読んでいてゲッソリする話
勝間和代氏が書いた記事を見ましたが、久々に読んでいてゲッソリしました。
勝間和代氏は内閣府男女共同参画会議議員なので、政府寄りの人間だと思っています。
記事の内容も、まぁ年金をあてにして生活するなと言うのがメインのメッセージな気がします。
リタイアして、年金と貯金で生活するのは縮小均衡になるので、上昇余地が無いらしいです。
これはアーリーリタイアした場合も同じで、金遣いがケチ臭くなったとか色々言っています。
馬車馬のように死ぬまで働き続け、金をどんどん使いましょうみたいな政府寄りのメッセージをビシビシ感じました。
人はリタイア前に身の程を知る。
書いてある内容が完全に間違っているわけでは無いと思いますが、普通の人の感覚から遠いなと思いました。
私もセミリタイアなんて目指している人間なので、通常の感覚に近いとも思っていませんが、私より更に遠い所にいる感じです。
通常、リタイア後は当然貯金と年金が柱として、セミリタイアを目指すような方はこれに配当所得と投資の売買益をプラスして生活することになります。
そうなると、生活費は基本的にその範囲内で行うことになるのは当然です。
それでは足りないという人は好きなだけ働けば良いと思いますが、足りているならば無理して稼ぎに行く必要性はありません。
社会性と言った問題も、別に働いていないと作れないものではありません。
ボランティアでも趣味の集まりでも、町内会でも何でも良いからです。
なのでリタイアしてからは、出来るだけ稼ぐようにするなんてことを考えるより、より自分にとって心地よい生活になるように考えるべきです。
リタイア後に嫌な気分になったり、やたらと心をかき乱されるような不安を感じたりすることが無いようにした方が幸せな生活だと思いますが・・
まさに「植物のような心」
お金を稼ぐというのは大なり小なり競争が発生したり、来月の売上が立たないかもしれないとか不要なストレスを感じる行為だと思います。
別に稼ぐのを否定しませんが、幸せは無理のない生活の延長線上にあると思うので、死ぬまで働くなんていう話はストレスの中で死ぬとほぼ同義だと思います。
それより、リタイア前に自分の身の丈にあった生活スタイルを確立して、リタイア後も淡々とその生活を続けて、生活の中で密かな楽しみを見つけていく方が幸せを感じやすいと思います。
そんなにお金を追い求めて生活しなくても良いのでは?
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