東京都の人口推計
東京都が25日に2月の人口推計を発表しました。
人口は13,952,915人で、前月比7,321人減のようです。
緊急事態宣言下なので、移動は少ないのかなと思いましたが意外と他県等に転居している方が多いようです。
減少が一番多いのが大田区でマイナス926人、次が世田谷区でマイナス528人でした。
何故か密ではない島部の人口も43人減少していますが、自然減でしょうか。
都心に住むと、家賃だけでも馬鹿にならない程の高さなので、テレワーク等で通勤の必要が無ければ、もっと家賃の安い所に住みたいと考えるのは自然なことなので、別に違和感はありません。
東京区部も市部の人口も軒並み減少していました。
ですが、何故か都心ど真ん中の区の人口が増えています。
中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、豊島区は増加です。
2月の統計なので、新年度に向けて新社会人や転勤組が上京してきたんでしょうか。
新社会人が上京してきて住むには、この6区はなかなか家賃的に厳しいと思います。
ギリギリ生活できると思って住み始めると、翌年から取られ始める税金で赤字になるかもしれないので新社会人の方はご注意ください。
社会の洗礼と言う名の洗脳
新社会人も2,3カ月もすれば社会の荒波に揉まれてセミリタイアしたくなるんでしょうね。
余程社畜適性が高くないと学生時代からの落差が大きすぎて、ゴールデンウィーク辺りにはもうさっさと仕事辞めたいとを思う新社会人はいっぱいいると思います。
それを過ぎると段々洗脳されていきますので、惰性で続けることは可能だと思います。
私も社会人になってすぐに、仕事辞めたくなりました。
何だかんだと十数年働いていますが、未だに慣れません。
セミリタイアした方は口を揃えて「サラリーマンには戻りたくない。」と言うので、とっととサラリーマンから脱出したいのですが、セミリタイアした後にサラリーマン出戻りになる方が、精神的にもダメージが大きそうなので、もうしばらく社会人を続けてからセミリタイアしようと思っています。
競売不動産はどうか。
東京都の人口が減っているので、不動産価格が安くなっているかと言えば、そんなこともありません。
以前記事にも書きましたが、平均6000万円台で中々手が出ない価格です。
新築は高すぎるので、コロナ禍でローンが払えなくなった物件が競売に出てないかBIT(不動産競売物件情報サイト)で確認してみましたが、東京23区では2月26日時点で37件競売が出ていました。
そのうち土地が2件、戸建てが11件、マンションが24件です。
ローン支払いに困窮しているというニュースもあったので、もっといっぱい出ているかと思っていましたが、意外と少なかったです。
マンションはワンルームとか1Kとかが多く出ていました。
恐らく都内であればそこそこの物件は任意売却で売れるので、競売まで流れてこないのでしょう。
ワンルームマンションは最近テレワークで家に居ることが増えたため、仕事をするには狭すぎると人気が無くなっているようですので、客付けできなかった投資用のワンルームが競売まで流れてきているんでしょうか。
都心とは言え、ワンルームなのに中々良い値段しますね。
減少1位の大田区と2位の世田谷区でもワンルームで1000万円位します。
売却基準価格なので、落札価格はもっと高値になると思いますが。
終わりに
東京の人口は減っても、不動産は安くならないようです。
株価と不動産価格は連動しているので、現在の相場では下がり難いというのもあると思います。
また、不動産の価格は株価のようにすぐに下がらないので、需要が下がっても、実際不動産価格が下がるまで時間がかかっているだけかもしれません。
セミリタイア前に購入という手もあるので、今後も継続的に不動産価格は見ていこうと思います。
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