年金の考え方はFIRE民と非FIRE民で大きく異なるはず
FIRE民にとって年金はどういう存在なんでしょう?
一般的な日本人にとって年金は「老後を支える柱」と考える人が多いと思います。
でも、年金が支給される年齢の遥か手前で退職するFIRE民にとって年金は別の意味を持つはずです。
仕組み上は20歳から59歳までは国民年金か厚生年金に加入して、毎月保険料を支払う義務があります。
大学に入っていれば20歳から22歳までは年金を免除して、それ以降は60歳になるまで厚生年金に加入というのが、日本の社畜の王道パターンだと思います。
私も社畜の時は厚生年金だったので、収入に応じて年金を徴収されていました。
収入が増えても、それに追従して天引きされる額も増えていくので、FIREを邪魔する厄介者でしかありません。
年に1度、ねんきん定期便が送られてくるので将来の年金額を確認することもできますが、「こんなに払ってるのに、将来これっぽっちしか貰えないのか。」とガッカリする人も多いんじゃないかと思います。
FIRE民の場合は、通常のケースとは考え方が変わってくると思います。
そもそもFIREして、社畜を定年より前に辞めるので厚生年金の加入期間が短くなりますし、FIREするということは当然、年金受給より前から労働収入無しで、生活費を工面する必要があります。
年金受給までの長い時間、年金無しで暮らしているFIRE民が「年金は老後を支える柱」なんて御大層な感想を持つとは思えません。
せいぜい「老後に貰えるお小遣い」、もしくは「動けなくなった時の保険」くらいの認識なのではないでしょうか?
FIRE後は年金無しの暮らしをするのに年金当てにする訳がない
FIREした人とFIREしてない人で大分温度差がありそうな年金制度ですが、私はどう考えているかもう1度お話しておきます。
私はFIREしたこともありますが、年金は当てにしてません。
そもそもFIREした43歳から年金支給される65歳まで22年もあるので、年金なんかなくても普通に生活できてなきゃオカシイやろがって話です。
22年も年金なしで暮らしていた人間に「年金が必要か?」と聞いても「別に無くても生活できるけど、貰えるもんは貰う」程度の感想になるでしょう。

年金を当てにはしてないので、支払いもできるだけ少なくしたいと考えています。
社畜の時は強制的に給料から徴収されてしまいましたが、FIRE後は国民年金の免除も可能です。
私はFIRE初年度は年金の特例免除申請をして支払いを免除しています。
これが2026年6月までは支払いを免除されています。
2026年も国民年金の支払いゼロを目指して免除申請を出してみるつもりですが・・・

2026年7月~2027年6月分は2025年1月~6月分の給料があったので多分無理だと思ってます。
免除申請が断られても、翌年以降も懲りずに国民年金の免除申請は続けようと思っています。
1円でも支払いは減らしたい。
なるべく現役時代に支払って、年金の受取額を増やしたいという考えはしません。
FIREしといて年金の繰り上げ、繰り下げとか考える意味ある?
そもそも年金制度は仕組みがだいぶ怪しいです。
2004年に100年安心と言っておいて、その後も何度も改悪されています。
高齢者の数と高齢化率が今後20~30年でピークに近づいていきますが、今の制度を維持しようとした場合、更なる改悪は避けられません。
とは言え、ジジイになった後、年金が貰えないとも思っていません。
年金は賦課方式なので、仕組み上払いはするでしょう。
ただ、その金額は期待以上の額には絶対ならないでしょうね。
どんだけGPIFで運用が上手くいっても支払いは渋いでしょう。

支払額に関しては現役世代の所得の50%という縛りが一応存在するので、数遊びをしてもいよいよ基準を守れないとなれば、開始年齢を後ろ倒ししてくるでしょう。
定年を延長して、支給開始年齢を70歳、75歳と、どんどん後ろ倒しにしていくでしょう。
ここまでやっても「年金制度は破綻していない」といけしゃあしゃあと言うでしょうね。
だから年金の繰り上げとか、繰り下げとか考えるだけ無駄だと思うんだけどね。
現時点で60歳前後で考えるなら分かるんだけど、FIREなんてしてると年金支給まで10年以上、私なんて20年以上あるわけで・・・
その間に改悪される可能性の方が高いです。
今の65歳で支給の基準で考えたところで、将来的には多分違うわけで。
繰り下げ受給を決めたところで、改悪されて受給開始年齢が後ろ倒しになるかもしれないですし、それでも繰り下げるの?という疑問はあります。
逆に繰り上げも、住民税非課税のギリギリまでの額は欲しいって人は支給開始年齢が後ろ倒しになっても、額が下がった分繰り下げるかもしれません。
繰り上げて支給額が減るとか、繰り下げて支給額が増えるとか、支給直前まで考える意味がない気がします。
私は70歳受給を想定してFIRE計画を立てていますが、繰り下げ云々というよりは単純に今より支給開始年齢が後ろ倒しになるだろうと想定しています。
額については減る、支給開始は遅くなる。
年金で考えておくのはこの程度で、増えるとか減るなんてことを考えるのはストレスの元だと思います。
FIREしてて生活には何の影響もないんだから、年金はあったらラッキーくらいの感覚でFIRE生活を送った方が健全だと思いますが、払った以上に元取りたいって人が多いのかな?


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