価格すら上回らないかも、というより寄付きで売らないとどこまで下がるか分からない。と思い寄付き成行売りの注文を入れてそのまま仕事を始めました。
始値は1378円で寄付きました。
という訳で、IPO当たって上場初日に即売却して損しました。
大体7200円の損失です。
微損なので、あまり精神的なショックは無いですがわざわざIPOの抽選に応募して当選したのに損失が出たので、損失した金額より精神的なショックが大きかったです。
気分はまさに「外れクジを高値で買った感覚」です。
12月6日に決定した引受価格が1378.95円でしたので、引受価格で寄付いたということになります。
とは言え、上場初日に一度も発行価格の1450円を超えることが無かったので「もう！これ仮条件の価格設定おかしいんじゃないの！」とちょっとイライラしました。
何しろIPOに当選するためには、まず仮条件の価格設定で購入を予約する金額を決めないといけません。
IPO抽選は通常倍率数十倍から数百倍になることが一般的なので、仮条件では一番高い価格か、もしくは成行(もしくはストライクプライス）で価格を選択することになります。
仮条件で最も高い金額が発行価格にならなかった場合はまず公募価格割れすることになると思いますので、仮条件の価格設定は重要です。
適当に仮条件の価格を決めているわけでは無いことは知っていますが、わざわざ狭き門であるIPO抽選の当選を勝ち取った後、この出来だったので私のイライラもある程度の正当性があると思います。
特に昼休み中に再度価格を確認した際は、1158円まで下がっていたので、「寄付きで売っておいて良かった。」と安心しましたが、IPO当選で購入しておいてこの感想おかしくない？とかなり腑に落ちなかったです。
昼休みに確認してから、記事を書くためにチャート表示するまでは一度も見ていませんでしたが、終値は寄付きよりは価格が12円上昇していますね。
始値1378円、前場1158円、後場1390円で午前の動きを底にしたV字型の動きをしました。
午前中は下げ傾向で、午後から持ち直しの動きをした日経平均株価と似た値動きになったので、日経平均が絶好調なら、ネットプロテクションズホールディングスの株価も堅調だったかもしれませんが、その点でも運が無かったですね。
私が見ていた寄付き前と昼休み中の価格は、ちょうど不甲斐ない動きをしている時間帯のみ板情報を見ていたことになるので、すっかりこの株に苦手意識ができてしまいました。
今後は7383が相当業績が好調でない限り触ることも無いと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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