FIREの逆って何だろうとふと考える
私は普段からFIREを目指して生活しています。
自分自身の生活も支出を抑えて、投資を行うというFIREを目的とした生活をしていますし、積極的にFIRE関連のニュースを確認したりもします。
普段からFIREに関しては興味を持って調べているんですが、ある日ふと思いました。
「FIREの逆の生活って何だろう?」ということです。
FIREはFI(経済的自立)とRE(早期退職)が合わさった言葉です。
一般的には生活費の25倍の資産を作り、かつ仕事を退職している状態です。
この逆の生活ということであれば、「資産が無いので自由がなく、ずっと仕事をし続けなければならない状態」が正にFIREの逆の生活と言えそうです。
FI(経済的自立)と逆の意味な訳ですから、配偶者、親族等に経済的に依存していている状態も逆の意味になりそうです。
ですが、専業主婦(主夫)やニートではRE(早期退職)の逆の意味に適合しません。
早期退職の逆は、退職しない(できない)という状態なので、そもそも就職していない専業主婦(主夫)やニートでは退職しないという状態になりません。
こう考えると両方の意味でFIREの逆の生活とは、社畜のことではないかと思いました。
しかも、そこらに多数生息するただの社畜ではなく、「生涯現役をかがげるガチ社畜」です。
今日はそんなガチ社畜の様子を見て思ったことを書いていこうと思います。
ガチ社畜はブラックでなければならぬ。
FIREの反対の生き方が、ガチ社畜なのではないかという結論にはなりましたが、ガチの社畜の中でも所謂「良い会社」ではないことが条件の1つになろうかと思います。
何故なら、良い会社でガチ社畜なんてすれば、昇給して年収はどんどん上がりますし、残業を多くすれば残業代は満額貰えます。
しかもガチ社畜で仕事をしている時間が長いですから、使っている暇がなくてお金はどんどん貯まっていくでしょう。
そうなると、自分でも気付かぬうちに「経済的自立」を達成してしまうかもしれません。
これではいけませんw
働いて貰える給料のみでFIREするようなもので、投資をしたくないけどFIREはしたい人と行動様式が変わりません。
ガチ社畜はブラック企業じゃなければいけません。
やたらと拘束時間が長い割に昇給もしない、当たり前のように残業代も出ないような会社です。
いくら働いても貰える金額は変わらないというのが1つのポイントです。
それどころか、退職するという思考力すら奪われているような会社で働いているのが、FIREの逆の生活をしているガチ社畜でしょう。
FIREなんて頭の片隅にも無いでしょうね。
恐らく睡眠欲とか休息を求める欲求が頭の半分以上を占めているでしょう。
地上から地獄を覗くことで、よりFIREしたくなる。
とりあえずガチ社畜の定義は決まりました。
ブラック企業で薄給で長時間こき使われている人々です。
彼ら(彼女ら)は長時間拘束されている割に生活ギリギリの給料しか貰っていません。
そこまで働くのであれば、どこの会社でも働けそうですが、睡眠時間も削られて思考力が奪われた生活をしているため、そもそも転職するという発想になりません。
というより転職活動する時間が無いし、転職活動する位なら寝たいといったところでしょうか。
そんな生活をしている人がそんなに一杯いるわけねーと思いましたが、意外と一杯いますね。
Youtubeで「社畜」を検索したら山ほど出てきましたw
1か月220時間残業とか、30連勤とか嫌なワードのオンパレードです。
いつ動画編集したのか?
そんな時間があるなら寝とけよとも思いました。
ちょっと見てみましたが、胸が苦しくなりました。
これが、FIREと逆の生活か・・・
まさに地獄、食事くらいしか楽しみが無いような生活をしています。
こんな地獄と逆の生活がFIREであれば、FIREの生活はさぞかし天国なのでしょうね。
地獄を見ることで、よりFIREしたい気持ちになる。
今日はそんな1日でした。
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