売りがハマる美味しい展開の1週間
先週は売り方針で、買いはなしと考えていました。
150円を超える場面があれば、151円まで上がる場面もあるかもと見ていましたが、終わってみれば一度も150円を超えることが無かったので、売り安定の相場でしたね。
月曜の朝に円安急伸が無かったので、売りをかけて11月29日のコンファレンスボード消費者信頼感指数発表前に決済しています。(青丸部分)
翌日朝に再度売りをかけて2匹目のどじょうを狙いましたが、今度は下がらなかったので、29日の実質GDP発表前に損切りしています。(橙丸部分)
最後に金曜の夜の経済指標発表後、147.67円を割り込んだ状況で売りをかけて寝る前に決済して今週の取引は終了です。(紫丸部分)
2勝1敗で130pipsくらい取れましたね。
2023年12月4日週のドル円取引について
11月27日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.49%、週末4.19%でした。
最も高かったのが11月27日10時台の4.51%、最も低かったのが12月2日6時台の4.19%です。
先週は横ばいからやや上昇を想定していましたが、下落という結果になりました。
特に金曜の製造業PMIとISM製造業景気指数の発表後の下落が強かったです。
PMIは49.4の市場予想どおり、0時のISM製造業景気指数は市場予想47.6に対して46.7で市場予想よりは悪かったです。
金曜の場が開いてからNYダウの上昇も力強かったので、株価先行の金利下落かなという感があります。
まだ利下げを決めていないのに相変わらずの相場の早とちりって訳ですね。
MACDは下落傾向、RSI、ストキャスティクスも下落傾向です。
週足のMACDもかなり急角度のマイナス傾向が続いています。
日本国債10年物の利回りは週初0.77%、週末0.70%でした。
MACDは下落傾向、週末にかけて横ばいの動きで推移しています。
RSI、ストキャスティクスは基本下落傾向で、週末にかけて上昇傾向です。
11月27日週のアメリカ10年国債利回り、日本国債10年物の利回りは共に下落という結果になりました。
11月27日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初103.41で、週末103.19でした。
最も高かったのが12月2日1時台の103.72、最も低かったのが11月29日10時台の102.46です。
先週は横ばいからやや弱い想定だったので、予想どおりの推移となりました。
金利と同様、金曜の製造業PMIとISM製造業景気指数の発表後の下落がありました。
MACDは週末にかけて上昇傾向、RSIとストキャスティクスは上昇傾向、週末にかけて下落傾向で引けています。
週足のMACDはデッドクロスから下落傾向が続いています。
VIXは火曜日に14.3まで上昇する場面がありましたが、12で安定推移しています。
株価が36,000ドルを超えてきました。
これまでドルインデックスの下落とNYダウの株価上昇がセットになっていたんですが、この相関関係が崩れ始めました。
ドルインデックスの上昇と株価の上昇がリンクし始めています。
金曜日はドルインデックスの下落と株価の上昇が再度相関して引けています。
完全に相関関係が崩れたわけではないので、来週も同じ想定で考えようと思います。
NYダウのMACDは上昇傾向が続いていまする上、VIXは12で安定しています。
ただ、ドルインデックスのMACDは上昇傾向で引けているので、来週のドルインデックスは横ばいからやや強い動きになると思います。
2023年12月4日週のドル円取引について
12月4日週の金利は上昇、ドルインデックスは横ばいからやや強めの動きになる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、12月5日の0時に耐久財受注、12月6日の0時にJOLTS求人件数、ISM非製造業景気指数、22時15分にADP雇用者数、22時30分に貿易収支、12月8日の22時30分に非農業部門雇用者数と失業率、12月9日の0時にミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。
ドル円のMACDは下落傾向が続いています。
RSI、ストキャスティクスも共に下落傾向で引けています。
週足のMACDも下落傾向が続いています。
週足のMACDがデッドクロスしてから下落傾向が続いています。
日足、週足でもまだ反転の兆しは見えないので、12月4日週も下落傾向になりそうです。
基本売り方針継続です。
最初に目安にできそうなのが、146.27円です。
146.27円を割り込むようなら145円まではスルスル行きそうに見えます。
買いは4時間足で反転する動きになるようならついていきたいところですが、明確な反転を確認できないと、今週も買いは入れないでしょうね。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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