誰が使うんだという仕組みに見直しが入る。
以前、マイナポイント第2弾の申し込みが6月30日から始まるという記事を書きました。
第2弾は買い物をしなくても貰えるようですが、その代わりマイナンバーカードを健康保険証として利用申し込みすることと、公金受取口座の登録をしないと貰えないようです。
とりあえず、貰えるものは貰っておくつもりなのでどちらも登録はする予定です。
ですが、健康保険証については、登録してもマイナンバーカードは使わない予定でした。
マイナンバーカードを健康保険証として利用すると、初診時に21円、再診時で12円、調剤で9円の負担が増えるためです。
只でさえ普段から病院に行かないのに、偶に病院に行ったら普通の健康保険証より余計に支払わなければならないと言うことが我慢ならないので、登録しても今まで使っている健康保険証を使い続ける予定でした。
どうやってマイナンバーに対応する投資分を回収するのか。
普及を促すために、利用申し込みすると7,500円分のマイナポイントを払うのに、実際使う際に普通の健康保険証より負担が増えるという謎の仕組みだった「マイナ保険証」ですが、このアホな仕組みに見直しが入るようです。
負担を増やすなら、普通逆だろと思っていました。
つまり、従来の健康保険証を使用する場合の方の負担増を大きくして、マイナンバーカードを健康保険証として使用する場合に負担を少なくしないと誰も使わないと思っていました。
そんな中で、マイナンバーカードを使うと支払いが増える仕組みは国民の理解が得にくく、カードの利用拡大に逆行しかねないと判断した。と意見を翻しました。
判断したじゃねーよと思いますが、1度決めた内容を翻すのは結構珍しい事象ですね。
選挙が近いからでしょうか。
普段なら1度決めたら、国民が「馬鹿野郎!止めろ。」と言っても押し通しますが、選挙前は合理的な判断ができるようです。
選挙前は判断力が上がるなら、もう電子投票にして、毎年選挙したらどうでしょう。
選挙が終わってもすぐ次の選挙が始まるなら、常に合理的に判断するようになるかもしれません。
取り敢えず、意見を翻すのは良いですが、引き上げた診療報酬をどうやって回収するつもりなのか。
病院に行かない私としては、関係ない所から取りに来ないか別の心配が出てきてしまいました。
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