退屈は罰ゲームなのか?

感電 ドット絵 雑記
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FIREして5カ月、退屈は苦痛にはならない

FIREする前に退屈は苦痛に変わるのかというテーマで記事を書きました。
FIREしたことのない連中は、口を揃えて「仕事を辞めたら暇過ぎて退屈になる」というセリフを吐きますが、実際FIREして半年近く経過しても、別に退屈と思ったことはありません。

FIRE後に退屈は苦痛へと変わるのか?
休日になるとFIRE後の生活を妄想する。あと1年ほどでFIREとなると、休日になると色々FIRE後の生活を想像することも増えます。FIRE後の生活費やFIRE後の生活そのもの等、色々と考えてはみるのですが、ピンとはきていません。ただお金の問...

この記事を書いた時はまだ社畜だったので、想像での話をしていましたが、FIREした先輩が言っていたように、FIREしても退屈とは感じません。
この辺は先輩の言った通りでFIREエアプ勢の妄言どおりではありませんでした。

ただ、何をもって「退屈」と考えるかという点で話は変わりそうです。
予定が埋まらないことを退屈と言っているのだとしたら、FIREは退屈な暮らしそのものでしょう。

私は今日はコレしないととか、アレしないとみたいな慌ただしい日々は御免ですが、予定が詰まっている方が自分が必要とされている感があって好ましいとか、予定があって動き続けている方が好きという人も居るでしょう。

そういう人からすればFIREは実に「退屈」な生活だと思います。

何もしなくても退屈とは感じないオッサン

FIREすると時間があることは間違いありません。
何をしても良い時間が爆発的に増えます。

この時間を使いきれずに、持て余していることを「退屈」というのであればそれはFIREした人の考え方によります。
何をもって時間を持て余していると考えるのか、お茶を飲みながらボーっとしていたら持て余していると考えるのか、家に居ることを持て余すと考えるのか、人によって判断するポイントは変わりそうです。

そして、FIREするような人間は基本的にものぐさな人間が多いので、何もしていない時間ができたとしても、それを「退屈」とは言わないのではないでしょうか。

実際、私も特に何をする訳でもなくベランダでお茶飲んでボーっとしてますが、この時間を退屈だとは思っていません。
何か寒くなってきたけど、暖かいお茶を寒いところで飲みたいからベランダで飲む。

ただ、それだけです。
やりたいと思ったからやるだけで、その時間が退屈な時間とは感じません。
そして何もしなかったとしても、何もしたくないからしないだけなので、やっぱり退屈とは感じないと思います。

醤油と麦茶くらい別物

この「何もしなくても退屈じゃない」という感覚は不思議な感覚だと思います。
何しろシチュエーションによって感じ方が変わります。
私は何もしなくても退屈とは感じないタイプだと言いましたが、「仕事中」は別です。

辞める直前は特に何もやることは無かったですが、この時間は苦痛でした。
何もしないで終業時間まで居るのは退屈です。
「何もしなくて良いならラッキー」と思うより「何もしないで終業まで時間の経過を待つ」方が苦痛に感じます。

仕事中なら何かやっていた方が時間の進みが早いので、仕事中に暇な時間があると退屈に感じるのでしょう。
早く終われと思っているのに中々時間が進まないから、より退屈に感じやすくなるのかもしれません。

多くの人はこっちの「仕事中にできた暇な時間」をイメージしているから、FIREして自由時間が増えると退屈になると言うのではないかと思います。

正直仕事中の暇な時間と、FIRE後の時間は別物ですよ。

オッサンは思ったとおり少数派

FIREを考えたこともない人は、仕事中の暇な時間をイメージしてFIRE後の暇な時間を考えるから退屈と考えるのかなと思いましたが、どうやら他の人(特に男性)は何もしないこと自体が苦痛に感じている可能性もありそうです。

「何もすることがない退屈」より男性は苦痛を選ぶ傾向があるという記事を見ました。

「何もすることがない退屈」より男性は苦痛を選ぶ傾向がある - ナゾロジー
娯楽の少ない田舎ほどヤンキーが多いと言われたりしますが、人は退屈するくらいなら痛みを伴ってでも刺激を求める性質があるようです。米バージニア大学(UVA)の研究チームが、何もすることがない部屋に被験者を置くという心理実験を行ったところ、多くの...

アメリカのバージニア大学の研究で、「何でもいいから一人で考え事をしたり、空想にふけるよう」に指示し、6分、12分、15分間実行させました。
実験後に楽しかったか、どれくらい集中できたかを9段階で回答させた結果、真ん中より下の結果だったというものです。

さらに、「何もしないで退屈でいる」か「自らに電気ショックの痛みを与える」以外行動の選択肢がない場合も実験していて、この結果67%の男性が1度は自分に電気ショックを与えたそうです。

実験はごく短時間(15分間)でしたが、15分も暇な時間を過ごすくらいなら、痛みを感じていた方がマシという人が多数派のようです。

これは結構驚きです。
たった15分、1人で考え事もできない人間が多いということにも驚きですが、退屈を感じるくらいなら、苦痛を感じた方がマシという人が大量にいるという事実・・・

これはFIREして退屈な時間が増えるくらいなら、仕事という苦痛を受けていた方がマシということなんでしょうか?
そう考えると、どんなに給料が増えて相場が高止まりした所でFIREする人間は一定以上には増えないのかもしれませんね。

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