3日は祝日なのでFOMCをリアルタイム視聴する

女性 むしめがね FX
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久しぶりにFOMCを生で視聴

11月3日にFOMCがありました。
11月2日に仕事に行った後、軽く寝てから3時のFOMCに備えました。
11月3日が文化の日で祝日なので、社畜でも無茶が効く良い日取りでした。

久々にFOMCをリアルタイム視聴していましたが、やはりFOMCの発表最中や前後に取引するのは危険だと思いました。

ドル円(USD/JPY)1分足チャート(Trading Viewから作成)

上のチャートはFOMCが始まった11月3日の午前3時付近のドル円の1分足チャートです。
私は普段は1時間足より短い足のチャートは見ないんですが、リアルタイムで見ていた時に気になった動きがありました。

それが、3時35分から3時36分の2分です。
35分に一瞬で145.76円を付けた後、一瞬で146.52円まで上昇しました。
見ていても思いましたが、この動きの最中に売り買いの注文を入れるのは正気の沙汰ではありません。

一瞬で1円近く動いています。
チャート上は1分足でしたが、あれ?145円付けたと思ったら、既に146円台まで上昇していたので、リアルタイムで見ていても、手出しできないと思います。
またこういったボラティリティが大きい時の相場は、スプレッドが大きくなります。

スプレッド(赤枠部分)

蛮勇を誇って注文を入れるということも可能ですが、普段は0.2以下のドル円のスプレッドが11.80まで広がっていたので、もしこういった時に成行注文を入れて約定しても、自分が思ったところで約定はしていないでしょう。
自分にとって不利な値段で約定している可能性が高いです。

ボラティリティが大きいので、誤差の範囲で問題無いと考えるかもしれませんが、どちらに動くかは読めない状況なので、そんなギャンブルをするよりはFOMCが終わってから安定したところで取引するべきだと思います。

市場の期待を裏切る内容でしたけど、予想どおりですよ

FOMCで決定した金利は0.75%上昇で市場予想どおりでした。
これで3.75%~4.00%です。決定は全会一致で決定しました。

「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」、「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」、「委員会の評価は、公衆衛生に関連する情報、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」

声明の発表から、146円台まで下落しました。
金融引き締めの停止も市場の状況によってはあり得るように思える声明内容だったのが原因と思われます。

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(Trading Viewから作成)

ただ、2023年早々には金利の停止が始まると考えていた市場の予測とは異なり、物価の上昇を止めることを強く求める内容で、インフレ率2%まで利上げのペースは続けるようです。

これまで4.6%を目標にしていた金利を、さらに上回る水準になりそうだとも発表しています。
また、引き締めが不十分ならインフレが定着するリスクがあるとも発表しています。
しばらく高金利を維持するような発表に見えるので、そこからは円安傾向で推移しています。

そこまで確認して5時前くらいに寝ましたが、10時過ぎに起きたら何故か円高だったので147.3円で買いを入れました。
また150円近くまで上昇すれば、日本が為替介入するでしょうがしばらく円安が続くでしょうからドル買い継続の方針は変わらないかと考えています。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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