また金融所得課税の話してるよ。どんだけ増税したいんだ

うつ伏せでお金を抱えるおだんごの女性 時事ネタ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

1年中頭から離れない毎年やってくるMAX憂うつなイベント

1年で最も憂うつなイベントとは何か?
そう問われた場合、私の不動の1位は確定申告です。
年明けして2週間くらい経過してから、何かジリジリ嫌な気分になってきて令和〇年度 確定申告のサイトを見た時がピークです。

そこから確定申告を始めていくに従って、だんだん気分が楽になっていきます。

憂うつなイベントは3連休中の中日に終わらせる
1年で最高に憂うつなイベント「確定申告」 2月の3連休頃になると、1年で最も憂うつなイベントである確定申告を行わなければなりません。2024年の確定申告の期限は3月15日までですが、3月に入ると社畜は年度末でバタバタしてきます。ただでさえ何...

私の場合は2月の3連休中(天皇誕生日の辺り)か建国記念日辺りで確定申告します。
面倒だし、精神的ダメージも大きいので、休日中1択です。

ポプテピピック 6巻 87ページから引用

以前はプリンタで印刷して、最寄りの税務署に郵送するという2段階の面倒な作業があったのですが、e-TAXで印刷と郵送のために郵便局まで行く必要が無くなったのは良い変化です。

多少手間は軽減されましたが、結局1年で一番お金を払うことになるので、憂うつなことには変わりがありません。
今日はそんな確定申告のお話です。

個人的には賛成な年末調整廃止、その理由3つ

自民党の総裁選に出馬する河野氏が、総裁選の公約の1つに年末調整を廃止して、全ての納税者に確定申告させようという案を出してきたというニュースです。

河野氏「全納税者が確定申告を」 年末調整の廃止案も:東京新聞 TOKYO Web
河野太郎デジタル相は4日までに自身のXで、自民党総裁選の公約に掲げる一つとして、年末調整を廃止し全ての納税者に確定申告をしてもらう案を...

支援を必要としている人を把握することと、企業の年末調整の手間を減らす狙いだそうですが、本当の狙いは所得に関するデータを国が一元的に管理することでしょうね。

ですが、思惑はともかく私は国民全員が確定申告するというのは賛成です。
理由を述べていこうと思います。

確定申告した方が良いと思う理由1

第1の理由としては、社畜の税金に対する意識が変わるだろうという点です。
源泉徴収で税金引かれた後の給料でやりくりしている社畜は、本当に税金に対して何も考えてません。

如何に日本の税金がクソ高いかを十二分に理解するには確定申告するのが一番です。
確定申告して税金払ったことない人が初めて確定申告したら「マジか?高過ぎねぇ」と思うはずです。

これだけクソ高い税金払わされていたら、もう少しまともな政治家選ぼうと考えるはずです。何ならまともな候補者が立候補するかもしれません。

とりあえず民主主義は数揃えないと何もできないので、真面目に選挙行く人を増やしてまとも(そう)な候補者を真面目に選らばないとどうにもなりません。
まとも(そう)な人を選べば今よりマシな国になる可能性はワンチャンあります。

少なくとも年末調整でちょっと手取りが増えたラッキーと考えるアホな社畜は居なくなります。多めに払った分が戻って来てるだけやで。

確定申告した方が良いと思う理由2

理由2つ目は、総裁選でまた性懲りもなく上がってきた金融所得課税の対応が変わるかもしれないからです。

今は10万円投資している人も、10億円投資している人も一律20.315%税金が取られますが、一律同じ割合で税金を支払うという仕組み自体がそもそもおかしいです。

アメリカやイギリスは配当課税も段階的に行われます。
アメリカなんて投資適格の金融商品に投資していれば、課税所得が単身者で44,625ドル以下なら0%です。
0%よ。つまり払わなくて良いってことです。
新NISAだけじゃ物足りません。
貯蓄から投資とほざくならこれくらいやって欲しいところです。

日本が一律で税金取るのは、企業で源泉徴収するから個々人の所得を完全に把握していないからという点も大きいでしょう。
個々人の所得を完全に把握していれば、段階的課税も簡単なはずです。
アメリカやイギリスができて、日本でできないということは無いでしょう。

そもそも国は投資の収益も給与も所得になりそうなお金の流れは把握しているので、今さらデータを管理されても大した違いはありません。
嫌がるのは脱税している人くらいでしょうね。

源泉徴収の廃止と段階的課税はセットです。
毎年配当収入で億以上貰ってますという人にいっぱい課税してください。
最低は0%がいいなぁとは思いますが、以前の10%でも良いですよ。

FIRE後は10%以内で何とか収まるように調整します。

確定申告した方が良いと思う理由3

最後が節税ネタがエンタメ化するからです。
実際アメリカ人の雑談の話題に節税に関する話があります。
良い年こいたおっさん、おばさんが集まった時にする話題の1つがどんな節税しているかという話です。

ここまでくれば、もうエンタメの1つです。
全員確定申告するんだから、どんな人でも興味がある鉄板ネタです。

ネットでも色々な節税方法が出てくるでしょうね。
毎年、いかにして支払う税金を減らすかといった話になれば、憂うつな確定申告も少しは楽しくなるかもしれません。

終わりに

年末調整が廃止されることに賛成な理由を語っていきました。
個人的にはこれに加えて、この憂うつなイベントを全国民に体験して欲しいというのも理由の1つにあります。

河野氏は確定申告は簡単だと言う風に語っていますが、毎年毎年面倒臭いです。
とてもボタン1つでできるといった類のものではありません。

これだけ面倒なものを国民に強制するのであれば、批判はま逃れないでしょうね。
そうなれば、もっと確定申告も楽になるかもしれません。

まぁどれだけ楽になったところで、税金払わなきゃいけないので憂うつなイベントには変わりありませんけどね。

当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
時事ネタ
スポンサーリンク
シェアする
nekonabeをフォローする

コメント

  1.   より:

    金融所得課税だけでなく社会保険料名目でカツアゲする材料として金融資産課税が検討される日本はキャピタルフライトで20年後には最貧国になる可能性があります

    • nekonabe より:

      ななしさん、コメントありがとうございます。
      キャピタルフライトの可能性はありそうですね。
      日本人は日本語というマイナー言語しか喋れない人が多いので、高齢者ほど脱出が難しそうです。
      でも本当の金持ちなら逃げるでしょうね。シンガポールとかに

タイトルとURLをコピーしました