私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
コロナ禍でビットコインの値動きはどうなっているか。
コロナ禍でビットコインの価格がどうなったかが気になったので確認してみました。
今後の値動きの予想と合わせて記載していこうと思います。
また、記事内のチャートはTradingView提供チャートを使用しています。
ビットコインとの比較のため、ダウ平均株価の日足チャートを見てみます。
11月16日現在、コロナの感染拡大によるパニック売りが起きる前の価格水準まで回復してきています。2020年2月24日からのパニック売りにより18000ドル近くまで下がった後、60%程の上昇となり史上最高値の30000ドルの大台を近づいてきています。
ビットコイン/ドルのペアの日足チャートになります。
ビットコインのチャートは土日も市場が動いているため、ダウ平均株価の日足チャートと表示位置が多少異なりますが、同じように2020年2月24日から価格の下落が発生し4800ドル近くまで下げた後、2020年11月16日現在15873ドルまで上昇しています。
ビットコインの値動きの今後は?
テクニカル的にはMACDは有効に機能していると考えています。
赤丸を付けた部分はSLOW(赤)とFAST(青)のラインがクロスした後、上昇するチャートを描いています。
2020年11月16日現在FAST(青)がSLOW(赤)がクロスしようとしているため、クロスした場合は値下がり方向に動いていくものと思われます。
同じように無国籍資産の金の先物と比較した場合、ビットコインのみ大きく価格が上昇しており、金先物は下落傾向にあります。
銀先物についても金先物と同様に大きく値上がりすることは無く、横ばいの値動きを取っています。
金先物に比べて、銀先物の方がビットコインとの相関が高いように見えますが、直近の状況では乖離が発生しておりビットコインが大きく上昇していることに変わりは無いようです。
銅、プラチナの先物についても確認しましたが、同様に直近のビットコインの値動きとの相関は見られませんでした。
先進国や途上国への投資からコモディティへの投資へのシフトが起こっているのであれば、この動きは説明し辛いものとなるため、今後は他のコモデティと同様に下落方向へ動き乖離を埋める動き方をするのではないでしょうか。このまま乖離した状況で上昇し続けるようであれば再度確認したいと思います。
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