今年も年末ジャンボが発売された。
今年も11月24日から年末ジャンボ宝くじが発売されました。
例によって、今年も銀座のチャンスセンターには行列ができているようです。
「並んで買っても、当たらないものは当たらない」と思いますが、不思議な物で並んでいる人は苦労して買うと、高額当選するかもと考えているようです。
実際は販売枚数が多い分、当選者が出る確率が上がるだけだと思いますが、買っている人が並んでいる間楽しくて、抽選までのワクワクしている期間をエンタメとして楽しんでいるなら買うのもアリかなと思います。
ですが、100枚も200枚も買うのはどうかなと思いますが・・・
昨年ネタで購入した宝くじの結果
私は普段年末ジャンボ宝くじに限らず宝くじを買いませんが、昨年はインターネットで宝くじが買えるようになったので、ブログのネタとして10枚購入しました。
その結果、2020年の年末ジャンボの当選結果は、6等1本(3,000円)と7等1本(300円)の合計3,300円でした。
10枚バラを購入したので、奇跡的に300円プラスという意外な結果に終わりました。
ちなみに年末ジャンボの期待値は1枚150円程です。
6等の当選確率は宝くじの発行枚数が22ユニット(1ユニット2000万枚で440,000,000枚発行)ですので当選本数4,400,000本から計算すると1%です。
期待値の金額は高額当選の金額に引っ張られていることもあるので、10枚購入では結構珍しい事象だと思います。
今年は年末ジャンボどうする?
今年は特にネタとして書くことも無いので、年末ジャンボの購入はしない予定です。
昨年の記事で、 セミリタイアを目指す人間が宝くじを買うべきではない理由を書いていますが、宝くじを買うお金があるのであれば、そのお金を投資に振り向けた方が遥かに利益が見込めると思います。
3,000円を年利4%複利で投資に回すと18年後に6,077円になり、元本が2倍になります。
これだけだと、18年も投資して3,077円しかプラスにならないの?と思ってしまいますが、実際は異なります。
宝くじを買う人は継続的、定期的に宝くじを購入すると思いますので、毎年年末になると、年末ジャンボ宝くじを10枚(3,000円)購入するものと考えて、毎年3,000円積立も買い増しする場合を考えてみます。
そうすると、18年で元本54,000円が80,016円になります。
経過年月 | 金額 | 元本金額 |
0年目 | 3,000円 | 3,000円 |
1年目 | 3,120円 | 3,000円 |
2年目 | 6,365円 | 6,000円 |
3年目 | 9,740円 | 9,000円 |
4年目 | 13,250円 | 12,000円 |
5年目 | 16,900円 | 15,000円 |
6年目 | 20,696円 | 18,000円 |
7年目 | 24,644円 | 21,000円 |
8年目 | 28,750円 | 24,000円 |
9年目 | 33,020円 | 27,000円 |
10年目 | 37,461円 | 30,000円 |
11年目 | 42,079円 | 33,000円 |
12年目 | 46,882円 | 36,000円 |
13年目 | 51,877円 | 39,000円 |
14年目 | 57,072円 | 42,000円 |
15年目 | 62,475円 | 45,000円 |
16年目 | 68,094円 | 48,000円 |
17年目 | 73,938円 | 51,000円 |
18年目 | 80,016円 | 54,000円 |
宝くじを買っていた場合は、期待値通りで27,000円程です。
ですが恐らく末等の300円のみの当選が続くと思いますので、元本の10分の1である5,400円になる人が多いと思います。
期待値どおりで、53,016円の損、大多数は74,616円の損になります。
しかも投資の場合は、宝くじのように抽選して外れたら終わりという訳ではありません。
そのまま持っていれば更に複利効果で増えていくことが期待できます。
宝くじは偶々1等が当たる可能性もありますが、1等で0.000005%の確率です。
万に1つもありません。
人が一生の間に局地的な隕石、小惑星、彗星の衝突で死亡する確率は「160万分の1」らしいのでそれより低い確率です。
隕石に当たるより低い確率ですので、そんな奇跡を目指すなら普通に積立を続けてセミリタイアを目指した方が賢いのではないかと思います。
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