FIREを煽る記事最近見かけませんねぇ
私はブログを書くようになってから、普段何気なく見ていたニュースサイトでも意識的にブログのネタになるかなと思って見るようになりました。
一応、リタイアまでの道程を書くのが目的のブログなので、FIREやお金に関するニュースにはできるだけ多く目を通すようにしています。
そんな訳で、「良しブログでこれを書こう。」と思った時以外は、基本何か書くネタ無いかなと思って、ニュースサイトを見て回るようにしています。
結構な時間記事を読み漁ることが多いんですが、最近めっきり見なくなったと思うネタが1つあります。それが、FIRE関連の記事です。
少し前までFIREに対して興味が無さそうな経営者とか、有名人がFIREについて語るみたいな記事をよく見かけましたが、2022年に入ってから株価が軟調になったからか、誰も書かなくなってしまったようです。
需要と供給のバランスが崩壊
FIREを目指している人は、働かなくても生活できるなんて最高じゃんと、少し節約して、月1万円未満の少額投資しているような、ライトFIRE層から、食費すら削り、生活資金をギリギリまで減らした上で、残ったお金は全額投資に突っ込むようなヘビーFIRE層まで幅広く存在します。
実際はライトFIRE層にすら至らず、FIREしたいなと思っているけど何もしていない人や、既にFIRE済みの人も居るので、FIREをネタにした記事はそれなりに多くの需要があるのでしょう。
多分一番数が多いのが、FIREしたいなと思っているけど何もしていない層でしょう。
働かずに生活できるようにする。
言うのは簡単ですが、実行には苦難が伴います。
FIREしようと考えた際に、1番初めに取り組むのが、自分の生活レベルを落とすことです。
スタート地点からハードモードなので、「始めたいけど、始める前からキツイ」といった状況になりがちです。
社畜を辞めたいと思っていても、実際辞めるための行動に移せる人は少数派でしょう。
嫁ブロックとか、両親が止めたり、最近のエネルギー価格や食料品の値上げ+株価の下落で「こりゃ無理だ。」と諦めてしまった人も多いでしょう。
こう言った理由から、ライト層やライト層未満の人達が、すっかりFIREに対する興味を失ってしまったので、FIRE関連の記事が減ってしまったんでしょう。
読む人が居なければ、誰も書かないという需要と供給の関係なのかなと思います。
FIREヘビー層はいつもどおりの平常運転
ライトFIRE層やそれ未満の人達が興味を失っても、淡々と続けているのがヘビーFIRE層です。
彼ら彼女らは、世の流行廃りでFIREを目指していません。
一度、生活水準を落としてそれに慣れてしまえば、それはもはや日常なので特に苦しいといったこともありません。
いつも通り淡々と節約と投資を続けているでしょう。
食料品や日用品、電気、ガス代が上昇して生活水準を上げていないにも関わらず、支出が増えていることに対しては、不満に感じているでしょうが、毎月の積立は続けているはずです。
ライトFIRE層やにわかFIREたちが居なくなって、ネタが探し辛くなりましたが、それ以外に困ったことはありません。
そもそもFIREしようなんて人は、社会的な地位や賞賛は求めていないので、スポットライトが当たっている必要性すら感じていないでしょう。
FIREを実現するまで、淡々と同じことを続けるだけです。
周囲で大騒ぎしていても、静かでもやることは変わりませんが、FIREブームが続いていた方がネタ的にはありがたかったので、また株価の上昇局面でネタ提供してくれると助かります。
コメント