動き始める固定回線値下げの動き

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動き始める固定回線の値下げの動き

以前、固定回線が利用料が安くなるかもというテーマで記事を書きました。
私は格安SIMを使用していて月額1000円未満の料金で携帯電話を使用しています。
それに比べて固定回線は月額5000円以上の使用料となるため、携帯電話に比べて割高感がありました。

私の使用の仕方だと、携帯電話のようにケチケチ今何GB使っていると確認しつつ使うには固定回線はヘビーユーズし過ぎているので、携帯電話の2回線契約(データのみ契約)や、モバイルWIFIのような利用し放題のサービスでは私のデータ使用の需要を満たせないです。
そのため、渋々ではありますが毎月5000円程度支払っています。

件の固定回線の利用料について、はじめの一歩になりそうな記事が出ていました。
朝日新聞の記事に固定回線の解約時の違約金の上限は1カ月分のサービス利用料が相当として、年度内の関連規則の改正を目指しているようです。

ネット解約の違約金「上限は1カ月分」 総務省方針:朝日新聞デジタル
インターネットなどの通信サービスを解約する際の違約金について、総務省は12日、上限額を「1カ月分のサービス利用料相当額」に制限する方針を示した。解約を防ぐため高額な違約金を求める事業者もいて、契約の…

携帯電話の時は、諸外国に比べて利用料が高いという理由に加えて、公共の電波を使って儲けるには利益を取り過ぎじゃないかという話からスタートしていたと思います。
以前記事にも書いたとおり、固定回線は諸外国と比べて特別高いというわけでもありませんし、公共の電波を使用しているわけでもないので、携帯電話の時のような理由では料金を下げるのは難しいのでしょう。

今回下がる方向で改正されようとしているのは、解約時の違約金です。
携帯電話でも契約期間の2年縛りや違約金の設定があり、利用者が他社への契約変更をしやすいように違約金を安くするか、違約金の設定を撤廃するよう指導があったと思いますが、同じ話が固定回線でも行われていくようです。

携帯電話料金に続いて固定回線の利用料も下がるかも。
固定回線も2年縛り 光回線などのインターネットの固定通信について、総務省が2年契約を条件として料金を割り引く“2年縛り”の廃止に向けた議論を本格化させるそうです。 携帯電話も数年前まで契約期間の縛りが存在し、契約月に解約しないと自動更新され...

固定回線でも以前の携帯電話と同様に契約期間中の解約時に違約金が取られる設定になっている会社が多いです。
10000円程度の料金設定が多いですが、契約月以外に解約すると違約金の支払いが発生する携帯電話と同じパターンなので、解約時は自分が何月に契約したか確認して解約に動かないといけません。

今回の改正では1月分の料金ということなので、5000円程度に下がることになると思います。
この流れで、月額利用料金も下げてくれると非常に助かります。

ですが、固定回線の場合は携帯電話と異なる点があります。
固定回線の場合は、携帯電話と違ってサービス利用時に高額な工事費が設定されていることが多いです。

携帯電話のように無線ではなく、物理的なケーブルが必要な有線のサービスなので工事が発生するのは当然と言えば当然ですが、住居内への光ケーブルの引き込みのための工事が必要になります。
集合住宅で既に引き込み工事が終了している場合以外は、基本的に工事が必要になります。

同じフレッツ光でプロバイダーだけ変更するといった場合は、工事が不要になるかもしれませんが別会社で契約し直す場合は再度引き込み工事が必要です。

回線業者名戸建て
(単位:円)
集合住宅
(単位:円)
フレッツ光19,80016,500
ドコモ光19,80016,500
OCN光19,80016,500
ビッグローブ光19,80016,500
ソフトバンク光26,40026,400
au光41,25033,000
NURO光44,00044,000
光回線の回線工事費用(立会が必要な工事がある場合)

メジャーな固定回線会社の工事費を確認してみましたが、16,500円から44,000円となかなか高額です。
引き込み工事のために、住居まで作業員が訪問してくるのでこの料金もしょうがないかなとも思いますが、高いです。
あと工事費に幅があり過ぎます。
どの会社も同じような作業をするはずですが、フレッツ光とNURO光で27,500円も差があります。約2.7倍です。
さらに工事費に加えて、契約費用で3,300円取る会社が多いです。
これでは、固定回線の会社変更はなかなか難しいでしょう。

工事費用は一括払いではなく、36回払い等の分割払いで月額料金にプラスして支払うケースが多いので、携帯電話の電話機本体の分割払いと同じような仕組みを取っています。

携帯電話の本体0円の末路のように、今後料金が安くなっていく過程で固定回線の初期工事費無料といったキャンペーンはなくなっていくかもしれません。

ですが、月額利用料が安くなった方が長期的に見るとお得なので、今後も固定回線についてのニュースは継続的に確認していこうと思います。

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